常時携帯メモ帳 RHODIA No11 用にロットリングのエスプリムーブを使っている。 伸縮するボディを持ち、携帯するときは短いのに書く時には十分な長さになる便利なミニボールペンだ。
このエスプリムーブ、携帯にはいいのだがボールペンの書き味は自分にはどうもしっくりこなかった。 ちょっと太めで、黒くない黒なのでメモ書きにはイマイチな感じだ。
ということでリフィルを交換することにした。 エスプリムーブのリフィルは 4C 互換リフィル (D型)である。 ちょうど「ステーショナリーマガジン No.002」に、4C ボールペン替え芯記事があり国内外のリフィルの一覧が載っているので、これを見つつ候補をチョイス。
今回は人気の高いパイロットのハイテックC ゲルインクボールペンにしてみることした。
4C 互換リフィルを使っている「ハイテックCスリムス」用のリフィル LHRF-20C4-B (0.4mm) を買ってきて交換。
お、これは書き易い。黒も締まっているしいい感じだ。 油性ボールペンと違って書いた線も安定しているし、満足満足。
リフィルは高めで210円(税込)。ハイテックCはインクの減りが早いということなので、コストパフォーマンスは悪いのがちょっと辛いが、しばらくはこの「エスプリムーブ + ハイテックC」で使ってみることにしよう。
ラピタ2008年10月号の付録はラピタ限定ミニ万年筆第4弾「WHITE」。 2005年11月号の「ミニ檸檬」、2006年6月号の「赤と黒」、2008年1月号の「ALWAYS」に続く第4弾の付録万年筆だ。
ミニ檸檬の時は結構話題になって、とくダネ!のオープニングでも取り上げられていた。 自分のミニ檸檬はインクのかすれが酷くて結局すぐ使わなくなってしまった。
「赤と黒」はミニ檸檬ほどぐっとする配色ではなかったのでスルーした。 ALWAYS も配色的が奇抜だし、クリップに「ALWAYS」って刻印が入っていて、映画のグッズみたいだしでスルー。
しかし今回の白は結構いいんじゃない? デザインは ALWAYS と同じ。 クリップの刻印も「WHITE」でニュートラルな感じなのでうるさくない。 ペン先もボディカラーに良くあうスチール製のシルバーカラーだ。
「いいんじゃない?」ということで1冊買ってみた。
開封してすぐ、赤い何かとこすれあった様な筋をボディに見つけてちょっとガッカリ。その他は、塗り等付録としては十分な品質だ。 いざ付属のインクを付けて書いてみる。箱に
ペン先は「ALWAYS」より気持ち太めに仕上げていいます。使い込むほどに、書き味の違いを実感出来ると思います。
とある通り結構太め。インクフローも多め。書き味は悪くない。 カリカリ感がなく万年筆らしい書き味。 ミニ檸檬とは雲泥の差だ。
ミニ万年筆なので手帳に似合いそうだが、このペン先の太さでは手帳に書くのはまず無理だなあ。 ミーティングの時に図なんかをザッーっと書く時には、このペン先の太さと滑らかさはちょうどいいかもしれない。ただそうすると今度はペン軸が細くてちょっと頼りない。
シチュエーションを選ぶペンかな。
でももう1本は買っておいてもいいかなと思っている。
今月ぐらいから iPad 2 での手書きノートの道を探っている。
最初に試したアプリは Underscore Notify。 Evernote と同期できる点に魅かれたんだけれど、書き味が良くなかったのが残念。 それと字を書くのも図を書くのも基本同じ扱いで太さや線種や字の大きさとかフリーダムなので、自分で意識しないといけないのもちょっとしんどかった。
で次が 7notes for iPad。 文字認識系で出た当初から評判がいいアプリ。 ああ、噂通りいいねこれ。
「つ/っ」や「i/l/1」の入力分け、「フェ」などが1文字として別の字に誤認識されがち、(いわゆる)半角/全角文字の区別がつきづらいなど完璧ではないけど、まずまずだ。 入力が追いつけなかった時のために、本番投入時に RHODIA とボールペンも持って歩いていたんだけれど、基本出番無しで済んだ。
2カラム、3カラムのドキュメントスタイルが使えるのも良い。 RHODIA にノートする時、「左側は通常のノート」を、「右側には閃いたアクションアイテムなど」を書いたりしているんだけれど、2カラムを選べばそれらをカラム別に書くことで実現できる。 ミーティングの時なんかは、3カラムにして左側を「ミーティング中に質問・確認・提案したいと思った事柄」、中央を「議事ノート」、右側を「閃いたアクションアイテムなど」として使いわけることができる。
iPad 2 での手書きノートは基本 7notes でいけそうだ。
ちなみにプリンストンテクノロジーの Touch Pen PIP-TP2Bとの相性はまずます。Underscore Notify の時に感じられたストレスは無かった。アプリの問題だったか。
フルハルターで B から F に研ぎ出してもらったスーベレーン M400。 2005年の冬から愛用していたんだけれど、今年の春夏ぐらいの間ペーパーレススタイルで仕事をしていたこともあって、気がついたらインクの出が悪くなりかすれるようになってしまった。 何度か水洗いしたけど直らないし下手にいじって書き味悪くしても嫌なので、フルハルターに診てもらいに行くことにした。
ドアを開けると先客は無く、機械の音が鳴り止んで森山氏が出てきた。 状態を話して M400 を渡すと、さらさらと紙に試し書きをしたあと奥へ入られ5分ぐらいで戻ってきた。
分解清掃をしてくれたとのこと。
「インクを入れたまま使わないでおいておくのは万年筆にとって最悪。インクの吸引はクリーニングもかねてます。長期間使わない時はインクを出して何度も水を吸ったり出したりしてから水を抜いてしまってください。」とのこと。 スミマセン、スミマセン、以後気をつけます。
家に帰ってインクを入れて、書くとあの心地よいペンの走りが戻っていてほっと安心。
中村社長からもらったモンテグラッパ ネロウーノ(書き心地が良く常用してます)とともに、大切に使ってきます。
そういえば一応買った時にもらった Guarantee Card 持っていったけど、予想通り提示を求められることなかった(そして自分のノートを見返したらペンだけ持ってくればよいって自分でメモってた)。
「ジェットストリーム プライム」が10月15日に新発売されていて、そのリフィルがなんといわゆる 4C 互換リフィルだということを最近知ってしまったのでロフトに行って入手してきた。
このなめらかな書き味を 4C 互換ボールペンで得られるのはいいね。黒色の締まりもよく気持ちいい。ジェットストリームは主にボディ的な印象で手を出さないでいたので、4C 互換リフィルが出たのは嬉しい。さっそくロットリングのエスプリムーブに入れておいた。ここしばらくゼブラの 4C-0.4 を入れていたいたのだけれど、0.4mm ということもあって最近ちょとカリカリ細々に感じるようになってうーんと思っていたので、いい塩梅。RHODIA の濃い方眼線にも負けない。ミニボールペンでジェットストリームが使えるのは嬉しい。
ちなみにここ最近の気にいって使っているのはパイロットのクーペ(Coupe、BCP-1SR)。メタリックボディなかなかの高級感ながら税込み定価1,050円とリーズナブルだし、ノック式なので普段使いしやすい。替え芯は BRFN-10F という油性(アクロインキ)で 0.7mm。2011年9月に買って以来、メインはこのボールペンとフルハルターで B から F へ研ぎ出してもらったスーベレーン M400。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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