Gクラッセのパイプファイル(2005年5月20日)からはじまって、ネタ帳用のRHODIA。 ほぼ日手帳を予約した後は、万年筆に興味が。 無印良品 アルミ丸軸万年筆・ミニ檸檬を経て、フルハルターで研ぎ出してもらったペリカン スーベレーン M400。 ほぼ日手帳が到着した後、今度は手帳方面で MOLESKINE。 年末はA3ホワイトボードでフィニッシュ。
超立体マスク売り切れ時にはかなり焦った。
さすがに今年は辛かった……ように覚えているがもうこの時期になるとその記憶もあやしくなってくる。来年は花粉の量は少ないと言うがさて。
夏にDVDを買って始めたパワーヨーガがなかなか良かった。 当初は継続してやっていたのだが、いつしかほとんどやらなくなってしまった。
いつも「やろう、やろう」とは思っているのだが。食後2時間と入浴後30分はしない方が良いという縛りがかなりネック。
パフォーマンス・マネジメントなどを使って来年もう一度習慣化したい。
ヨドバシカメラが秋葉原に9月に遂にオープン。 何だかんだいって、週2〜3日立ち寄ったりすることもある。 ヤバイ。
三色ボールペン情報活用術を読んでから、試しに実践してみている。 後で書評をまとめる際にポイントをピックアップするのに便利。 書評以外でも、後で読み返す際に非常にいい感じだ。
雑誌やプリントアウト資料以外の普通の書籍の場合、貧乏性のため定規で線を引くことにしているので時間と場所の制約が出てしまうが、そのぶん「家」で本を読む時間を作るようになった気もする。
三色方式的には、定規など使わないでさくさく線を引いた方がきっと良いのだろうが。
社内での Perl トレーニングコースを実施するにあたり教材選びを(少しだけ)した結果、今回は「初めてのPerl 第3版」を選ぶことにした。
Perl だけでなくプログラミング自体も初学者である人も対象とする勉強会になる予定なので、難易度はこれで丁度いいんじゃないだろうかと。 いや、といっても実は自分は全く読んだことがなくて練習問題をぱらぱら見たのと Web 上での書評を見た範囲での評価であるが。
今週金曜日に最初の勉強会を開催予定。 どんな雰囲気になるのか、全く読めないのでそういう意味でも楽しみ。
[ コンピュータ書籍 ]
以前王様のブランチで紹介されていた小説で、文庫本化を待っていた1冊。 三崎亜記氏のデビュー作で、第17回小説すばる新人賞受賞作だ。
タイトルからまず連想したのは、ぼくらの七日間戦争(宗田理)。 一致団結して戦うっていう話だと(勝手に)思っていた。 しかし読み始めると全く逆。 期待は裏切られたもののどんどんその世界に引き込まれていった。
序盤で感じた印象が「アニメ的」。GAINAX風な。 マニアックなまでの設定がたまらない。 ストーリーは先が全く読めず、どんどん意外な展開に引っぱられていく。
中盤を過ぎるとそれに色々な意味での重いものがのしかかってくる。
「見せないで見えないものを見せる。」
久しぶりにトランス系の余韻を残させる1冊だった。お薦め。 事前にあまり書評やあらすじを知る前に、まずは読んでみるのがいいと思う。
階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。- ピーターの法則
読んでいると嫌な気分になれる本である。 そしてこれを読んでしまうと、上司や政治家やその他みんなを無能か否かという目で見がちになってしまう。
今の仕事で優れた能力を発揮している人は昇進の対象となり、昇進し、そのポジションでも優れた能力を発揮できればまた昇進、そうでなければそのポジションで無能としてどとまるというのはもっともらしい。 ただ実際のところ、能力以外の他の要因で昇進できなかったり、組織を移ってまた階層の下に移るなどで、順調に無能レベルに到達できない方が多いのではないだろうか。
それと本書では事例らしきものが沢山でてきて理解を助けてくれるのだが、どれがそのまんま実話でどれが仮名にした実話でどれが創作なのかが明確に区別できないのがもったいない。 それゆえ、主張が怪しく思えてきてしまうことがある。
それと最後の章の「無能につけるピータの特効薬」が失速気味なのが残念だ。 「もしかしたら最後に光明となるなにかが述べられるのか、それとも悲観論で終わるのか」ドキドキしながら読み進めたのだが、最後はなんか処世術がきて、人類についての漠然とした話がきてオシマイ。「アレアレ?」という読後感。
ただこうついこう否定的な書評になってしまうのは、本書の主張に自分が何とか反論したい、そうではないと言い聞かせたいからなのかもしれない。 どちらにしても組織の中で生きる以上、一読しておくべき1冊であることは確かだ。
[ 読書ノート ]
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。