龍宮城から戻った気分ほど浮いた感じはしなかったリフレッシュ休暇明けの出勤でした。
朝会やミーティングなどに出つ Slack・メールは 13:00 前に既読し終えました。思ったほどは時間がかからなくて、これぐらいかという感じ。GTD 的に inbox zero にし、今日やる予定のタスクをほぼやっつけ、最近実践しているマニャーナの法則にも従って「新しい仕事は明日やる」という形で残りは整理完了。
帰り際の上司に「(1週間の間に溜まっていたの)だいたいクリアしましたよ」と答えたら「仕事量が足りないんじゃないですか?」と笑って突っ込まれたのはちょっと複雑な心境でした。ちょっと残念。手際・パフォーマンスを評価されるのではなく、むしろ逆にマイナスに評価された気持ちになりました。
早く終わったのを見て声をかける時は自身も注意しなければなりませんね。
「プロダクトバックログアイテムについては何もコミットしない」で各自好きなことをして良い1週間スプリントが終わったのでチームでふりかえりました。
このチームが自主的に決めたワーキングアグリーメント(記事)に
スプリントゴールが全て達成された場合は、優先する割り込みタスクがあれば対応し、そうでなければ準備完了になっていないプロダクトバックログアイテム(PBI)に関する情報収集・まとめを優先度の高いものからしよう。」
というのがあり、この活動をしていたメンバが多かったです。「スプリントバックログが空 = ただちにスプリントゴールが達成されたので PBI の準備に取り組んだ」わけですね。
環境整備にあてたりとかはあまり多くなかったようです。シェルの設定見直しをしたエンジニアは「失敗したら1日潰れてしまいそうで普段やれなかったことをできた」とやって良かったと言っておりました。
開発メンバからは以下のような意見が出ました。
自由になったことで、普段やっているアクティビティの良さを再認識できたようです。チームが取り組んでいるプロダクトの状況から考えるとスクラムではなくカンバンの方が進めやすいのかもしれないのではと私は考えていたのですが、今回の取り組みで開発メンバは「スクラムで続けたい」と改めて思ったとのことです。
スクラムの基本からは外れる取り組みではありましたが、基本通りにやっていたのでは感じ考えることのことができないことを得られたという意味では非常に有意義な1週間でした。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。