品川区にある鹿嶋神社のお祭りは例年10月の第3日曜日とその前の土曜日。10月にお祭りがある神社はこのあたりだと少ない気がする。大井町駅前で神輿をみかけたことはるのだけれど、お祭りの当日に神社へ行ったことがないので今年は夜に行ってみることにした。
大井町駅からは池上通りを歩いて20分弱。大井町駅と大森駅の間にあるのだけれど、大森駅からだと10分ぐらいなので最寄駅は大森駅だな。大井町駅からの道中は、多少提灯が出ているお店があるぐらいなのと、19:00を過ぎていったん片付け中の町会テントがあるぐらいで、「もしやこの時間お祭りモードではないのでは?」と不安になった。人通りも多くないし。神社に近づいたところで途中神輿の練り歩きに遭遇してようやくお祭り感が出てきたなというところで神社に到着。人がいっぱいいる!
それほど狭くない境内に密集するように夜店が並び、ティーンズがいっぱい遊びにきていた。アニメに出てくるステレオタイプなお祭りシーンでちょっと嬉しくなった。中学生とか超喜びそうな感じ。
大々的にいろいろなところから人が集まる規模のお祭りではないけれど、都合があえばまた来たいなと思えるいい雰囲気であった。
( http://www.shin-godzilla.jp/ より )
シン・ゴジラ観てきました。大満足です。シン・ゴジラはまさに特撮映画でありゴジラ映画であり庵野総監督映画でした。
シン・ゴジラはゴジラ映画であり庵野映画であることから、観る人のバックグラウンドによって受け止め方は三者三様なるものでしょう。私自身の感想ももちろん私のバックグラウンドに大きく依るものであるなぁと思いつつ書き出してみました。
絵作りは日本の特撮映画のノスタルジックなテイストをあえて残していたのではないでしょうか。本物ではなくあえてミニチュアセットを CG で描いたのではないかとさえ感じ、それによってゴジラ映画らしさが引き出されているように思われました。特撮の造作感を残すというところを目指すことで、CG でのリアリティの追求にかかる莫大なコストをかけなくても味のある作品になるんだなと考えながら鑑賞していました。
私にとってゴジラは中学生の時に劇場で観た1984年公開の「ゴジラ」です。9年ぶりに製作されたゴジラの特撮のために作りこまれた東京の街並みのセットの写真が漫画雑誌に掲載されているのを見て当時大興奮したものです。
「ゴジラ」(1984)ではゴジラは恐怖の対象として描かれており、今回のシン・ゴジラと通じるものがあります。また「海上からの上陸」「政府」「自衛隊」「米国」「原子力発電所」「再上陸」「夜」「銀座」「東海道新幹線」「核攻撃」など1984年版であった要素がシン・ゴジラでも登場しており、全く違和感なく「これぞゴジラだ」と私自身の中のゴジラとシンクロしていきました。
他のゴジラをほとんど観ていないので私の中では「ゴジラ」(1984)から「シン・ゴジラ」につながっただけでゴジラ映画という側面で十分満足でした。このあたりは「ゴジラ」(1954)を観ていたらまた違った思いを抱いたに違いありません。
劇中では蒲田駅前や鹿嶋神社前の池上通り、そして品川と京浜地区など個人的にも馴染みのあるエリアをゴジラに蹂躙されゾクゾクでした。また武蔵小杉ももうヤバイですね。遠くに武蔵小杉の高層ビルが見えると脳内でゴジラが重ね合わさって「こんなに遠くからでも見えるとは、どんだけ巨大なのか……」となってしまいます。
そんなゴジラに立ち向かう日本の姿も素直に素晴らしく感じました。私利私欲はあるものの誰しもが平和のためにそれぞれの能力と立場でできることに全力を尽くしている姿に感動しました。悪人が出てこないんですよね。そしてゴジラですら悪な感じがしない。恐怖の存在でありながら悪な感じがない。畏怖を感じさせるゴジラはまさに神なのかもしれません。
一方庵野作品といえばエヴァンゲリオン。深夜再放送されたテレビ版を観たあと新世紀エヴァンゲリオン劇場版3作は劇場鑑賞し、新劇場版3作は DVD でとなんだかんだとだいたい観ているといったところまでが私にとってのエヴァンゲリオンです。 シン・ゴジラでは「攻撃シーン」「作戦名」「音楽」「体液」「リリス的な」などエヴァンゲリオンを想起させる要素が随所にありこれもまた本作品のお楽しみなところでした。 振り返ってみると仮にエヴァ要素が無くても骨太な映画なので十分楽しめたかと思いますが、これらの要素によって惹きつけられたことも事実であり、やはり必要なエッセンスだったのでしょう。
シン・ゴジラは非常に細かいところまで作りこまれた作品で、何度も見返して何度も観たいと非常に思う映画でした。
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品川区にある鹿嶋神社で今日と明日で例大祭なので昼下がりに行ってきました。3年前は夜に行ったので昼間の例大祭は初めて。境内には子供向けの露店がいろいろ出ており、子供たちが集まり賑わっていました。
鹿嶋神社の前はシン・ゴジラの巨大不明生物が通過した池上通り。劇場パンフレットには品川歴史館前を通過する巨大不明生物とその手前の鹿嶋神社が写る空撮写真が掲載されています。それほど広くないこの池上通りを通っていったんですね。
池上通りを品川方面に歩くとたいやき屋たい喜があります。ここも巨大不明生物の被害を受けたのでしょうね。今日寄ってみると店頭に11月6日をもって休業との張り紙がガラスにありました。なんと。この辺りを通った時は買って食べていたのでちょっと残念。最後かと思いながら栗あんのたい焼きを食べました。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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