ゼブラ 4C 互換リフィル とは JIS S 6039 で規定されている「レフィルの形式 D」の形状を持つ、ボールペンリフィルの俗称。ゼブラ油性ボールペン替芯 4C (4C-0.4、4C-0.5、4C-0.7) がこの形状を持つことから、「ゼブラ 4C 互換リフィル」「4C リフィル」「4C タイプ」などと呼ばれることが多い。あるいは「D 型」などと呼ばれることもある。
対応する ISO 規格として
がある。
がある。
LHRF-20C3-B / LHRF-20C3-R / LHRF-20C4-B / LHRF-20C4-R
ハイテックCの激細ゲルインキボールペンリフィル。このリフィルを使うと、様々なペンをハイテックC化することができる。 インクの減りが早いのと価格が難点。
また激細ゆえ、殴り書きするとペン先が駄目になりそうな印象がある。
BR-VMP
トンボ鉛筆の XPA 用のリフィル。インクパイプを密閉し中空部にガスを注入してインクに対して一定の圧力を加えてあり、上向き筆記や、濡れた紙面に対する筆記が可能である。
インクが乾くのか、数時間使わないだけで書き始めにインクが出なくなるという曲者ではある。 特に RHODIA ブロックメモなど、やわらかいものの上にある紙では書き出しが良くない。
メーカー | 色 | ボール径 | ||
パイロット | LHRF-20C3-B | 黒 | 0.3mm | ハイテックC |
パイロット | LHRF-20C3-R | 赤 | 0.3mm | ハイテックC |
パイロット | LHRF-20C4-B | 黒 | 0.4mm | ハイテックC |
パイロット | LHRF-20C4-R | 赤 | 0.4mm | ハイテックC |
ゼブラ | 4C-0.4 (R4C4) | 黒 | 0.4mm | |
ゼブラ | 4C-0.5 (R4CS) | 黒 | 0.5mm | |
ゼブラ | 4C-0.7 (BR-8A-4C) | 黒青赤緑 | 0.7mm | ペンポッド |
三菱鉛筆 | SE-7 | 黒赤青 | 0.7mm | |
三菱鉛筆 | SXR-200-05 | 黒赤青 | 0.5mm | ジェットストリーム (記事) |
三菱鉛筆 | SXR-200-07 | 黒赤青 | 0.7mm | ジェットストリーム |
パイロット | BRF-8EF-B | 黒 | 0.5mm | 製造終了 |
パイロット | BRF-8F-B | 黒 | 0.5mm | 製造終了 |
パイロット | BRF-8F-R | 赤 | 0.5mm | 製造終了 |
パイロット | BRF-8F-L | 青 | 0.5mm | 製造終了 |
パイロット | BRF-8F-G | 緑 | 0.5mm | 製造終了 |
パイロット | BRF-8M-B | 黒 | 1.0mm | 製造終了 |
パイロット | BRFS-10EF-B | 黒 | 0.5mm | 油性 アクロインキ |
パイロット | BRFS-10EF-R | 赤 | 0.5mm | 油性 アクロインキ |
パイロット | BRFS-10EF-L | 青 | 0.5mm | 油性 アクロインキ |
パイロット | BRFS-10F-B | 黒 | 0.7mm | 油性 アクロインキ |
パイロット | BRFS-10F-R | 赤 | 0.7mm | 油性 アクロインキ |
パイロット | BRFS-10F-L | 青 | 0.7mm | 油性 アクロインキ |
パイロット | BRFS-10F-G | 緑 | 0.7mm | 油性 アクロインキ |
パイロット | BRFS-10M-B | 黒 | 1.0mm | 油性 アクロインキ |
トンボ鉛筆 | BR-VS33 | 黒 | 0.7mm | |
トンボ鉛筆 | BR-VS25 | 赤 | 0.7mm | |
トンボ鉛筆 | BR-VMP33 | 黒 | 1.0mm | ガス加圧式、XPA 用(記事) 製造終了 |
トンボ鉛筆 | BR-VMP15 | 青 | 1.0mm | ガス加圧式、XPA 用 製造終了 |
常時携帯メモ帳 RHODIA No11 用にロットリングのエスプリムーブを使っている。 伸縮するボディを持ち、携帯するときは短いのに書く時には十分な長さになる便利なミニボールペンだ。
このエスプリムーブ、携帯にはいいのだがボールペンの書き味は自分にはどうもしっくりこなかった。 ちょっと太めで、黒くない黒なのでメモ書きにはイマイチな感じだ。
ということでリフィルを交換することにした。 エスプリムーブのリフィルは 4C 互換リフィル (D型)である。 ちょうど「ステーショナリーマガジン No.002」に、4C ボールペン替え芯記事があり国内外のリフィルの一覧が載っているので、これを見つつ候補をチョイス。
今回は人気の高いパイロットのハイテックC ゲルインクボールペンにしてみることした。
4C 互換リフィルを使っている「ハイテックCスリムス」用のリフィル LHRF-20C4-B (0.4mm) を買ってきて交換。
お、これは書き易い。黒も締まっているしいい感じだ。 油性ボールペンと違って書いた線も安定しているし、満足満足。
リフィルは高めで210円(税込)。ハイテックCはインクの減りが早いということなので、コストパフォーマンスは悪いのがちょっと辛いが、しばらくはこの「エスプリムーブ + ハイテックC」で使ってみることにしよう。
文房具の消耗品は気にいったら買いだめしなければならない。 大型店へ行ったついでに探してみても案外無かったりするので、「入手できるお店」で「入手できる時」に「入手できるだけ」買っておくのがベストである。
最近お気に入りのボールペンリフィルは巷でも人気の高いハイテックCだ。 キャップ式は面倒なのでノック式を使いたいのだが、そうすると
のどれかとなる。 「ハイテックCスリムス」用リフィルはロットリング エスプリムーブに入れている。 いい感じだがインクの量が少ない上にえらい高い。
インクの消耗が激しいハイテックC においては、これは厳しい。
普段使い用にハイテックCスリムノックも買ったが、こちらも数日でインクを使い切ってしまった。とはいえ「ハイテックCスリムス」リフィルよりは「ノック式用」リフィルの方がインクの量が多そうだし価格も半分以下なのでこちらを主力にしたい。
ということで銀座の伊東屋に行ってリフィルを買い込んできた。 スリムノックはクリップが固く RHODIA ケースやほぼ日手帳に挿すのが難儀なので、あわせてハイテックC クルールを1本新調。
ノック式系のハイテックC は手帳用を想定した細みのものしかないのが残念である。 普通の筆記用のノック式が出て欲しいところだ (それがハイテックCコレトだって?)。
ここ最近熱心に進めていた身の回りのボールペンのハイテックC化であるが、
携帯用 | 「ハイテックCクルール」「ハイテックC化エスプリムーブ」 |
手帳・通常筆記用 | 「ハイテックC化クリップ-オンG 3C マナー」「ハイテックCスリムノック04」 |
と各利用シーンで使える環境が揃い一段落である。
そんな中自分の中で必要と感じはじめたのが、横向き・上向き筆記用のボールペン。 通常のボールペンは上向きにするとインクが出なくなり、また空気が入ることで逆流の原因ともなるためよろしくない。
しかし電車で立ってメモを取る時や、布団に入っている時にメモを取りたくなった時など、横向き・上向きで書きたいシーンがあるのである。
上向きで書けるボールペンとしては加圧式のフィッシャーのスペースペンが有名だ。
また国内では三菱鉛筆が同様に加圧式であるユニ パワータンクシリーズを出している。 ちなみに商品説明で
上向きにも書ける! 加圧ボールペンのメリットは、何と言っても筆記方向の自由さ。寝転がっても逆立ちしても、インクの逆流が無く常に快適な筆記性能を持続します。
とあるが、逆立ちして書く時はペンは下を向くと思う。
そんな中で注目なのがトンボ鉛筆の XPA 用の加圧リフィル BR-VMP。 4C 互換リフィルなので様々なボールペンで利用することができる。
でいろいろ見ているうちに XPA 自身も欲しくなってしまった。
ということで銀座の伊東屋に行って XPA と BR-VMP を購入。
評価の高いトンボ デザインコレクション (TOMBOW Design Collections) の一つであるヘビーデューティ仕様の伸縮モデル。 先に書いた通りガス加圧タイプで、水に濡れた紙面や上向きでの筆記も可能なのが特徴である。リフィル自体は 4C 互換なので、普通の油性ボールペンやハイテックCスリムス用のリフィルを使うこともできる。
軸の尾端を押し込むと同時にペン先が収納される形になっておりコンパクト。 軸の出し入れ時の「プシュッ」っという空気の流れる感じがたまらない。
クリップはないので手帳やメモ帳カバーにつけておくには向かない。 やはり「ぶら下げる」のが似合うスタイルだ。
ジーンズの時には腰にペンポッドを下げているので、今使うとしたらスーツの時かなぁ。
加圧式のリフィルの方は1本315円。 中字の黒である。
XPA が最初書けなくてちょっと意気消沈。 手に持った RHODIA 上ではなくて、テーブルの上に置いた1枚切りとった紙の上で書いたらインクが出始めて一安心。
替え芯として買った BR-VMP はボール周辺からインクが染み出し固まっているし(お店にあった在庫はどれもそんあ感じだった)、ちょっと一癖あるかもしれない。
妻に「普通のボールペンが上向き筆記に向かない」こととスペースペンの話をしたら「(宇宙では)鉛筆使えばいいんじゃない?」と言われた。
一方ロシアは鉛筆を使った。
というジョーク/都市伝説は聞いたことがなかったって。
品種 | 油性ボールペン |
品番 | BC-XPA11 |
仕様 | 本体/アルミニウム、アルマイト仕上げ |
1.0mm ボール(黒インク) | |
ガス加圧リフィール | |
専用ギフトケース入り | |
替芯 | BR-VMP |
寸法 | 104.6mm x 11.5mm x 11.5mm |
重量 | 21.7g |
[ 製品レポート ]
PORTER SMOKEY バッグ (コレ)に入れている RHODIA No10、No11 より場所を取らなくなったのでなかなか良い。 ただ気にいったミニペン、しかもかなり短いやつというのがなかなかみつからない。
今はバッグにペンポッドを下げている。携帯性はいいのだけれど片手で戻すのがちょっと難儀なのと、RHODIA No10 だけちょっと持って移動する時にバッグにつけているペンポッドをもっていけないというデメリットがあった。
今日丸善に行く用事があったのでついでにミニペンを物色してきた。今日買ってきたのは Walkie Pen。BOLD の方をチョイス。 全長 83mm のボールペンで、ちょっと高いけれど安っぽくなくて良い。 理想はノック式だが、これは回転式。すぐに書くにはちょっとまどろっこしいがキャップ式よりは移動中に使いやすいだろう。 回転は結構重みがあり誤ってペン先が出てしまうことはなさそう。
適合替え芯は
「等市販のものがご使用できます。」と書かれており、いわゆる 4C 互換リフィルで良いようだ。
RRHODIA メモカバー #10 につけてみた。 クリップが固めなので革のペンホルダーを挟むのはちょっとキツめ。
いつもの癖でペンホルダーの外側につけて写真を撮ったしまったが、ペンホルダーの内側にいれるとカバーのサイズとぴったり。 これでブラブラさせているペンポッド外してもよさそう。
満足満足。
今 RHODIA No10 には Walkie Pen (記事) を使っている(写真中央)。 カバーにつけておくには長さが丁度良いボールペンだ。しかし回転式はやはりさっとメモするには使い勝手の面でいまいちであった。 また筆記時も短いままなのでほんとにちょこちょこっと書くぐらいが限度だ。
そんななか昨日有隣堂で見かけて購入したのがゼブラのミニボールペン SL-F1mini BA55(写真手前)。
定価315円(税込み)ながら RHODIA No10 にはベストバイなんじゃないかと思わせるボールペンだ。
ボディをひっぱるとシャキーンと伸びて同時にペン先が出るタイプ。 お気に入りのロットリング エスプリムーブ(写真奥、記事)や、この間購入したエスプリミニ(記事)と同様だ。 エスプリムーブを RHODIA No11 とともに持ち歩いた経験から、このシャキーンタイプはさっとメモするのに最適だと思っている。 キャップレスだし慣れると書き終えたらそのまま片手で縮められるので、左手に RHODIA を持ったままさっと一連の動作ができる。 同サイズの他のタイプボールペンに比べて筆記時に十分な長さが確保されるのも嬉しい。
SL-F1mini は値段の割に高級感がある手触り。本家ゼブラ 4C なので、4C 互換リフィルから好きなものを選べるのも嬉しい。 RHODIA といっしょに持ち歩くボールペンはどうしても傷が付きやすいのだが、この値段なら気兼ねなく使える。
エスプリムーブと比べるとグリップ部がストレートで握った時にすべりやすそうだが許容範囲かな。 あと気になる点は、貼ってあったシールに磁石が使われている旨が書かれていたところ。 用途がらカードケースなどといっしょにバッグに入れることがあるので、磁気カードへの影響は若干不安なところではあるな。
RHODIA No10 にはこれをつけて常用するつもりだ。
4C 互換リフィル(ハイテックCスリムスの)を使ったり、クリップ-オンG 3C マナーをハイテックC化したりと一時期ハイテックC一色だったんだけれど、ほぼ日手帳を使わなくなったのと同時にだんだん使わなくなってしまった。 手帳など細かい字を書く時にはハイテックCいいんだけれど、さっとゴリゴリ書きたい時には華奢だしカリカリ過ぎで自然と使わないようになってきた。
オフィスで今使っている多色ペンは以前移植のために買った Ta-shock 4。黒・黒・赤・青が入っていてノックボタンと一致していないところがありちょっとストレス。
ということで新しい多色ボールペンを探していた。
で探すとこれがなかなかいいのがない。
結局これを満たすのは今のところリポーター4コンパクトということになった。 短いんだけれど長時間書くことはないので大丈夫かな。 デザイン的にもまずまずだ。
なお BIC のボールペンも上記の条件を満たすけどノックボタンのスライドがちょっと気持ち良くなかったので選外。
「ジェットストリーム プライム」が10月15日に新発売されていて、そのリフィルがなんといわゆる 4C 互換リフィルだということを最近知ってしまったのでロフトに行って入手してきた。
このなめらかな書き味を 4C 互換ボールペンで得られるのはいいね。黒色の締まりもよく気持ちいい。ジェットストリームは主にボディ的な印象で手を出さないでいたので、4C 互換リフィルが出たのは嬉しい。さっそくロットリングのエスプリムーブに入れておいた。ここしばらくゼブラの 4C-0.4 を入れていたいたのだけれど、0.4mm ということもあって最近ちょとカリカリ細々に感じるようになってうーんと思っていたので、いい塩梅。RHODIA の濃い方眼線にも負けない。ミニボールペンでジェットストリームが使えるのは嬉しい。
ちなみにここ最近の気にいって使っているのはパイロットのクーペ(Coupe、BCP-1SR)。メタリックボディなかなかの高級感ながら税込み定価1,050円とリーズナブルだし、ノック式なので普段使いしやすい。替え芯は BRFN-10F という油性(アクロインキ)で 0.7mm。2011年9月に買って以来、メインはこのボールペンとフルハルターで B から F へ研ぎ出してもらったスーベレーン M400。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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