ActivePerl 5.8.8.819 までは .ppd と .tar.gz ファイルを置いたディレクトリを Web サーバで公開しておけば、そのディレクトリの URL を PPM リポジトリとして指定して使うことができた。
これが build 820 付属の PPM だとスキャンしてくれなくなった。 リポジトリの URL を指定する際、package.xml を指定しないと駄目らしい。
PPM リポジトリとして必要なファイル群は PPM-Make に含まれている rep_summary コマンドで生成することができる。
rep_summary --rep /path/to/ppm/repository
今後はこれで package.xml その他のファイルを生成しておくことにする。
一方複数の PPM リポジトリの扱いは良くなった。build 819 付属の PPM では、複数のリポジトリにまたがってパッケージの依存解決ができなくなっていて不便だったのだが、build 820 のものでは、以前のバージョンのもののようにまたがれるようになった。
基本的な PPM パッケージ群用と、プロジェクト毎の PPM パッケージ群用の PPM リポジトリを組み合わせて使うときに、依存解決できないと厄介だったのでこれは○。
build 819 のインストーラでは site\bin に PATH を通してくれないので、site にインストールしたパッケージ付属のコマンドが呼び出せず不便であった(もちろん自分で PATH を通せばよいのだが)。
build 820 のインストーラでは site\bin も PATH にいれてくれるようになった。○。
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Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
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