nDiki : ClamAV

2004年12月11日 (土)

Clam AntiVirus + procmailウイルス除去

として Clam AntiVirus (ClamAV) を入れてみた。

debパッケージで clamav 他関連パッケージをインストール。 データベースの更新は cron による更新を選択。 お手軽。

ファイルのチェック

ディレクトリのチェックは

 clamscan -r

で。

メールの振り分け

ウイルスメールの振り分けは spam メールとあわせて bogofilter で行ってきていた。 ウイルスメールもだいたい検出できているのだが、すり抜けるものもある。 procmailbogofilter の前に ClamAV で振り分けるようにしよう。

.procmailrc に

 #------------------------
 # Clam Antivirus
 #------------------------
 :0 HB
 * ? /usr/bin/clamscan --log=$HOME/clamscan.log --quiet - ;test $? = "1"
 $HOME/Mail/newvirus/.

を追加。

[ 12月11日全て ]

2004年12月12日 (日)

bogofilter のDB作り直し

昨日 ClamAV を設定したので、bogofilter の DB からウイルスメール登録の undo をかけた。 結果、うまくフィルタリングができなくなった。

しょうがないのでDBを一旦削除し、約19,000ある過去spamメールを登録し直す。 が、フィルタリングしない。

あれ?

bogofilter -t でチェックをしてみても spamspam と判定していない様子。

でいろいろいじったところ non-spamメールの方の登録が全く無いと駄目のようだ。 さっき作り直したDBは削除してしまったので、non-spam をある程度登録した後に spamメール約19,000を登録し直し。 かなり時間がかかってしまったが、これで元通りきちんとフィルタリングできるようになった。

ついでに今回からは procmail から呼び出す bogofilter に -u オプションを設定して、どんどん DB を強化する事にする。 なので、今までは誤認識した場合は -s / -n で新規登録のみしていたところを、今後は -Ns / -Sn で undo してから登録するようにする必要あり(本当は spam として振り分けなかった場合 non-spam か unsure のどちらかなので、後者の場合は -Sn ではなく -n にすべき)。

[ 12月12日全て ]

2006年7月29日 (土)

Debian GNU/Linux sid 環境を新 HDD

朝から ThinkPad X31HDD 新しく入れ替えて Debian GNU/Linux sid のインストールを開始。

Debian GNU/Linux のインストール

今日は sarge のネットワークインストール CD イメージからブートしてインストール。 今回はブートドライブにできる「ThinkPad USB ポータブルCD-ROMドライブ」があり、またこのイメージで起動して e1000 が認識できるので楽勝である。

(第1回目USB FDD + PC カード NIC でインストール、第2回目HDD 上のインストーラから GRUB からの起動によるインストールだった)

最低限のものを入れたらすぐ sidアップグレード

HDD からのコピー

ヤバイ状態の旧 HDDUSB 外付け HDD ケースに詰めて

  • /home 全部
  • /usr/local で必要なもの
  • 参照用に /etc の複製
  • /var/www、/var/spool

を新しい HDD にコピー。

次に環境の復旧。 以下備忘録。

MADWIFI

以前作った Linux kernel 2.6.15 deb パッケージをインストールした後 module-assistant で madwifi をインストールするも、ビルドした GCC のバージョンが違ってロードできず。 kernel は GCC 4.0 の時にビルドしたもので、madwifi は現在のバージョンである GCC 4.1 によるビルドであることが問題。

まずは前にビルドした 2.6.15 のソースディレクトリでカーネルパッケージを GCC 4.1 で作りなおしてインストールし、あらためて module-assistant。

 module-assistant prepare
 module-assistant auto-install madwifi

で /etc/network/interfaces を書き戻す。

SMTP サーバを Postfix

ここずっと使っていた qmail をこの機会にやめることにした。 Postfix へ。

全体の設定はインストーラに従って設定。

個人設定は、

~/.qmail

 | preline /usr/bin/procmail

として procmail を使っていたので、~/.forward を作って同様に procmail に流すようにする。

 "|IFS='' && exec /usr/bin/procmail -f- || exit 75 #naney"

~/.procmailrc は以前のまま。ClamAVbsfilter でふるいにかけた後、Maildir へ。

bsfilter は deb のものに

以前入れた時は deb が古かったので /usr/local に自前でインストールした。 まずはこれを古い HDD から戻して動作確認後 deb のものに切り替え。

.mew.el の中も

 (load "/usr/share/doc/bsfilter/examples/mua/mew4/mew.el")

に変更。

Samba

/etc/samba/smb.conf を書き戻す。smbpasswd でパスワード再設定。

X

とりあえずインストール時の設定で xorg.conf を作る。

 Load "freetype"

をコメントアウトして、

 Load "xtt"

に変更。

KDE

sid は現在 3.5.3 と 3.5.4 混在状態になっているため、依存関係の問題で簡単にはインストールできずてこずった。 kdebase-data と kdelibs-data の 3.5.3 を http://snapshot.debian.net/ からとってきて hold して 3.5.3 系 KDE として各種パッケージをインストール。

フレッシュリーダー

以前インスールした状態に復旧

  1. libapache2-mod-suphp php5-cli をインストール
  2. /var/www/freshreader、/etc/apache2/sites-available/freshreader を戻す
  3. a2ensite freshreader
  4. /etc/init.d/apache2 reload
  5. /etc/hosts に freshreader を追加

cpufreqd

  1. cpufreqd をインストール
  2. /etc/cpufreqd.conf を戻す
  3. /etc/init.d/cpufreqd restart

Skype

skype-beta-1.3.0.30-1_i386.deb をインストール。

cron

一般ユーザ naney の crontab ファイルを再登録。

Perl モジュール

足りないと気がついた時点で順次インストール。

autofs + smbfs (2006年8月3日)

/etc/auto.master、/etc/auto.misc を書き戻して /etc/init.d/autofs restart。

mt-daapd (2006年8月22日)

deb パッケージを公式サイトからダウンロードし、/etc/mt-daapd.conf を書き戻して /etc/init.d/mt-daapd restart

[ 7月29日全て ]

About

Naney Naneymx

Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。

※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。

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