として Clam AntiVirus (ClamAV) を入れてみた。
debパッケージで clamav 他関連パッケージをインストール。 データベースの更新は cron による更新を選択。 お手軽。
ディレクトリのチェックは
clamscan -r
で。
ウイルスメールの振り分けは spam メールとあわせて bogofilter で行ってきていた。 ウイルスメールもだいたい検出できているのだが、すり抜けるものもある。 procmail で bogofilter の前に ClamAV で振り分けるようにしよう。
.procmailrc に
#------------------------ # Clam Antivirus #------------------------ :0 HB * ? /usr/bin/clamscan --log=$HOME/clamscan.log --quiet - ;test $? = "1" $HOME/Mail/newvirus/.
を追加。
昨日 ClamAV を設定したので、bogofilter の DB からウイルスメール登録の undo をかけた。 結果、うまくフィルタリングができなくなった。
しょうがないのでDBを一旦削除し、約19,000ある過去spamメールを登録し直す。 が、フィルタリングしない。
あれ?
bogofilter -t でチェックをしてみても spam を spam と判定していない様子。
でいろいろいじったところ non-spamメールの方の登録が全く無いと駄目のようだ。 さっき作り直したDBは削除してしまったので、non-spam をある程度登録した後に spamメール約19,000を登録し直し。 かなり時間がかかってしまったが、これで元通りきちんとフィルタリングできるようになった。
ついでに今回からは procmail から呼び出す bogofilter に -u オプションを設定して、どんどん DB を強化する事にする。 なので、今までは誤認識した場合は -s / -n で新規登録のみしていたところを、今後は -Ns / -Sn で undo してから登録するようにする必要あり(本当は spam として振り分けなかった場合 non-spam か unsure のどちらかなので、後者の場合は -Sn ではなく -n にすべき)。
朝から ThinkPad X31 の HDD 新しく入れ替えて Debian GNU/Linux sid のインストールを開始。
今日は sarge のネットワークインストール CD イメージからブートしてインストール。 今回はブートドライブにできる「ThinkPad USB ポータブルCD-ROMドライブ」があり、またこのイメージで起動して e1000 が認識できるので楽勝である。
(第1回目は USB FDD + PC カード NIC でインストール、第2回目 は HDD 上のインストーラから GRUB からの起動によるインストールだった)
ヤバイ状態の旧 HDD を USB 外付け HDD ケースに詰めて
を新しい HDD にコピー。
次に環境の復旧。 以下備忘録。
以前作った Linux kernel 2.6.15 deb パッケージをインストールした後 module-assistant で madwifi をインストールするも、ビルドした GCC のバージョンが違ってロードできず。 kernel は GCC 4.0 の時にビルドしたもので、madwifi は現在のバージョンである GCC 4.1 によるビルドであることが問題。
まずは前にビルドした 2.6.15 のソースディレクトリでカーネルパッケージを GCC 4.1 で作りなおしてインストールし、あらためて module-assistant。
module-assistant prepare module-assistant auto-install madwifi
で /etc/network/interfaces を書き戻す。
ここずっと使っていた qmail をこの機会にやめることにした。 Postfix へ。
全体の設定はインストーラに従って設定。
個人設定は、
~/.qmail に
| preline /usr/bin/procmail
として procmail を使っていたので、~/.forward を作って同様に procmail に流すようにする。
"|IFS='' && exec /usr/bin/procmail -f- || exit 75 #naney"
~/.procmailrc は以前のまま。ClamAV と bsfilter でふるいにかけた後、Maildir へ。
以前入れた時は deb が古かったので /usr/local に自前でインストールした。 まずはこれを古い HDD から戻して動作確認後 deb のものに切り替え。
.mew.el の中も
(load "/usr/share/doc/bsfilter/examples/mua/mew4/mew.el")
に変更。
/etc/samba/smb.conf を書き戻す。smbpasswd でパスワード再設定。
とりあえずインストール時の設定で xorg.conf を作る。
Load "freetype"
をコメントアウトして、
Load "xtt"
に変更。
sid は現在 3.5.3 と 3.5.4 混在状態になっているため、依存関係の問題で簡単にはインストールできずてこずった。 kdebase-data と kdelibs-data の 3.5.3 を http://snapshot.debian.net/ からとってきて hold して 3.5.3 系 KDE として各種パッケージをインストール。
skype-beta-1.3.0.30-1_i386.deb をインストール。
一般ユーザ naney の crontab ファイルを再登録。
足りないと気がついた時点で順次インストール。
/etc/auto.master、/etc/auto.misc を書き戻して /etc/init.d/autofs restart。
deb パッケージを公式サイトからダウンロードし、/etc/mt-daapd.conf を書き戻して /etc/init.d/mt-daapd restart
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。