Obsidian vault を Dropbox に置いて、 Android スマートフォンと FolderSync Pro で指定時間に同期している。同期が必要なのは主に PC の使い始めと使い終わりのタイミングなので、自宅やオフィスを出発したり自宅やオフィスに到着した時に自動同期すればだいたい事足りる。ちょっと無駄に同期しているかな。
Pixel 4 にしてから使っていなかった Tasker をインストールして、自宅・オフィスのアクセスポイントが付近にあるかどうかを条件に FolderSync Pro の同期を実行するようにした。
イマドキの Tasker はどれぐらい電池を使うのかな。様子をみて問題なさそうであれば、このまま自動化しよう。
[ Android アプリケーション ]
昨日インストールした Obsidian Mobile β 版 (Android) が常用できそう。Android スマートフォンでのノートは iA Writer から Obsidian に移行してみよう。
iA Writer で直接 Dropbox 上のテキストファイルを編集していたのに対し、 Obsidian では FolderSync Pro で同期したテキストファイルを編集することになる。編集の衝突が起きないように定期的な同期や近くの Wi-Fi アクセスポイントの変化での自動同期に加えて、こまめに手動で同期もしているけど、今だと700弱のファイルの同期に30秒前後かかるのがちょっとネックかな。
エディタ上で有効にならなかった Texpand はクイック設定パネルから呼び出すようにしてみる。
[ ノート・日記はテキストファイルに ]
ハッ!#photography
— Naney (@Naney) May 2, 2021
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Obsidian Sync と Obsidian Publish を早期割引購入が2021年9月30日までとのアナウンスがあった。Obsidian Publish は2月に購入し便利に使って満足している。
Obsidian vault の同期は Dropbox で済ませてきたので Obsidian Sync は見送ってきたのだけれど、将来使いたくなった時に「早期割引で購入していればよかった」なったら悔しいので、検討の上購入しちゃうことにした。
$48/年。クレジットカード決済での換算レート112.711円で、支払い額は5,410円だ。
個人的なノートは信頼できそうなクラウドサービスとだけ同期したい。まだ信頼できるに至っていない場合は暗号化して同期したい。確認したら Obsidian Sync は end-to-end encryption とのことなのでクリア。
Android デバイスで Obsidian を使うのに FolderSync Pro で同期をしてきたのだけれど、いろいろ気を使うことが多いのが不満だった。
と工夫してきたけれど、それでも競合の心配は尽きなかった。
Obsidian Sync だとアプリを起動したタイミングで同期 & 編集中にセミリアルタイムで同期される。デスクトップアプリと Android アプリの両方で同じノートを開いて一方で編集すると、何秒か置いて他方に反映されていく。ヘルプによれば約10秒毎にバージョン履歴が保存されるとのことだ。競合の心配が減るのが嬉しい。
Dropbox 等のクラウドストレージへの同期だと(多分大丈夫だと思うけれど) API 利用のリミットレートが気になってしまうけれど、 Obsidian 純正のサービスだとその心配をしなくてもいいというのもあるね。
Obsidian for Android の同期の選択肢は Obsidian Sync かデバイスのローカルストレージと同期できるクラウドストレージ。一方 Obsidian for iOS は Obsidian Sync か iCloud Drive が選択肢。
併用したいとなった時には Obsidian Sync が必要になるんだよね。実際そこがネックで iPhone では Obsidian を使っていなかったんだけれど、 Obsidian Sync を買ったのでこれからは両方使えるようになった。そのうち iPhone でも使ってみようかな。
Obsidian を起動して vault を開いていれば、ノートを iA Writer で編集したりスクリプトで書き換えたりしても検知してちゃんと同期してくれる。良い。
一方 vault を開いていないと同期されない。うっかり開き忘れていて同期されてなかったというのはありそう。そこが Dropbox などと違うところなのでちょっと注意が必要だ。
早期割引とはいえ同期だけで $4 はなかなかいいお値段である。
これで合計 $194/年、110円/ドル計算だと 21,340円/年だ。ひえー。
[ サブスクリプションサービス ]
Obsidian Sync を購入したので、 Obsidian vault を Dropbox 同期フォルダ内に作る必要がなくなった。母艦 MacBook Pro で Obsidian vault を Dropbox 同期フォルダ から Google ドライブ同期フォルダの中に移動した。
Obsidian vault とは別に Google ドライブ同期フォルダと Dropbox 同期フォルダの両方に置きたいノートフォルダを Unison で同期していたけれどこれを機会に停止し Dropbox 側を削除。
ノートの同期管理がちょっとシンプルになった。
Google ドライブで「マイドライブに追加」が使えなくなり、 Google ドライブアプリでは共有されたファイルをローカルにミラーリングできなくなった。
相手に新しく Dropbox を使い始めてもらって管理するものを増やすのもというのがあるので、今まで使ってこなかった iCloud Drive を代わりに使ってみようと思う。
iCloud Drive でのフォルダ共有を初めて使うので、操作して挙動を確認してみた。
共有した側・共有された側で iCloud Drive 内の別のフォルダに共有フォルダを移動しても大丈夫なのは Dropbox と同じ (テストの時に tmp フォルダを作ってそこに移動したら共有が解除されてあれっと思ったが、tmp とう名前のフォルダは特殊だという罠だった)。
共有した側で共有フォルダ名を変えると共有された側にも反映される。共有された側でフォルダ名を変えても共有した側に反映されず、以降名前の変更は双方反映されなくなる。
共有した側でアクセスを削除したあと再共有すると過去のリンクがそのまま再度有効になる。
そんなところかな。
iCloud Drive 自体には版管理が無いので、うっかり削除対策にきちんとバックアップをとっておくのが良さそうだ。
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— Naney (@Naney) March 15, 2022
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Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
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