金融系なシミュレーションにおける Excel のビジネス活用の講座を受けたのでノート。
Excel テクニックという点において「正確なこと(間違えないこと)」と「共有できること」を最重要視し、そのためには例え若干の手作業が入ったとしても複雑な機能を避けるなど徹底している点はとても現実主義的だった。
バッドノウハウ感がありもっとコンピュータの力を活用してもとも思わなくもないが、ビジネスとしてトラブルなく目的を達成するという点では理にかなっているともいえる。
それと共有理解のためのフォーマットの徹底統一は、デザインの本質だなと。
ショートカットを使いこなす様は「そこまで Excel に依存するのか」とも一瞬思うが、考えてみれば我々が Emacs に最適化されているのと何らかわらないのだな。自由な世界かそうだはない世界なのかという違いはあれど。
数値は Windows の場合。
先週ワークフロー改善内容についてレビューしたところ添付されていた仕様書フォーマットサンプルが Excel 方眼紙だったので、これを機会に止めましょうとお願いしておきました。 そうしたところ今日になってツッコミをいれた人と同じグループの別の人から「なぜ Excel 方眼仕様書だと駄目なのですか?」と質問されました。即答するとなんか適当なことを言ってしまいそうなのであとで回答しますねと答えておきました。
Excel 方眼仕様書をもらった時の嫌だなという感情は「ファイルでの管理だから」「Excel だから」「方眼スプレッドシートだから」など複数の混ざり合った理由からやってきます。
この中で「ファイルでの管理だから」「Excel だから」は環境によっては排除できない場合もあるし、ユースケースにあっている場合もあるので単純に良い悪いとはいえません。
しかしながら「方眼スプレッドシート」で書かれた仕様書というのはいつでも不便なので止めて欲しいです。書かれている文章の部分が論理的な入力になっていないのが一番嫌な点です。1文毎に別のセルに書くとか、字下げは次の列のセルからとか、箇条書き項目ごとに次の行のセルとか。仕様レビューや仕様変更での更新が非常にやりにくい。説明を書き足しにくい。
だからといってシート毎に大きな図形を貼ってその中にテキストを書けば良いといったものでもありません。それこそ方眼にする理由はないでしょう。
渋谷駅から渋谷警察署の方へ渡る渋谷東口歩道橋の現在の変形状況。毎日通っている場所を上から眺めると面白い。 pic.twitter.com/uKLTUZUaMl
— Naney (@Naney) February 7, 2018
Office 365 Solo を月間契約しました(妻が)。
一昨年の9月末に dynabook が故障したのを機に MacBook Pro にしたので妻の PC から Microsoft Office が無くなりました。いったん Pages・Numbers で用を足してみてもらっていたのですが、やはり慣れている Word や Excel を使いたいということで Office 365 Solo を買うことになりました。
あと数カ月いろいろ使う予定がある(けどその先は利用頻度が減るかも)ということで、いったん月間契約(税込み1,274円)にしてみました。
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Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。