ちょっとした文字列構文解析関係の C++ コードを書き始めた。 C++ は随分触ってなかったので「C++ で書き直すのを考慮してそれっぽく Perl で書くから後で書き直して」と最初は言っておいたのだが、それもあんまりだと思って C++ で書くことにした。
Debian GNU/Linux 上で書くので GNU Automake + CppUnit で。 「Perl + Test::Harness」や「Java + Eclipse + JUnit」や「C# + Visual C# + NUnit」などと比べるとやっぱりタルいな。
1つメソッド書くのに、
と 4ファイル5カ所編集しなければならない。 クラス追加時には Makefile.am にヘッダファイルとソースファイルをテストケース用のと含めて4ファイル書き加える必要があるし。
あー面倒。
でも C++ で書き始めると楽しいんだよなあ。
今日は久しぶりにソフトウェアライセンスが話題になって、チーム内でもちょっと話とかした。自分は原理主義まではいかないけれどフリーソフトウェアの理念については賛同しているし、過去 GNU GPL でソフトウェア公開したりしてた。今の環境は GNU によるところは大きいのは間違いない。
比較的若い世代はあまり気にしなかったりするのかな? 昔ほどライセンスが話題にならなくなったのはネットサービスが主流な時代だったからか。今後のネイティブアプリ時代ではまたライセンスが再び話題になるのかもしれない。いや、しかしオープンソースなアプリって少ないよね。
世の中また今よりちょっと不自由な世界になるのだろうか。
社内で「エッセンシャル スクラム」を読みたい人が集まる勉強会の20回目。今日は第20章 スプリントの実施。すでに前の章で説明されていることもまた出てきて、そのあたりはおさらいとしてさらりと読むことができました。
誰がどのタスクの作業をするのかはチームメンバの共同責任。どの作業から始めるか開発チームに選択する能力が必要。どの作業から完成させていくかはチームが決めること。開発チーム自身が考えてねという感じです。がんばれ開発チーム。
実際に作業を完成させていくにあたっては「スウォーミング」という聞きなれない言葉が出てきました。
新しいアイテムに着手する前にキャパシティのあるチームメンバが集まって、すでに誰かが着手したアイテムを完成させること。
ということで、動けるメンバで順にアイテムを完成させていきましょうと書かれています。ただ完全にシングルタスクで進めていけばいいかというとそうでもなく「すべてのチームメンバーが同時にひとつのアイテムに取り掛かるのは危険だ。」と書かれており、いい感じに絞ってやりましょうということでした。
ちなみに巻末でのスウォーミングの説明には
ある程度のゆとりと適切なスキルを持ったチームメンバーが集まって、ある項目に対して共同作業(スウォーミング)を行い、新しい項目に着手する前に、すでに進行中の作業を完了させること。
と一見 GNU 的な説明になってました。
デイリースクラムのところには
チームメンバーの最適な作業配分についてみんなで理解する
とありました。「昨日やったこと・今日やること・困っていること」という型ついなぞるだけになりがちですが、きちんとチームとして誰が何をどうやっていくかを共通のものにすることを意識していくことが大切ですね。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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