10枚の「ゴッサム・シティ東京 」を見て HDR イメージに興味を持った。
で早速日中に、手持ちのデジカメで段階露出をした写真を取りためて、家に帰って HDRI 作成に入る。 Linux だと CinePaint あたりが王道か。 CinePaint 0.21 には
が最初から入っており、段階露出で撮影したデジタル画像から HDR イメージを作成できるのである。
が。
Debian GNU/Linux sid で cinepaint 0.21-1 をインストールして起動してみると、
/usr/lib/cinepaint/0.20-1/plug-ins/bracketing_to_hdr: symbol lookup error: /usr/lib/libcinepaint.so.0: undefined symbol: gtk_marshal_NONE__NONE wire_read: unexpected EOF (plug-in crashed?)
と出てしまうではないが。CinePaint 自体は起動するのだが、プラグインが読みこみ失敗してしまっているようだ。全てのプラグインの読み込みに失敗している様子である。
環境依存かと思いソースパッケージからビルドし直してみてもやっぱり同様。
そんな。
あるボールペンが欲しくなったので、銀座の伊東屋に見にいくことにした。 ちなみに何日か前に丸善丸の内本店に行ってみたけれど見あたらなかったモノ。
それと午前中 Web を見ていて HDRI に興味を持ったので、ついでにテストデータ画像を撮影して歩くことにした。
マンフロット 卓上三脚 209 と FinePix F10 のセットを持ち、東京駅で下車。八重洲方面から銀座一丁目に入ることにした。 しかし卓上三脚だとさすがに固定場所を選びすぎて無理があったな。
でボールペンであるがあの伊東屋にもなし。扱い無しとのことで取り寄せになるとのこと。 一応いくつかデパートなどを回ってみたけれど見あたらず。
残念。
やっぱり通販しかないか。
昨日の CinePaint のプラグイン読み込みエラーの問題であるが、CinePaint 公式サイトから RPM パッケージを取ってきて alien で deb パッケージに変換しインストールしてみたところうまく動くようになった。
早速使えるようになった Bracketing to HDR プラグインを試す。
[File] -> [New From] -> [Bracketing to HDR] とメニューを選択し段階露出したデジカメ画像を選択、パラメータを調整した後 HDRI xを生成する。
ちなみに昨日外で撮影してきた画像は、露出を変えた各画像がそれぞれ数ドットずれていて使いものにならなかった。 マンフロットの頑丈な奴とはいえやはり卓上三脚。 FinePix F10 で段階露出するには、メニューをいじって露出補正を変更していかなければならないこともあって、十分固定しておけなかったようだ。
ということであらためて適当に -2EV から +2EV まで 1EV 刻みに段階露出して5枚撮影し CinePaint で処理。
……うーん、いちおうちょっとコントラストがあがった感じの画像になったけれど他の人が作っているようなアーティスティックな感じに仕上らないなぁ。 ここに載せられるような面白そうなものにはならず。
段階露出の幅が足りないのか? FinePix F10 で露出補正だと±2EVまで、マニュアル露出モードはないしどうするか。
広いダイナミックレンジをうまく取れるような景色を探してみればよいのか?
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。