また久しぶりに LaTeX2e でドキュメントを作成したくなった。 今まで Linux でも Windows でもコンパイルが通るように ISO-2022-JP で書いていたのだが差分も取りにくいし、そろそろ UTF-8 にしたい。 調べたら Linux なら ptexlive で UTF-8 対応の pLaTeX2e が使える模様。Windows については W32TeX が対応済みのようだ。
Debian GNU/Linux では ptexlive がないので、野良インストールした。
~/tmp/ptexlive の下でビルドして /usr/local/texlive/p2009 の下にインストール。
以下手順メモ:
手元の環境では以下を追加インストールした。
~/tmp/ptexlive を作りファイルをダウンロード。 ptexlive アーカイブを展開、TeX Live の方は ISO イメージを展開してマウントする。
cd mkdir -p tmp/ptexlive cd tmp/ptexlive wget http://tutimura.ath.cx/~nob/tex/ptexlive/ptexlive-20100711.tar.gz wget http://www.t.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/systems/texlive/Images/texlive2009-20091107.iso.xz tar zxvf ptexlive-20100711.tar.gz 7za e texlive2009-20091107.iso.xz mkdir texlive mount -t iso9660 -o loop texlive2009-20091107.iso $PWD/texlive
(2010年9月18日追記: ここで TeX live をインストールする)
次に ptexlive を展開してディレクトリに移動して ptexlive.cfg を用意し編集する。
cd ptexlive-20100711 cp ptexlive.sample ../ptexlive.cfg emacs ../ptexlive.cfg
変更したところは以下。
そしてビルド。なお既存の ~/.texmf-var があると正しくないビルドができる可能性があると警告されるので移動しておく。
mv ~/.texmf-var ~/.texmf-var-tmp make make otf
最後にテストがこけるがこれは無視してもよいらしい。
そしてインストール。
su make install exit
以上で完了。
環境 PATH を通す。Debian GNU/Linux の TeX 関連パッケージより優先して使うように既存の PATH の前に設定。
export PATH=/usr/local/texlive/p2009/bin/i686-pc-linux-gnu/@:$PATH
UTF-8 なサンプル pLaTeX2e ファイルを作成して platex、dvipdfmx が通ることを確認。
Happy TeXing!
NEX-5N ではいくつかのボタンについて機能割り当てをできるんだけれど、ボタンによって設定できるものが違ったり、装着レンズによっては割り当てが固定になったりして、いろいろ迷うところである。
いろいろいじってまずは以下の設定にしてみた。レンズキットの E 18-55mm F3.5-5.6 OSS と Nikkor レンズを使う想定で、レンズによって不便になったり設定を変えたりしなければならなかったりするのが目標。
多用するので。
このボタンはマウントアダプタで Nikkor レンズをつけた時は自動的に[MFアシスト]固定になる。
一方 E 18-55mm F3.5-5.6 OSS SEL1855 は、フォーカスリングが DMF を前提とした回転角になっていて、[MFアシスト]が有効になる MF には向いていない。ので[MFアシスト]を割り当てておくのはもったないない。ということで無難に[撮影モード]を。
必要な時は、[プレシジョンデジタルズーム]を割り当ててもいいかなと思ってる(この機能は他のボタンには割り当てできないので)。
以下の5個を設定。
前半2個は仕上り系・後半3個はフォーカス系。
各キーごとに設定可能な項目と自分でどうかをまとめてみた。
機能 | 自分の場合 |
ISO感度 | ←コレ! |
ホワイトバランス | ソフトキーCに割り当て。 |
測光モード | マルチ + 露出補正で十分なので変えない。 |
DRO/オートHDR | ソフトキーCに割り当て。 |
ピクチャーエフェクト | 後述。 |
クリエイティブスタイル | めったに変えない。 |
フラッシュモード | フラッシュ使わない。 |
調光補正 | フラッシュ使わない。 |
MFアシスト | MF を使うレンズの場合にはソフトキーBで。 |
再押しAEL | 使わない。 |
機能 | 自分の場合 |
撮影モード | ←コレ! |
撮影アドバイス | 使わない。 |
オートフォーカスモード | ソフトキーCに割り当て。 |
プレシジョンデジタルズーム | 必要時に割り当てるかも。 |
顔検出 | 顔検出を切る時はオートフォーカスエリアを変える。 |
スマイルシャッター | めったに使わない。 |
美肌効果 | めったに使わない。 |
画質 | ファインから変えない。 |
ISO感度 | 右キーに割り当て。 |
ホワイトバランス | ソフトキーCに割り当て。 |
測光モード | 前述。 |
DRO/オートHDR | ソフトキーCに割り当て。 |
ピクチャーエフェクト | 後述。 |
クリエイティブスタイル | 前述。 |
フラッシュモード | 前述。 |
調光補正 | 前述。 |
MFアシスト | MF を使うレンズの場合は自動的にこれになる。それ以外では今は使わない。 |
再押しAEL | 前述。 |
機能 | 自分の場合 |
撮影モード | ソフトキーBに割り当て。 |
以下カスタム | |
フォーカス切換 | 3番。Eマウントレンズで DMF に切り換える時に。 |
オートフォーカスモード | 5番。動きのあるものを撮影する時に切り換え。 |
オートフォーカスエリア | 4番。フレキシブルスポットへの切り換えに。 |
顔検出 | 前述。 |
スマイルシャッター | 前述。 |
美肌効果 | 前述。 |
画質 | 前述。 |
ISO感度 | 右キーに割り当て。 |
ホワイトバランス | 1番。オートホワイトバランスで駄目な時に。 |
測光モード | 前述。 |
DRO/オートHDR | 2番。ダイナミックレンジを変えたい時にいじりそう。 |
ピクチャーエフェクト | 必要なら DRO/オートHDRのところに割り当てるかも。 |
クリエイティブスタイル | 前述。 |
フラッシュモード | 前述。 |
NEX-5N のカスタムキー設定を試行錯誤してから5カ月ほど経過。使ってみて、使うボタン・使わないボタンがあるので見直してみた。
新しい設定は以下。
マウントアダプタで Nikkor レンズをつけるとソフトキーB(下のボタン)が[MFアシスト]固定になるので、MFアシストはそのボタンを使っていたのだけれど、縦位置の際など若干押しにくい。
ということで[ISO感度]を割り当てていたのだけれど、 [MFアシスト] を割り当てることにした。オートフォーカス時にはこのボタンが死ぬことになるのはいたしかたない。
今までは[撮影モード]を割り当てていたのだけれど、めったに切り換えることなかった。右キーを追われた[ISO感度]をこちらへ。
以下の5個を設定。
カスタム3に設定していた[フォーカス切換] は割り当て無しに。Eマウントレンズで DMF に切り換える時に使うかと思っていたんだけれど、結局 DMF 使ってないので。
昨年の運動会はフィルムカメラ中心でコンパクトデジカメをサブということで、確か Nikon F100 + AT-X 280 AF PRO + Ai AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D と IXY DIGITAL 210 IS という装備で、フィルムとか単3形電池やらまで含めると、それなりの荷物だった。
その後昨年末に NEX-5N を買って完全にデジタルに移行したので、今年は NEX-5N 1台で済ませることにした。昨年の経験でやはり300mm(35mm 判相当)は必要だなあと思ったので、NEX-5N 用に TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011)を今回新しく買った。
実はこれの OEM 版と言われているソニー純正の E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE SEL18200LE を発送2~3週間後ということで9月の前半に安かったデジカメオンラインで注文していたのだけれど、待てど暮らせど。その後入荷予定が10月中旬とか連絡がきてね。余裕で間に合うと思って他では在庫もあったのにあえてデジカメオンラインさんにしたのにね、納期信用できないショップだとは残念。もうすでにこのシーズンのせいなのか SEL18200LE の在庫はどこにも無い状態なので、別のところで 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC を注文。若干デザインに締まりがあるのと今後カメラ側の対応について多少純正の方が安心かなあと思っていて SEL18200LE がいいかなあと思っていたんだけれどまあいいでしょう。実際 NEX-5N につけてみるとマウントまわりのシルバーどうしが結構マッチしていていい感じだし。
しかし自分も高倍率ズームレンズを買う歳になったんだなあとしみじみ。若い頃は買わなかったもんなあ。まあ最近性能が良くなったというのはあるけれども。
で NEX-5N + 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC だが実際のところバランスはとてもいい感じ。最短撮影距離が 0.5m というのが弱点なんだけれども、こういうイベント時には全然問題じゃなかった。あとレンズ1本だとブロアとかも持っていかなくていいのでそう考えると高倍率ズームレンズいいねって感じになってきた。
以下運動会で実戦投入した雑感:
外出先でキッズに持たせる用に防水・防塵・耐衝撃デジカメが欲しいなと思い FinePix XP70を買った。
FinePix F10 (2005年3月発売)をキッズに使わせる用にしているのだけれど、2軍落ちしているとはいえ沈胴式レンズや本体をコツンコツンぶつけながら使っているのを見るのは忍びない。かといってある程度は気にせず自由に使わせたい。あとネックストラップで FinePix F10 をさげるとちょっと重い印象だったので、外出先で使うにはもう少し軽いのが良いなと。
ということで衝撃に強くレンズの出っ張りが無いデジカメ買うことにした。用途的にあまり高機能・高画質は求めないかわりにお値段もそこそこが嬉しい。ということで値段がお手頃で、他のヘビーデューティー系に比べてデザイン的にもポップな FinePix XP70 をチョイスした。
実はゴールデンウィーク中は結構安くなっていたのだけれど、いざ YAuth を通して買おうと思ったら数千円値上りしていてむむむであった。しかしながら最早で来週の日曜日に使えればと思っていたのでさくっと購入してしまうことにした。ゴールデンウィークセール恐るべし。
まだ開封してすぐなので使い込まないと使い勝手はわからないのだけれど、以下初日のインプレッション。
[ 製品レポート ]
一昨日の雨で2日延期になり今年の運動会は体育の日開催となりました。最高気温19.6℃の涼しい曇の日でした。
今年は α6300 を購入したので機材がグレードアップ。
NEX-5N では(ノイズ対策で)必要だったマイクがいらなくなったので身軽になりました(カメラ自体は重くなりましたが)。
さすがは AF と高速連写が売りの α6300 で、去年までの NEX-5N とは雲泥の差の撮りやすさでした。走者の撮影では今回はカメラ任せにしてみることにし、シーンセレクションのスポーツを選びました。この設定では以下のようになります。
コンティニュアス AF は 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC でも結構頑張ってくれました。このレンズだと中央辺りでないと追従できないようなので、中央で捉えるようにして撮影。
ドライブモードが Hi+ だとモニタがブラックアウトしなくなるので被写体を追うのがかなり楽でした。さすがに押しっぱなしだと途中追いつかなくなってきたので、2度目はちょい間をあけたりしました。
シャッタースピードはかなり高めになり、結果 ISO 感度も ISO2000 まで上がります。結構アグレッシブですね。
NEX-5N だとフォーカスが外れると盛大に迷ってしまうことが多かったのですが、α6300 ではそれがなく安定感が増しました。ただフォーカスがちょっとずれたままというパターンがちょっとありました。望遠端だったので条件が悪かったのかもしれません。
あとはやはりファインダーがあると圧倒的撮りやすい。野外での NEX-5N での苦労が何だったのかという感じです。
バッテリーの消費はやはり NEX-5N より多いです。途中でバッテリー交換が必要でした。
NEX-5N から α6300 への買い替えで運動会撮影についてはほぼ課題が解消されました。欲を言えば次は α6300 の力を発揮できるレンズを……というところですが、上を見ればキリがないのでこれで運用していこうと思います。
G9 X Mark II でのマニュアルフォーカスはどんな感じかちょっとお試し。
「MF 拡大表示」機能と「MF ピーキング」機能がちゃんと搭載されています。10倍まで拡大するとぽやぽやな感じでフォーカスの山が掴みずらいのと、タッチやコントローラーリングでステップ単位でフォーカスを前後させながら追い込むのが面倒なのでそうそう使わないかなという感想でした。
白トビを抑えたい時に高輝度側・階調優先を D+ にするとなかなか良いらしいので試してみたいなと思っているのですが、MENU の中から設定を探さなければならないので切り替え操作が面倒です。
今まで使っていなかったのですがマイメニュー設定でよく使うメニューだけ登録して集めておく機能があるのでそこに登録しておいてみました。
まずは上のような感じ。MENU を押した時に「マイメニュータブから表示」で一発で露出関連の設定に入れるようになりさっと設定できるようになりました。これでさっと切り替えられるようになるんじゃないかと思います。
10月19日の発売以来入荷してもすぐ売り切れになっていた GIZMON Utulens Eマウントを先週の月曜日にようやく注文できて手に入りました。ギズモショップで税込み3,980円。 写ルンですのレンズをつけたレンズユニットと、同ショップで販売されている「ミラーレスカメラ用 L39マウントアダプター(税込み1,500円)」と同等品と思われるマウントアダプターで構成されている商品です。
焦点距離は 32mm で APS-C サイズの α6300 では 35mm 判換算 48mm の画角になります。絞りは F16 固定。現行品の「写ルンです シンプルエース」の F10 (ISO400 1/140秒)、「写ルンです 1600 Hi・Speed」の F14 (ISO1600 1/200秒) と比べてもかなり絞った設定になってます。日中野外で使う場合以外はかなり感度を上げる必要がありますね。
α6300 で撮ってみるとフレアがとても出やすいレンズということがわかります。レンズに少し強い光線が入るとコントラストが下がり色かぶりします。逆にそれが昔の写真ぽくていいですね。フレアが出ないシチュエーションでは思った以上にしっかり写ります。
APS-C サイズの α6300 だとちょど良い感じの周辺光量落ち。青空がぐっと締まります。 TC-1 を思い出すなあ。
パンフォーカスでの撮影は久しぶりでしたが、フォーカスを気にしないでパシャパシャ撮れるの楽しいですね。
[ 製品レポート ]
35mm フィルムで撮っているうちにチェキが欲しくなって instax mini 70 を買いました。初代チェキ instax mini 10 ユーザー(18年前の1999年12月28日購入)で400枚以上は撮っていたのですが、何年か前にもう要らないかなとカメラは処分しちゃってあったので、今回が2台目のチェキです。
イマドキなスクエアフォーマットの instax SQUARE SQ10 も気になりましたが instax SQUARE フィルムは高価で気楽に撮って楽しめなさそうなので instax mini フィルムのにしました。
以前使っていた経験から
の条件を満たすものから選びました。(チェキは寄るとパララックスがかなり発生するので)「接写モード用視差補正機能付き」、また明るいところで明示的にフラッシュを禁止できる「フラッシュ発光禁止モード」がある高機能な instax mini 90 とも迷ったのですが
とデフォルトの挙動的には instax mini 70 の方が使いやすそうだったので instax mini 70 にしました。
初代チェキは電源を入れた時に鏡胴がせり出す音や、撮影後にフィルムが出てくる時の音が爆音で耳障りなのがイケてなかったのですが、instax mixi 70 はさすがにそんなことは無くていい感じ。それから安定して立てて置いておけるのも何気にグッド。
久しぶりにチェキりましたが、撮った写真をすぐに見られるのやっぱ楽しいですね。
ちなみに初めて今回絵柄入りフレームタイプも買ったのですが、天地があるキャラクター物はかわいいけど横位置で撮るのに躊躇して撮影に制約が出てちょっと不便に感じました。普通の白いのが書き込みもできるし良いかな。
[ 製品レポート ]
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。