オンラインストレージサービスの Dropbox が一般公開された。 Windows や Mac OS X だけでなく Linux でも使えるというのでインストールしてみた。
こちらは特筆することなし。ソフトウェアをダウンロードしてインストール。 プリファレンスで Dropbox ディレクトリを c:\home\naney\var\Dropbox に変更したぐらい。
Ubuntsu 用のバイナリはあるのだが、ソースも公開されているので今回はビルドしてインストールしてみる。 以下の手順で Debian パッケージ化してインストール。
sudo apt-get install libnautilus-extension-dev libnotify-dev tar jxvf nautilus-dropbox-0.4.1.tar.bz2 cd nautilus-dropbox-0.4.1 dh_make --createorig fakeroot dpkg-buildpackage sudo dpkg --install ../nautilus-dropbox_0.4.1-1_i386.deb
以上で Nautilus 拡張がインストールされる。Nautilus が起動しているなら killall nautilus で一旦止めてから、Nautilus を起動しなおす。 ターミナルから Nautilus を起動すると
downloading dropbox from http://www.getdropbox.com/download?plat=lnx.x86 downloading dropbox from http://dl-web.getdropbox.com/u/17/dropbox-lnx.x86-0.6.382.tar.gz dropboxd: どのプロセスもkillされませんでした
と出力される。
クローズドソースの dropboxd が ~/.dropbox-dist 以下に自動的にダウンロードされて実行される。
個人的な設定としてプリファレンスで Dropbox ディレクトリを ~/Dropbox から ~/var/Dropbox に変更しておいた。
あとは普通に Dropbox ディレクトリ上にファイルをコピーしたり修正したりすると、自動的にサーバ側と同期される。 最初 Nautilus というのをみたとき「Nautilus 上での処理しか反映されないのかなあ」と思ったのだが、別にそんなことはないようだ。
ちょっとだけだが使ってみて、多くの人が絶賛する理由がなんとなく感じられた。 クールだ。 オフラインでの同期・高速な同期・リビジョン管理は便利そうである。
一方、PC 上の1ユーザで、Dropbox 複数アカウントの切り換えはちょっと面倒そう。 自前で退避させるしかないのかな。
また同期する PC によっては Subversion で特定のサブディレクトリのみチェックアウトできるように、一部のサブディレクトリのみ同期対象とできるといいなと思うのだがそういう機能はみあたらない。
完全に自分が占有している PC が複数台あって、セキュリティなどにあまり気をつかわなくてよく全部同期をかけても問題ない場合が、いちばんマッチしている利用パターンだな。
今使っている ThinkPad X31 が、すでに電源ボタンを押してもなかなか電源が入らない状態にまでなってきていてかなりヤバイ。 PC 無し環境に陥るのはたまらないので、新しい PC を新調することにした。
選んだのはやはり質実剛健・打ちやすくて英語キーボードが選べてポインティングデバイスがトラックポイントである ThinkPad。 というか他に候補がない。
Mac OS X も使ってみたいんだけれどいきなりメイン環境を乗り替えるわけにはいかないぐらい Debian GNU/Linux で環境構築してしまっているので今回も見送り。
で、ThinkPad、モデルとしては光学ドライブ無しということで ThinkPad X200 7454CTO をチョイス。
プロセッサ | インテル Core 2 Duo プロセッサー P8600 (2.40GHz 1066MHz 3MBL2) |
初期導入 OS | Windows 7 Professional 64 正規版 |
初期導入 OS 及び言語 | Windows 7 Professional 64 正規版 - 日本語 |
ディスプレイ | 12.1型液晶(WXGA) |
グラフィック | Intel グラフィックス・メディア・アクセラレーター X4500 |
メモリ | 4GB PC3-8500 DDR3 SDRAM (2スロット使用) |
キーボード | 英語キーボード(US) |
ポインティング・デバイス | TrackPoint のみ |
指紋センサー | 内蔵指紋認証リーダー |
HDD | 500GB ハード・ディスク・ドライブ (5400rpm) |
カード・スロット | 5 in 1 メディア・カード・リーダー(モデムあり) |
Bluetooth | 内蔵Bluetooth |
ワイヤレスLAN アダプタ | インテル WiFi Link 5300 (802.11a/b/g/n 最大450Mbps(理論値)) |
バッテリ | X200 6セル拡張バッテリー |
電源アダプタ | 65W ACアダプター; 日本 |
言語内容 | Japanese Publication |
プロセッサは +27,300円で P8700 に、+43,050円で P8800 になるのだが性能差に比べて価格差が大きすぎるので標準のまま。
Windows 7 Professional は 32 ビット バージョンと 64 ビット バージョンで迷ったが、ここは 64 ビット バージョンにした。
キーボードはもちろん英語キーボード。 今は最初から英語キーボードが選べるのが嬉しい。
ThinkPad X31 でも別途部品センターに注文して自分で交換したのだが、その分割高になるし買ってすぐには手元にないのでしばらく日本語キーボードを使う必要があったので最初から選べるとかなり助かる。
HDD は 320GB 5400rpm から +7,350円で 500GB 5400rpm に。速度をとって 320GB 7200rpm (+4,200円)という選択肢もあったが、今度はデュアルブートにする可能性もあるので容量が大きいほうにした。
無線 LAN アダプタは +1,470円で インテル WiFi Link 5100 (802.11a/b/g/n ドラフト2.0準拠) からインテル WiFi Link 5300 (802.11a/b/g/n 最大450Mbps(理論値)) に変更。Intel WiMAX/WiFi Link 5150 (+7,350円) は 1x2 MIMO ということで 3x3 MIMO になる 5300 にしておいた。
以上週末限定eクーポン適用して128,720円也。先週の週末限定eクーポンだと122,976円だったのだがちょっと忙がしくて買い逃した。ちょっと残念だったけれどさすがにもう今使っているのが絶不調でまったなしなので、今週の週末限定eクーポンで手打ち。
発売日の2017年2月23日に届いた PowerShot G9 X Mark II を今日箱から出しました。液晶保護フィルムを貼り CHUMS のストラップを装備し、最近では珍しくしっかりとした厚さの取扱説明書を読みながらいじってみました。
1.0型センサーながらコンパクトなアルミボディはしっかりエッジのある形状で精悍な印象です。この大きさならいつでも持ち歩けます。コンパクトなボディに大きな鏡胴なので、右手で掴んだ際にグリップ部が狭いなというのが持った時の印象でした。リストストラップに手を通して持った方が安心です。
十字キーが無くタッチパネル液晶での操作が中心ですが特に迷うこともなく使いやすいです。
カメラ前面にあるコントローラーリングは何を割り当てるか迷うところ。28・35・50・84mm(35mm 判閑散)と切り換えられるステップズームはコントローラーリングに割り当てないと使えないのですが、露出補正や Av (Av モード時)も捨てがたいです。ここは使いながら決めようかなと。
3:2 だと以下を選択できます。
ちなみに α6300 だと以下。
Xperia Z5 では 3264x2448 (4:3)で撮ってるし、用途を考えると G9 X Mark II ではミドル(M)を常用しようかなと今のところ考えています。スマートフォン経由で SNS 等に投稿する場合は下記のように転送時に手間なしリサイズすることもできるので、普段は L で撮っておくというのもありではあります。
Xperia Z5 には Cannon Camera Connect for Android をインストールすることで Bluetooth を使ったかんたん接続 + Wi-Fi での転送を行えます。 NFC によるかんた接続もできますが Bluetooth だと端末を近づけなくて良いので格段に手間無しですね。 G9 X Mark II 側は電源を切った状態で机に置いておくだけで良いのでかなり気軽にできます。
転送時にリサイズするという機能もついてます。リサイズするようにすると 3:2 で撮った写真は 2400x1600 (S2) にリサイズされた画像ファイルがスマートフォンに転送されます。
Mac への Wi-Fi 転送も設定したいなと CameraWindow DC 8.10.9b for Mac OS X を MacBook Pro にインストールしてみたのですが、 macOS 10.12 では Wi-Fi 接続不可とのこと。アップデート待ちです。
写真枚数が少なくカードの抜き差しが面倒な場合は G9 X Mark II → Xperia Z5 → Synology DiskStation DS216j (NAS) → MacBook Pro (Cloud Station でリアルタイム同期)で済ませることにします。
液晶保護フィルムはケンコーの液晶プロテクターにしました。 G9 X Mark II が出る前なので G9 X 用を注文しましたがサイズはぴったりです。
G9 X Mark II はバッテリーチャージャーが付属しているのが良心的。本体チャージしかできないと不便ですし、かといって別売りだとわざわざ買うのもなぁと思ってしまうので。バッテリーパックは純正の NB-13L を1個合わせて買いました。まだ初日なので保ちは不明です。
メモリーカードはいつもの Transcend のを買い足し。α6300 でも使っているものです。
ケースは良さそげなのが見つからなかったのでハクバ カメララップ S にしました。
普段使いには PowerShot G9 X Mark II、しっかり撮りにいく時は α6300、雨や衝撃など気にせずより気軽に撮りたい時は FinePix XP70 といい感じにラインが組めたかなと。
スマートフォンの画質に不満で買ったということもあるので普段から持ち歩いてさっと撮るのに使っていきたいです。
[ 製品レポート ]
新しく買った DSC-RX0 ですが、防水のためにメモリーカード/端子カバーに防水パッキンがあり開け閉めがかためなこと、メモリカードがmicroSDカード(/microSDHCカード/microSDXCカード)と小さいものであることから、都度都度外して PC にするような面倒なことはしたくないなと思っています。
PlayMemories Home を Mac に入れることで Wi-Fi 転送ができるので昨日設定しておきました。
使うのは以下のポートということでうまく転送できない場合はセキュリティソフトで通信を許可するよう設定変更が必要かもしれません。
いったん設定が終われば [MENUボタン] - [ネットワーク] - [パソコン保存] で同じネットワークに接続している Mac に転送できます。便利。同様に α6300 も設定しておきました。
PowerShot G9 X Mark II も同様に Wi-Fi で転送したいのですが、CameraWindow DC for Mac OS X があいかわらず OS X El Capitan 10.11 / macOS 10.12 Sierra で Wi-Fi 接続不可なんですよね。
JPEG ファイルと同名で拡張子が CR2 のファイルが保存される。
JPEG ファイルと同名で拡張子が ARW のファイルが転送される。
自宅にいる時にカメラで小物をさっと撮って Mac でささっと現像してソーシャルメディアに投稿したいことがある。そんな時はメモリーカードの抜き差しなどしたくない。
ソニーの α6300 や DSC-RX0 は PlayMemories Home で Wi-Fi 転送できるのだけれど、ちょっとした撮影は PowerShot G9 X Mark II でしたいんだよね(α6300 はちょっと仰々しいしマクロレンズが無い、DSC-RX0 は 24mm で小物を撮るには向かない)。
しかし PowerShot G9 X Mark II は2年前に購入して以来ずっと転送ソフトウェアの CameraWindow DC 8 for Mac OS X が「10.11/10.12 では、Wi-Fi 接続不可」のままで、Wi-Fi で Mac に転送できず SDHCメモリーカードをカメラから抜いて Mac に挿して画像ファイルを移動するしかなかった。
CANON iMAGE GATEWAY 経由で Mac に転送するというクラウドシンクロを使うという手もあるのだけれど、プライベートな写真も含めて全部クラウド経由になるのは嫌だったので設定しないできた。ただソーシャルメディアに投稿する前提の写真しか無いときはまあ許容しても良いかなと。そう思って機能を見返したところ、同一ネットワーク上に転送先の Mac があり Image Transfer Utility が起動していればサーバを経由しないで直接転送されるとあるではないですか。
ということでクラウドシンクロを設定してみた。やってみたところ、実際サーバ経由をしないで転送できたよ。RAW 画像ファイルも転送される。やった。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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