Emacsで動くMIMEメールリーダ。 Naney が使っているのがこれ。
'*' して J。
old fashioned な PGP メッセージの復号化/検証 | C-cC-z |
old fashioned な PGP メッセージを作成する設定 | (setq mew-use-old-pgp t) |
PGP/MIME作成 or old fashioned な PGP メッセージ作成のトグル | zo |
草稿全体を PGP で暗号化する | C-cC-e |
参考:
Draft モードで草稿の送信ケースの指定 | C-cC-o |
(setq browse-url-browser-function 'browse-url-mozilla) (setq browse-url-mozilla-program "firefox") (setq browse-url-mozilla-arguments '("-a" "firefox")) (setq browse-url-new-window-flag t) (setq browse-url-mozilla-new-window-is-tab t) (add-hook 'mew-message-mode-hook (function (lambda () (local-set-key [mouse-3] 'browse-url-at-mouse))))
メールは全て一旦 Gmail に集約しているんだけれど、そこからの inbox 処理は今まで、
としていた。
しかし Xperia から Gmail を見るようにしたら、けっこうそちらで未読処理が済んでしまうので、同じメールを再度 Mew 上でチェックしてフォルダ分けする時間がもったいなく感じるようになった。
今後は基本的には Gmail 上で inbox 処理を行うことにしよう。
ただメールの作成はほとんどの場合圧倒的に Mew (Emacs)上でやった方が心地よい。 ということで、とうとう Mew からの Gmail アクセスを IMAP ベースに変更することにした。(setq mew-proto "%") して IMAP アクセスをデフォルトに変更。 Mew 上では基本的には未読管理はしないことにし、基本新規メール・返信メールの作成/送信のみ用にするつもり。
ただ整理はしないけれど今まで通りメールアーカイブ用として定期的に POP3 受信もしておくつもり。Gmail 上には本格的に使い始めた2007年中旬頃からのメールしかないのだけれど、Mew 上には1996年ぐらいからのメールが残っている。 この過去メールが捨てられないんだよねえ。
メール本文の作成については Emacs 上の Mew の方が便利なんだけれど、Mew の設定が済んでいるメイン Linux PC が使える状況にないと使えないという欠点があって、もうもっぱらメールの作成・送受信は Gmail でやるようになってしまった。
Mew 上に 1990年代半ばぐらいからの過去メールがあることもあって、その後もずっと Gmail から定期的に POP して Mew 上に置いておいたんだけれど、そろそろ全部 Gmail 上に移してしまおうと思う。 そうすれば過去メールもどの環境からでも検索・閲覧できるようになるし。
Mew からも直接 IMAP で Gmail へアクセスできるように設定してあるんだけれど、前にローカルから IMAP サーバへメールを移した時にタイムスタンプが変わった記憶があるので今回は他のソフトウェアでやることにする。
先日のGmail 間のメールの移動の際は Thunderbird を使ったんだけれど、調べたところ Mew が使っている MH 形式のメールボックスを Thunderbird では標準でインポートできないようなので今回はパス。
ということで Sylpheed を使ってみることにした。Sylpheed は初めて。 起動すると既存の MH 形式メールディレクトリ (~/Mail) を検出してくれて、なんと即過去メールが見えるように。Sylpheed 自体のメールボックス形式が MH 形式なので、インポートとか必要なし。これは今回の作業にうってつけ。
あとは Sylpheed 上で不要なメールを整理しつつ、ローカルフォルダ上のメールを Gmail 側の 「[Gmail]/すべてのメール」、あるいは適当なラベルに対応するフォルダへドラッグ&ドロップして移動させていくだけ。 Gmail の IMAP だけれど1通1〜2秒ぐらいはでている感じ。思ったほどは遅くなかった。
重複メールの除去が手間だな、そういえば Sylepheed に[重複メッセージを削除]っていうのがあるなあなんて思ってたけど、考えてみたら Gmail 上では重複メッセージはもともと保存できないので勝手に片方だけが残るんだった。
ということであとは順次メールを移していくだけ。
MUA としても Thunderbird より Sylpheed の方が軽量でいいかもしれないな。Windows 版もありポータブルアプリケーションとしても使えるみたいだし。 今後アプリケーションタイプの MUA が必要になった時には候補にしよう。
月曜日から始めたSylpheed での Mew 上の過去メールの Gmail への移動がようやく完了。 たまにメールの移動がエラーで止まってロールバックしてしまうことがあるので、多くても1200通前後づつぐらいで刻んで移動させた。 それと Mew では整理先推測が賢いのでフォルダを細かくわけて整理していたため、数〜数十通しか入っていないフォルダが大量にあって、これらを個別にチェックしながら Gmail へ移動させていくのにちょっと手間がかかった。
移動完了時点で Gmail 2845MB。 1996年9月中旬ぐらいからの過去メールなので、14年と何カ月か分か。 容量的には後10年は余裕かな。
今後の課題は Gmail 上のメールのバックアップ方法だな。 定期的にローカル上に同期をかける方法があればいいんだけど。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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