Web 日記(nDiki・mixi日記)の文体を常体(普通体)から敬体(丁寧体)に変えて1年経ちました(文体を常体から敬体に)。
常体で書くと文章そのものがやわらかい印象になるのですがこれは文体だけのせいではなく、書いている途中の気持ち自体がやわらかくなるというのも大きいなというのが、この1年で感じたところです。Web 日記については引き続き敬体で書いていこうと思います。
一方あわせて基本敬体にしてみたソーシャルメディアでのつぶやきですが、こちらはやはり敬体ではかしこまりすぎてその時の気持ちの表現とは合わないなぁと感じることが多かったです。敬体では話しかけるような感じになってしまうので、つぶやきらしくなくなり窮屈さがありました。
常体のつぶやきへのコメントに敬体で返信するのは慌てて姿勢を正すような感じがして少し気恥ずかしく、いつも敬体で書くとそういうことが無くていいなというのがありますが、ちょっと気にしすぎですね。
つぶやきは無理に体を揃えず、投稿ごとに敬体・常体を使い分けるのがやはり自然です。今日から元に戻すことにします。
[ Naney のスタイルガイド ]
個人的な文章を書く時のスタイル(用字用語など)のメモが1箇所にまとまっていなかったので nDiki 上に Naney のスタイルガイドとして整理した。書いている時に迷った時に調べて決めたものを集めたものなのでまったく網羅的ではないものなのだけれど、こういうのはまとめておくと便利なのだ。
なかぐろ。中点(なかてん)。
例外はありとしつつ「姓名の間に中黒」「2語の複合語なら入れない」「3語以上の複合語なら入れる」「固有名詞と普通名詞の組み合わせなら入れる」が優勢か。
複合した語であることを示すための,つなぎの符号の用い方については,それぞれの分野の慣用に従うものとし,ここでは取決めを行わない。
人名について:
2 外国人(漢字名を除く)の名と姓の間、「サー」などの継承と姓名の間には中点を使う。
外来語について:
3 外来語、外国の地名、建造物名称などは原則として中点を入れない。
ただし次の場合は中点を入れる。
中黒または半角スペースを用いてカタカナ語を区切って表記します。
固有名(外国人名)の区切り方法は、一般カタカナ複合語の区切り方法とは別に定める必要があります。通常、固有名(外国人名)の区切りには中黒を使います。
テクニカルコミュニケーション研究会編、文章・用字用語ハンドブック、日経BP出版センター
入れ方は、マニュアルの性格や会社の方針を考えて決めます。
[ Naney のスタイルガイド ]
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。