nDiki : OpenSSL

2008年12月25日 (木)

PlaggerTwitter のあれこれをメールで通知

Twitter 上で要チェックなポストは、今年の4月から MAILPIAケータイメール通知するようにしていた(記事)のだが、最近メールが届かなくなってしまった。 フィードを変更してみたりメールアドレスを変えてみたりしたが駄目。 他に良さそうなフィードメール通知サービスが無さそうだったので Plagger を使うことにした。

Plagger は以前途中までインストールしようと思ったのだが、依存 Perl モジュールが多くて途中でやめてしまった。 今回は目的があってインストールするので、頑張ってインストールした。

インストールするホストに libxml2 と OpenSSL が無くて必須モジュールが入らなかったので、これを別途インストール。 PlaggerSubversion リポジトリの trunk をチェックアウトしてインストール。 依存 Perl モジュールCPAN から。

ケータイ向けにテキスト形式のメールを送る Publish プラグインWeb で見つけたものを流用。まずは以下の3つレシピcron で 10分毎に実行するように設定した。 メールは基本的に Gmail アカウントに送ってフィルタでケータイに転送。 うまくいっている感じ。

Twitter リプライをメールで通知

PlaggerTwitter にログインして replies API にアクセスするようにもできるけれどパスワードを書いておきたくないので、先月作成した CGI スクリプト(記事)経由で取得することにした。

  [Twitter]
    ↑
  [replies.atom さらし CGI スクリプト]
    ↑
  [Plagger (cron で 10分毎)]
    ↓
  [Gmail]
    ↓
  [ケータイ]

指定した Twitter-ers のポストのメール通知

Plagger で直接各 Twitter-ers のフィードを取ってこれるけれど、10分毎にアクセスするほどでもないので、Google リーダーTwitter-ers のフィードをフェッチさせてタグでたばねて公開したフィード経由で取得することにした。

Plaggerレシピをいじらないで Google リーダー上で Twitter-ers を追加・削除でき、Google リーダーでもポストを読めるというのが利点。 ポストが少ない Twitter-er のフィードは Google リーダーが巡回頻度を下げるのでタイムラグが大きくなることがあるのが欠点。

 [Twitter]
   ↑
 [Google リーダー]  ← [Web ブラウザ (設定・チェック)]
   ↑
 [Plagger (cron で 10分毎)]
   ↓
 [Gmail]
   ↓
 [ケータイ]

twitter検索結果をケータイにプッシュ

外出先などで、居場所やイベントの情報を Twitter でチェックしたい時がある(役に立つかどうかは別として)。 ケータイから定期的に検索かけるなんてありえないので、メールでプッシュしておいて(気がむけば)読むぐらいにしておきたい。 キーワードの設定・管理については、操作・サーバ実装とも楽したい。

Twitter 関連ということで頻繁にケータイでアクセスして画面に出ている MovaTwitter を活用したい。 ということで MovaTwitter のクリボーに「アクセス keyword」と書くことで検索キーワードを指定できるように組んでみた。

 [MovaTwitter クリボー] ← [ケータイ (キーワード書き込み)]
   ↑
   ↑ クリボーのフィードを読んでキーワードを取得
   ↑
 [CGI スクリプト] → [twitter検索]
   ↑
 [Plagger (cron で 10分毎)]
   ↓
 [Gmail]
   ↓
 [ケータイ]

いまさらだけれど、Plagger 便利だな。 とっかかり(インストールと概要理解)がちょっと難しいけれど、それを乗り越えてしまえば Perl なんでどうとでもなるという感じ。

[ 12月25日全て ]

2010年10月20日 (水)

Red Hat Linux 8.0 に Git

1発で通らなかったので、インストールした時の記録。

最新の OpenSSL をインストール

 tar zxvf openssl-1.0.0a.tar.gz
 cd openssl-1.0.0a
 ./config
 make
 make test
 make install

libcurl (cURL) をインストール

 tar zxvf curl-7.21.2.tar.gz
 cd curl-7.21.2
 ./configure --with-ssl=/usr/local/ssl --prefix=/usr/local
 make
 make install

Git をインストール

 tar jxvf git-1.7.3.1.tar.bz2
 cd git-1.7.3.1
 ./configure --prefix=/usr/local --without-openssl
 make
 make install

今日のさえずり: ロック方式のバージョン管理機能やっぱりお肌にあわない

2010年10月19日

  • 10:25 素晴らしい。Data::MessagePack 0.34 のおかげで Xslate も Strawberry Perl 上にインストールできるようになりました。
  • 11:57 Strawberry Perl + Twiggy + Plack + Mojolicious + DBIx::Skinny + PostgreSQL + Xslate でやろうかな。
  • 12:06 和風牛丼 350円。 (@ なか卯 神田佐久間町店) http://4sq.com/9tdwTs
  • 12:56 Git 使ったことないのでチュートリアル読んでる。
  • 13:42 Red Hat Linux 8.0 (古)上で Git 1.7.3.1 のコンパイルに失敗したので先に OpenSSL 1.0.0a をコンパイルしていることろ。
  • 14:20 駄目だ。Git のコンパイル通らん。
  • 18:07 K-9 Mail 3.200 出た。 #Android
  • 21:17 mopera U U ライトプランって日割じゃなかったのか。9月1日に廃止したけど9月は満額請求されてた。
  • 22:12 Git ってまだ Windows 使うのは難があるのかな。だとオフィスの Linux サーバに Git インストールしておいても自分以外使う人いないので無駄だな。

2010年10月20日

[ 10月20日全て ]

2010年11月24日 (水)

専用 RubyOpenSSLビルドして Redmine を入れるときの落とし穴

新しい開発プロジェクトでは Git + Redmine を使おうと思う。 で例により使えるのが Red Hat Linux 8.0 サーバなので対応する Ruby やライブラリを含めてソースコードからビルドしてインストールしたのだが、ちょっとハマったのでメモ。

システムにインストールされている OpenSSL を(パッケージがなくアップデートできないので)残したまま、新しい OpenSSL をいれて使うのだが Ruby でこれを使えるようにする方法に辿りつくまで8割の時間を費した。

OpenSSL をインストールする

OpenSSL のデフォルトである /usr/local/ssl へビルドしてインストールする。

 tar zxvf openssl-1.0.0b.tar.gz
 cd openssl-1.0.0b
 ./config shared
 make
 make test
 make intall

何も指定しないと共有ライブラリ(so)がビルド・インストールされないのが落とし穴。

Ruby 1.8.7 をインストール

後は /usr/local/redmine 以下に Redmine に必要なものを入れる。

 tar jxvf ruby-1.8.7-p302.tar.bz2
 cd ruby-1.8.7-p302
 CFLAGS='-I /usr/local/ssl/include' \
   LDFLAGS='-L /usr/local/ssl/lib -Wl,-rpath=/usr/local/ssl/lib' \
   ./configure --prefix=/usr/local/redmine --enable-rpath
 make
 make install

大きな落とし穴は Ruby に含まれている ext/openssl。 OpenSSL 用の共有ライブラリが作られるのだが、いくらやってもこいつが /lib に入っている古い OpenSSL 共有ライブラリの方をリンクしてしまい /usr/local/ssl/lib の方をリンクしてくれない。

configure や make 時に LD_RUN_PATH やら -rpath を指定しても効かないし、ext/Setup で openssl を静的に指定しても駄目だし。

結局 configure.in を眺めて AC_ARG_ENABLE(rpath, ...) があるのを発見して --enable-rpath したところようやく -rpath が共有ライブラリのビルドに反映されるようになった。

30m ぐらいの深さの大きい落とし穴。

RubyGems をインストール

/usr/local/redmine に Ruby が入ったので必要なものを入れていく。 確実にそこの Ruby を使うようにしばらくは /usr/local/redmine/bin 以下を絶対パス指定で作業。

 tar zxvf rubygems-1.3.7.tgz
 cd rubygems-1.3.7/
 /usr/local/redmine/bin/ruby setup.rb

SQLite をインストール

Redmineデータベースは一番お手軽な SQLite を使う。これもインストール。

 tar zxvf sqlite-amalgamation-3.7.3.tar.gz
 cd sqlite-3.7.3
 ./configure --prefix=/usr/local/redmine
 make
 make install

sqlite3-ruby をインストール

Ruby から SQLite を使うためのライブラリをインストール。

 /usr/local/redmine/bin/gem install sqlite3-ruby -- --with-sqlite3-dir=/usr/local/redmine

SQLite のありかを示す --with-sqlite3-dir を -- の次に指定するというところに気がつくのに浅い落とし穴。

Passenger

Redmine のインストールの説明では Passenger を推奨しているようなので入れてみる。

 /usr/local/redmine/bin/gem install passenger

OK。しかし Apache モジュールを

 /usr/local/redmine/bin/passenger-install-apache2-module

でインストールしようとすると失敗。Apache の dev 系のファイルがシステムに入っていないので、それはそうだな。しかし Passenger のコマンドは寡黙ではなく何が駄目で何をすべきかきちんと表示してくれるのでわかりやすい。

この落とし穴は、横を通って回避。

Rack のダウングレード

Passenger のインストールで最新の Rack が一緒にインストールされるのだが、Redmine には新しすぎて後の手順でエラーで止まる。 ので、ここで 1.0.1 にダウングレードしておく。

 /usr/local/redmine/bin/gem install rack -v 1.0.1

これは皆が知っている落とし穴。

Redmine をインストール

ようやく Redmine のインストール。 展開するだけ。

 tar zxvf redmine-1.0.3.tar.gz
 mkdir -p /usr/local/redmine/var/lib
 mv redmine-1.0.3 /usr/local/redmin/var/lib/redmine

以下 /usr/local/redmine/var/lib/redmine で作業。

 cd /usr/local/redmine/var/lib/redmine

Redmineデータベース設定をする

config/database.yml を作成する。SQLite を使うように設定。

 production:
   adapter: sqlite3
   database: /home/naney/var/redmine/redmine.db

データベースは定期バックアップのある自分の home 以下に。

 makdir -p ~/var/redmine

Remine のメール設定をする

config/email.yml を作成する。今回は専用の redmine@example.com を作成して、その SMTP サーバ/アカウント経由で送信するようにする。

 production:
   delivery_method: :smtp
   smtp_settings:
     address: smtpserver.example.com
     port: 25
     domain: redmine.example.com
     user_name: "redmine@example.com"
     password: "mypassword"

Redmine の初期化をする

必要なファイルやらデータベースの初期化やらを行う。

 /usr/local/redmine/bin/rake config/initializers/session_store.rb
 /usr/local/redmine/bin/rake db:migrate RAILS_ENV=production
 /usr/local/redmine/bin/rake redmine:load_default_data RAILS_ENV=production

最後のコマンドでは言語を選ぶプロンプトが出るので ja を指定。

Passenger で Redmine を起動する(NG)

Apache 経由ではなく Passenger スタンドアローンで Redmine を使ってみる。

 /usr/local/redmine/bin/passenger start

失敗。途中の処理で rake が見つからないという。

 PATH=/usr/local/redmine/bin:$PATH
 passenger start

やっぱり失敗。自動的にダウンロードした ngix のビルドに失敗しているっぽい。 落とし穴。

WEBrick で Redmine を起動する(OK)

 /usr/local/redmine/bin/ruby script/server webrick -e production

Redmine 的には 本番向けではない WEBrick は無事起動。

 http://インストールしたサーバ:3000/

にブラウザにアクセス。Redmine のページが見えたよオッカサン! admin:admin でログインしてあとは Web ブラウザから設定。 Git リポジトリの連携もすんなり。

やったね。

追記 (2010年12月2日)

WEBrick で使い続けるなら script/server 起動時に -d オプションを指定する(記事)。

今日のさえずり: 衝撃の事実: /usr/local/ssl/lib に .so が無かった

2010年11月24日

  • 08:30 朝から爪切って優雅にエメリーボードかけるなど。ま、商売道具ですから。
  • 09:20 エコポイントの申請書を郵便で出してきた。一仕事完了。
  • 10:35 今日から新しい人がきました。
  • 12:08 弁当 350円。 (@ 向日葵 和泉町店・カレー食堂) http://4sq.com/9oazrC
  • 13:04 Redmine インストールしよう。
  • 13:25 Ruby 1.8.7-p302 のビルドがまず OpenSSL でこける……。
  • 13:35 やっぱり古い OpenSSL を参照していただけっぽい。-I と -L をくわせる。
  • 16:31 衝撃の事実: /usr/local/ssl/lib に .so が無かった。
  • 20:47 やっと Ruby で /usr/local/ssl の方を使うようになってくれたよ。--enable-rpath に辿りつくまで半日かかった。
  • 21:45 アキヨドの有隣堂。10分ぐらいみられるかな?
  • 22:11 牛鍋丼。
  • 25:00 Redmine に、ぽちぽちチケット入れてた。どうみても開発期間が……。
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2010年11月25日 (木)

今日のさえずり: 仕様卓袱台返し

2010年11月25日

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About

Naney Naneymx

Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。

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