半年以上前から調子の悪くなっていた DVD コンポ (FR-SX7DV(D))を修理に出すことにした。
持ち込みにしても宅配便で送るにしても手間がかかるし、出張修理も出張費がかかるということでメーカーに直接出すのはどうもよくない。
ということで今回はヨドバシカメラの引き取り修理サービスを利用することにした。 3000円の回収料金で引き取りと修理後の配送をしてくれる。 梱包材は不要。 PC メーカーの修理サービスに近い手軽さ。
名前、住所、電話番号、型番を伝える。 先方からのコールバック待ち。
コールバックがなかなかこない。 外出したいので催促の電話をいれておく。
受付の人が「外出とかされますか?」と聞かれたので、「はい」と答えて PHS の番号を伝えておく。
を行う。
引き取り日は明日19日以降で 9:00 - 14:00、12:00 - 18:00、17:00 - 20:00 を指定可能とのこと。 20日を指定。
これでついに前進。
[ 家電 ]
1998年1月11日に契約して以来9年間ずっと使い続けてきた PHS。 今年停波ということもあり、いい機種が出たタイミングでそろそろ携帯電話に乗り換えようと考えていた。 昨年の機種発表時に SO902i・SO902iWP+ もそれぞれいいなと思ったのだが、そのうちと考えているうちに随分たってしまった。
今年に入ってあらためて機種選びをしたところ D703i が目に入った。 2つ折りタイプは飽きたし、やはりストレートタイプがいいなと考えていたところなのでグッドタイミング。 自分の用途にもぴったしの機能の削り具合だったので、これを機会に PHS から FOMA に変更することにした。
「ドコモ携帯電話ご購入割引クーポン券」で2万円までは割り引きになるので、はっきりいって価格としては(べらぼうに高くなければ)どこで買っても OK。
PHS の解約と同一日・同一店舗での携帯電話契約で「契約期間やいちねん割引期間の継続」などの特典があるのだが、これらで変にゴタゴタしないように無難に近所のドコモスポットに行ってきた。
10:00 オープンだと思っていったら 10:30 オープンで、10:30 過ぎにいった自分は一番乗り。 解約・新規契約等フルフルで、お店を出たのは 10:20 ぐらい。45分ぐらいお店にいたことになる。
端末代を引いても割引金額に全然到達しないので、電池パック・AC アダプタ・卓上ホルダ・充電機能付 USB 接続ケーブルはそれぞれ2セットずつ頼んでもらってきた。
電池パックは電池容量が少ない D703i の予備として確保。電源関係は1セット会社にでも置いておこう。
解約となる PHS 回線の番号が入ったら、633S は一瞥されたのみ。
「番号抜かないんですか?」と聞いたら、挿さるケーブルもなく番号は抜かないでそのままとのこと。へー。
白ロム化した端末は PHS 内の機能が一部殺されることで、見られなくなるデータなどがあったりするので今回はどうなるのだろうと思っていたのだが、まんまそのまんま。
iモードサービス開始時にアルバイトでiモード向けサービスを開発した時に、初代iモード端末を使った時以来のiモード。 iモードは翌日からだと思っていたのだが、今は契約当日からiモードが使えるのか。 とりあえずメールアドレス変更。
なにはともあれ、とうとうケータイユーザ。
薄型ストレートタイプ FOMA 端末 D703i を購入した。 以下、端末の印象について。
薄型であるが大きめにとられた液晶画面ということもあり、幅と高さは思ったよりある。 ちょっとしたホルダには納まらないサイズである。
今まで使っていたグレゴリーのパデッドケースSではちょっと入らなさそう。 まあストレートタイプでこの薄さだと折れそうで、腰にぶら下げておくのはちょっと気がひけるし、別途持ち歩くスタイルを考えなければならないな。
薄型携帯電話に見られるシート状のボタンではなくきちんと独立したボタン。 クリック感などがきちんとあり、いい感じだ。 メールの入力などもストレスなくできそう。
サイドにあるボタンはさすがに押しにくい。 片手で持った状態で押せるようになるには、それなりの慣れが必要そう。 下手をすると落とすので、片手で操作するならストラップは必須そうだ。
なお少しマットな表面処理となっており、ボタンにもすぐ目につく傷がつきそう。
プラスチックっぽさを(多分あえて)残した作りなので、高級感はあまりない。 銀色の部分もすぐ塗装がはげてきそうで、ちょっと心配。 ストレートタイプは部品数が少ないだろうから、その分造りにもう少しコストをかけてくれてもいいのにと思う。
ほとんどの人が使っていないであろうテレビ電話用のインカメラを捨てているところはエライ。 カメラの画質もこれまた悪いのだが、これが「D703i ってメモリカードが使えないけれど、保存しておきたいほどの写真が撮れないし、まいっか」と思わせてくれて悪くない。
音量を最大にしても相手の声はちょっと小さい感じ。 これは相手にもよるので、もうちょっと様子見。
携帯電話も最近は音が良くなってきたのだろうと思っていたのだが、FOMA って今だにこのレベルの音質なのか。
端末の問題ではないと思うけれど、PHS からの乗り換え組にはちょっとガッカリ。
特にストレスを感じるほどレスポンスが遅いといった印象はいまのところなし。
オサイフケータイ機能やプッシュトーク機能などいらないと思っている機能がうまく捨てられているので、自分にとってはいい塩梅な端末と言える。
これでも 5年以上前の PHS 端末からの乗り換えという点では、眩しいぐらいの機能だ。 今まで文字入力がしょぼくてちょっとしたものしか打つ気がしなかったメールも、打つ気になれそう。
[ 製品レポート ]
2月に電話をストレートタイプの D703i に変えて、早2カ月。 2つ折りの PHS を使っていた時はグレゴリーのパデットケースS に入れて腰に下げていたのだが、D703i は薄型であるかわりに長さがあってコレに入れるにはちょっときつい。 またストレートタイプということで、そのままソフトケースに入れて腰から下げるのは液晶画面に傷がつかないかなどちょっと不安である。
この先暖かくなってくるとジャケットを着なくなると胸ポケットが無くなるので、別途持ち歩き方を考える必要が出てきた。
ちなみに普段ジーンズスタイルの時に身につけているものは
である。
腰まわりにさげている、パデットケースSとヘッドポーターのタンカー PDA ポーチを1つにまとめて、D703i を入れられるものにかえようと思う。
ということで定番の吉田カバンのバッグを物色。 第1候補は PORTER TANKER であるが、このシリーズ、素材やデザインはいいのだけれどポケットやフラップ、ファスナーの感じなどが微妙に使いにくそうな感じがするんだよね。 使ってみるといいのかもしれないけれど。
ということでいろいろ見た結果、スモーキーにいいのがあったのでそれをチョイスすることにした。 妻に誕生日プレゼントとして買っていただく。
選んだのは SMOKEY の小型のショルダーバッグ。
ベルトループはついていないが、2点連りなので付属のショルダーストラップを腰に巻けばそのままウエストバッグとして使える。 自分の場合はこのスタイルで腰につけっぱなしにしておくつもり。
容量的にも大きすぎず小さすぎずいい感じ。
満足。
[ 製品レポート ]
Gmail は2004年12月に招待してもらって登録していたのだが、アカウントは Google の各種サービス用として使っていたものの、メールボックスはほぼ全く使用していなかった。 なんだかんだいって抵抗感があった訳で。
しかし、
ということからメールボックス Gmail に集約してしまうことにした。
やった事は以下。
pwgen で自動生成したパスワードを使っていたのだが、今後入力する機会が増えるので覚えられるものに変更。
普段使っている MUA である Mew のバージョンを 4 から 5 にバージョンアップ (Debian sid の Debian パッケージが上がった時に、ホールドしたままだった)。
もれなく k-/ が Namazu から Hyper Estraier になっていた。
「Gmail から直接」および「Gmail の SMTP サーバ経由」で普段使っているメールアドレスを使って送信できるようにアカウントを登録。
Web の設定画面で追加するとメールで確認コードが送られてくるので、それを使って有効化する。
Gmail 側で POP を有効にした後、fetchmail で fetch できるようにする。
defaults no mimedecode pass8bits poll pop.gmail.com protocol pop3 user xxx@gmail.com password xxx ssl fetchall
SSL を使用して fetch できるようしておく。
設定を始めるまでは「POP3 で Gmail アカウント使うのどうよ」と思っていたけれど、SSL 経由なのでちょっと安心した。
POP 後 Gmail 側ではアーカイブに移動するようしておく。
今まで SMTP over SSH でホスティングサービス経由等で送っていたものを、Gmail に TARTTLS を使って送れるように設定する。
mew-config-alist の中で
("default" ("user" . "naney") ("mail-domain" . "naney.org") ("smtp-server" . "smtp.gmail.com") ("smtp-user" . "xxx@gmail.com") ("smtp-ssl" . t))
送信メールアドレスは user と mail-domain で設定。Gmail のアカウント名は smtp-user で設定。 smtp-ssl も t にしておく。
その他メールアドレス毎に経路を変えて送ったりしていたのだが全部同様の設定にして Gmail 経由にする。
今まで Dcc で自分宛にコピーを送って管理していたのだが、Gmail では自分が SMTP 経由で送信したメールは POP できないらしい。 げっ。
ということで Fcc を
(setq mew-fcc "+sent")
から
(setq mew-fcc "+sent,+inbox")
に変更して、sent/ 以外に inbox/ にも複製を作るようにして対処。
普段使っている各メールアドレスのメールボックスから、全て Gmail へ転送するように設定。 たまっていた分は今まで通りの方法で fetch してクリアしておく。
Gmail カスタムボタンを表示するように変更。 ツールバーから Gmail にアクセスできるようにしておく。
Gmail アカウントを登録。 Google デスクトップで Gmail 上のメールを検索できるようにしておく。
試しに使ってみる。
モバイル Gmail から送られるメールの From: は Gmail でデフォルト設定したもので固定らしい。 ちょっと融通が効かない。
ま、プライベートのメールはiモードメールで送ってしまっても良いので、Gmail のデフォルトのメールアドレスを仕事用のに設定しておくことで対応しよう。
これで大体設定完了。
メリットは以下。
Gmail で言うところのスレッドについては、ちょっと慣れが必要そうだな。
なにはともあれ、一気に移行してしまった。 細かい所で違和感がまだあるけれども、いずれ慣れるだろう。 きっとその時は便利に感じるに違いない。
ようやくこれで本当の Gmail ユーザだ。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。