マニュアルを読んだら、SSHクライアントの設定のところでユーザ名だけでなくパスワードも指定する例が示されていた。
前略\TortoisePlink.exe -l ユーザ名 -pw パスワード
なるほど。動いた。しかしかなり嫌な感じ。
ということで、「PC日記: svn+ssh on Windows」で紹介されている方法にしてみた。
この状態で TortoiseSVN から接続できるようになった。
2005年8月4日に若干体裁を整理。
開発中のPerl モジュールの Windows での作業(動作確認、PPM パッケージ化など)は、CVSクライアントとして使いやすかったこともあって
という組み合わせだったのだが、CVS作業のために Eclipse を起動するのも面倒なので TortoiseCVS を入れてみた。
使い勝手はTortoiseSVNとほぼ同じ。アイコンオーバーレイ表示がちとしょぼい(管理下にあるファイルには緑色のもやがかかる)。 Pageant によるパスフレーズ入力省略方法もTortoiseSVNの方法と同じ (今回は Subversion リポジトリと CVS リポジトリが同じホストにあるので特に何も設定する必要なく成功)。
開発チームでは主に svn+ssh で Subversion を利用している。
Windows ユーザは
という手順をとっている(参考記事)。 しかしこの方法は SSH に詳しくなかったり Linux のオペレーションとかに慣れていなかったりするユーザにはかなり敷居が高い。
最近ソフトウェア開発以外でのチームでも Subversion の利用を検討しているが、この手順だと多分萎えるはず。
SSHで暗号化するほどのセキュリティが必要ない運用なので、svnserve を起動して運用した方が楽そうだ。まだ使ったことがないけれど。
svnserve を実行する権限を気にする必要がある以外は基本的には手間なしのはず。 しかし svnserve の組み込みの認証機能を使う場合には、平文パスワード文字列を含むパスワードファイルを使う必要があるのがちょっと嫌。
ノート PC でサスペンドして移動してまた開いて使おうとすると SSH 接続が切れていてまた PuTTY で接続しなおしからとか、ちょっとコードを確認したり Emacs でノートを取りたい時に不便。
そんな場合は Mosh (mobile shell) を使うと良いらしい。
ただ Windows だと Cygwin かーと思ったら MobaXterm が Mosh をサポートしているとのことなので入れてみることにした。
ポータブルアプリケーション版があるのでアーカイブを展開してそのまま使える。 Pageant に対応しているので、PuTTY で Pageant で秘密鍵管理している端末ならそのままさくっと使えるのも良い。
実際に MobaXterm + Mosh と PuTTY + SSH の両方で接続した状態で、サスペンド後に再開してみたところ後者が切れている場合でも前者はきちんとつながったままだった。
いい感じ。ノート PC ではしばらくこれを使ってみることにする。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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