チェックリストには、横罫よりも方眼が良い。
去年の12月中旬ぐらいからぐらいからGTDで言うところのプロジェクト*1の管理を、Palm の Progect 上での管理から A6 キャンパスノートでの管理に変えてみている。
記述方法はいろいろ試行錯誤中。特に紙だと階層チェックリストへの新しいチェック項目の追加が難しいという問題がある。 しかしながらプロジェクトを行動に分割するという思考は、紙を眺めながらの方が断然良い。
最初は A6 のキャンパスノートで始めたのだが、方眼に慣れてしまった身には横罫は使いにくくてしょうがない。 やはり方眼のほうがよいのだが、A6 サイズの方眼ノートは思ったより入手しにくいのが難点。 まずは、何種類か試して気にいったものをまとめ買いしておいた方がいいかもしれない。
選択のポイントは以下
今日は3種類のノートを買ってきた。MOLESKINE Pocket を含めて比較。
*1「望ましい結果を出すための、一つ以上の行動ステップを必要とするもの」仕事を成し遂げる技術 p. 59
キャンパスノートの亜種。国内メーカーらしいきっちりとした作りで、各ページの方眼の位置が揃っている。
縦長。チェックリストにはこれぐらいの幅でも良いかもしれない。
会社の近くでも売っていたので、補充しやすいのは助かる。
廃番になる可能性も少なさそうだという安心感あり。
1冊30枚なので薄くて持ち運びやすいのだが、すぐに使いきってしまって不便ではないかどうかがちょっと心配。 枚数は少ないが、ページ当たりに単価は低いので気がねなく使えるというのは良いところ。
デザインはいかにもビジネス用という感じなので裸で持ち歩くにはちょっと気がひける。
サイズ的には MOLESKINE Pocket と同じ。
表紙や表紙裏のデザイン、RHODIA と同様紫の方眼など、持っていて楽しくなるノート。
伊東屋だと500円(税別)という価格が最大のネック。 欧州文具店 フルークタールだとほぼ同じ(?)ものが 240円(税別)で買えるようなので、気にいった場合はこちらを利用する方がお得かもしれない。
Clairefontaine MATRICE CAHIERS (バーコード 3329689859202)
前から使っているやつ。
なぐり書き捨てるのは、はばかられる価格だ。
ページ数が多いので、計算するとページ当たりの価格は意外にベラボウなわけではないのだが、それでもやはり高い。
万年筆と紙との相性もあるしまずは使ってみて比較してみたい。
[ 製品レポート ]
仕事をもらさず、先送りせず進めていくには
するのがひとつのポイントである。
Palm (To Do / DateBk5 / Progect) であったり、裏紙であったり、方眼ノートであったりに、To Do リストを書き出して終わるとチェックしていく。
Palm を使う場合は繰り返し機能やアラームが使えるが、入力が面倒。電池問題あり。 紙を使うとリストアップが速く、常時表示が可能。しかし階層化書きしていくのが面倒。 それぞれ長所・短所がある。
PC用のツールだとどうだろう。タスクをサブタスクにブレークダウンしていけるもので、Windows、Linux で動くものを探してみた。
Task Coach が良さそうなので、これを Debian GNU/Linux sid にインストールしてみる。
Task Coach 0.54 は Python 2.4.1 以上、および wxWidgets のための wxPython 2.5.5.1-unicode 以上が必要である。 sid の wxPython は Python 2.3 用なので Python 2.4 だとそのままでは使えない。
ということで、まずは Python 2.4 用の wxPython パッケージを作成してインストールするところから。 wxPython2.6-2.6.2.1-1.src.rpm から deb パッケージにする。
をビルドし、その後 deb パッケージ
に変換してインストールする。
apt-get install libgtk2.0-dev freeglut3-dev python2.4-dev rpmbuild --rebuild --define 'pyver 2.4' wxPython2.6-2.6.2.1-1.src.rpm cp /usr/src/rpm/RPMS/i386/wxPython* . fakeroot alien *.i386.rpm dpkg --purge python-wxtools dpkg --insstall *.deb
このままだと共有ライブラリが認識されないので、ld.so.conf を修正。
echo /usr/lib/wxPython-2.6.2.1-gtk2-unicode/lib > /etc/ld.so.conf /sbin/ldconfig
これでいけるかと思ったらなぜかロードできない。なぜ?
確認したらライブラリディレクトリの権限が 700 になっていた。
chmod 755 /usr/lib/wxPython-2.6.2.1-gtk2-unicode chmod 755 /usr/lib/wxPython-2.6.2.1-gtk2-unicode/lib
これでOK。
tarball を展開
tar zxvf TaskCoach-0.54.tar.gz
以上。
python2.4 TaskCoach-0.54/taskcoach.py
で実行できる。
TaskCoach-0.54-win32.exe がインストーラなので、実行するだけ。簡単。
基本的な機能はほぼそろっている感じだ。
リスト表示とツリー表示をタブで簡単に切り換えられるのが良い。
「ツリー表示の方でタスクをブレークダウン」していきそれぞれに期日を設定すると、「リスト表示の方で期日順に並べて表示して上から実行」していくことができる。
Task Coach の特徴として、各タスク毎のストップウォッチ機能がある。 これを使うとどのタスクがどれぐらい時間がかかったかを記録しておけるので、今後同じようなタスクを作成するときの時間見積もりに役立てることができる。
手元の環境だと uim との相性が良くないのか、途中で日本語入力ができなくなることがあるのが今のところ問題。その場合は Task Coach を起動しなおすことになる。
それ以外はなかなかいい感じ。
デスクワークはガンガンこれに突っ込んでアクションに分割していき、淡々とこなしてみますか。
朝出社してきた社長がいきなり、ケースに入った何かをちらつかせてきた。 ニューアイテムだ。
何だ何だと見にいったら W-ZERO3。 そういえば、以前から買おうかどうか考えているっていっていたっけか。 結局昨日ついに購入したらしい。
以下ちょっと触らせてもらってのファーストインプレッション:
W-ZERO3 はほとんどノーマークだったので、知らなかったのだが普通に通話もできのだね。 (持ちやすいかは別として)普通に通話もできた。
主にずっと Palm を使っている社長が今後どう使っていくかに興味津々。 果たして Palm から乗り換えてしまうのか?
去年からはじめた GTD であるが当初は Palm 1本でやっていたのである程度うまくいっていたのだが、ほぼ日手帳・A6 方眼ノート・Task Coach 等いろいろ手を出しているうちにちょっと運用が滅茶苦茶になってきてしまった。
一旦ツール群を整理しよう。 基本部分は紙ベースにしようかと思う。 Palm も捨てがたいが、速記性と常時確認性の点でちょっとストレスを感じる部分があるんだよね。
いつでも身近に置いておける RHODIA No11 に集約することにする。 ついその辺の裏紙にやる事リストを作ったりメモを取ったりしてしまうが、これだと1個所に集まらないので基本は全部 RHODIA にしたい。
それぞれ「ダイゴー ハンディピックリフィル C8106 方眼17」1冊ずつ用意。 A6 方眼ノート比較の中で一番リスト向きと判断。
薄いので4冊でもまあ許せる範囲。
参照資料について最終的にはは PC 上で管理した方がよいかもしれない。 ハンディピックは一次保持領域として。
今年はほぼ日手帳で。ログも兼ねている。
デルフォニックス ロルバーンポケット付メモ [S] を試してみることにした。
その他「ミシン目があって切り取りメモ帳的な使い方もできる」など優れもの。 万年筆での書き心地も良い。
もっと上のサイズであるが Rollbahn を使っている人が1人いて、なかななか洒落た感じがして好印象でもある。
つい外出時に RHODIA No11 にチェックリストを作ってしまっていたが、考えるとこれだと 'IN' と 'Next Actions' がごっちゃになってしまってよろしくなかった。
別途 'Next Ations' 用のノートを物理的に別に持ち歩いた方が良いかと。
しばらくこれでやってみよう。
[ 製品レポート ]
今週から GTD の実装を見直して各種リストを整理している。
収集バケツにあるアイテムを処理する際に迷うのが「後でやる必要があるのだけれど……」てやつ。
例えば
のようなもの。
いつか/もしかしたらリストへ入れてしまうと定期的にレビューするとはいえ、タイミングを逸してしまう可能性があって不安である。 そのようなものをいつか/もしかしたらリストへ入れてしまうと、リストのレビュー頻度を上げて、かつ全スキャンが必要になりコストが高い。
ということで GTD 本を読み替えしてみる。
そうか 43 folders として実装されたりする備忘録ファイルがこの用途にはあるのか。
いや、もちろん本を読んでそういうツールがあることは知ってはいたけれど、GTD の処理フローチャートには現れないのでオプション扱いだと思っていたよ。
私自身、「備忘録」ファイルを使いだして何年にもなりますが、今ではこれなしではやっていけないほどです。-- 仕事を成し遂げる技術 p.228
う。かなり効果的なツールだったのか。 読み返すと、いろいろな個所で備忘録ファイルを使うと書いてあるし。
さっそく導入。
さすがに43個のフォルダは大変なので、まずは他とそろえてハンディピック 方眼17 で実装してみておく。 1日1ページ、月毎のページは1月を見開き2ページとして、ページに日/月を見出しとして全部書き込む。
で特定の日に受けとるアイテムはその日付のページに、月番号付きのチェックボックスリストとして書き込んでおくことにする。
これで朝1度その日のページをチェックすれば思い出すことができるので、忘れておくことができる。
このあたりはやはり DateBk5 (Palm) を使った方が便利なんだけれど、総合的に今回は一旦紙中心にしてみるということでこのようにしてみた。
しばらく使って使い勝手を確認して再検討することにしよう。
ゴールデンウィーク中に、その気になったら一部データを GTD システムの方へ転記しておこうと思って、会社を出る時に手帳の入っている CLIE をポーチに放り込んでおいた。
ふと見たら、カバーがズレていた。 PEG-TJ25、たまにカバーが外れるんだよね。
そういえば電池どれぐらい残っているかな?
……動きません。
もしかしたら、液晶に何かがずっと触れて電源が入りっぱなしだったのかもしれない。 あちゃ。
ゴールデンウィーク明けにメモリースティック上のバックアップから復旧するか。 ここ最近電卓としてしか使ってなかったから、ロストしたデータは無いはず。
2004年3月3日に提供を開始した mixi が10周年を迎えた。ちなみに自分が mixi に登録したのは8カ月ほと後の11月19日。
10年前の3月3日の自分はハイパー日記システムのキャッシュ設定を変更したり、CLIE PEG-NZ90 (Palm デバイス)で遊ぶのに J-Pilot を設定したり、々の読み方を調べたりしていた模様。
今も相変わらず Web 日記は続けていてコードもいじったりして遊んだりしているし、昔は Palm で遊んでいて今はスマートフォンで遊んでいるし、気がつけば mixi の中の人になっていたりする。
[ Naney と mixi ]
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。