ちょっと JavaScript コードを書く機会が増えてきそう。 そうなると、Perl コードを書く時には perltidy が手放せないように、JavaScript ソースコードフォーマッタが必要だ。 なのでとりあえず検索してよくひっかかってきた JS Beautifier を使ってみることにした。
JavaScript で書かれたバージョンと Python で書かれたバージョンがあって、後者の方はそのままコマンドラインからの呼び出しできるようになっているので、それを使うようにしてみる。
手元の環境だと Python の dev 系のファイルがインストールされていなくて setup.py が通らないので、Python からマルっと入れた。
$ tar zxvf Python-2.7.3.tgz $ cd Python-2.7.3 $ ./configure --prefix=$HOME/local/python-2.7.3 $ make $ make altinstall
で Python をインストールしたら JS Beautifier をインストール。
$ git clone https://github.com/einars/js-beautify.git $ cd js-beautify/python $ $HOME/local/python-2.7.3/bin/python2.7 setup.py install
$HOME/local/python-2.7.3/bin/js-beautify がインストールされる。PATH の通ったところにシンボリックリンクしておく。
あとは Emacs から実行できるように設定。
(defun js-beautify-region() "Run js-beautify on the current region." (interactive) (save-excursion (shell-command-on-region (point) (mark) "js-beautify -i" nil t)))
を設定しておいて、整形したいところをリージョン選択してから M-x js-beautify-region を実行するとその範囲を整形してくれる。
ちょっと使ってみた範囲では、大外ししてインデントメチャクチャとかは無かった。perltidy ほど賢くない感じだけれど、これで一貫したスタイルで書けるようになるのでいい感じかな。
reveal.js でスライド作ったんだけれど、そういえばと思って Firefox と Internet Explorer で表示確認したらまともじゃなかった。Google Chrome で確認しながら作っていたので気がつかなかった。むむむ。もしかしたら HTML 的にシンタックスエラーがあって崩れている部分があるのかもしれないけれど。
あと Windows 上で Python スクリプトを(そのまま、あるいは実行可能ファイル(exe)化して)動かすのがちょっと流行っているので、GHC インストールした。Haskell の。Windows 版の GHC は MinGW 使ってるのか。インストールは基本アーカイブを展開するだけ OK。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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