年末にうまくいかなかった「ソフトウェアRAID1なHDD2台両ブート」に再チャレンジ。 というか、既にネットワーク構成変更までに期限がないので頑張らないと。
bf24 ide0=0x1440,0x1436 ide1=0x1438,0x1432
で起動。cfdisk ではがつんと1パーティションにしてしまう(何度もパーティションを切りなおすのが嫌になったのと、やまだ君のところは1パーティションでやっているという話から)。
ドライバのところでは NIC が ELECOM Laneed LD-10/100 AL PCI Fast Ethernet Adapter なので via-rhine を追加。
後は普通に進めて再起動。
apt-get install grub raidtools2 emacs21 wget lv
でGRUB。
grub-install --root-directory=/boot /dev/hda
stage1 ファイルが grub から見えないでエラーになる場合があった。 その場合は、再起動したら成功するようになった。
update-grub
/boot/grub/menu.lst の kopt を編集
# kopt=root=/dev/hda1 ro ide0=0x1440,0x1436 ide1=0x1438,0x1432
コメントマーク(#)を残さなければならない事に最初気がつかず。
update-grub
再起動。OK。
年末に作ったRAIDを有効にしてある Linux kernel をインストール。 /etc/kernel-img.conf に
postinst_hook = /sbin/update-grub postrm_hook = /sbin/update-grub do_bootloader = no
を書いておいてから、
dpkg --install kernel-image-2.4.18_gate.1.0_i386.deb
再起動。OK。
cfdisk /dev/hdc で1パーティションに切り、タイプを fd に。 その後 /etc/raidtab を編集。
raiddev /dev/md1 raid-level 1 nr-raid-disks 2 chunk-size 64 nr-spare-disks 0 persistent-superblock 1 device /dev/hdc1 raid-disk 0 device /dev/hda1 failed-disk 1
書いたら hdc を RAID1にし、ext3 ファイルシステムを作成。
mkraid /dev/md1 mkfs.ext3 /dev/md1
シングルユーザモードで再起動し、/dev/md1 (hdc) へコピー。
cd / mount /dev/md1 /mnt cp -a /bin /mnt/ cp -a /boot /mnt/ cp -a /cdrom /mnt/ cp -a /dev /mnt/ cp -a /etc /mnt/ cp -a /floppy /mnt/ cp -a /home /mnt/ cp -a /initrd /mnt/ cp -a /lib /mnt/ cp -a /opt /mnt/ cp -a /root /mnt/ cp -a /sbin /mnt/ cp -a /tmp /mnt/ cp -a /usr /mnt/ cp -a /var /mnt/ cp -a /vmlinuz /mnt/ cp -a /vmlinuz.old /mnt/ mkdir /mnt/mnt mkdir /mnt/proc
/mnt/etc/fstab を編集し /dev/hda1 のところを /dev/md1 に。RAID1ディスクをルートパーティションにする。 書き換えたら
/umount /mnt
し、再起動。
kernel /boot/vmlinuz-2.4.18 root=/dev/md1 ro ide0...
で起動できる事を確認。
/boot/grub/menu.lst を編集。kopt を
# kopt=root=/dev/md1 ro ide0=0x1440,0x1436 ide1=0x1438,0x1432
に書き換え、update-grub。
grub-install で hda から起動できるように先にしてあるが、次に hdc 側からも起動できるように。 この段階では grub-install だとエラーになるので、grub で直接。
grub grub> device (hd0) /dev/hdc grub> root (hd0,0) grub> install /boot/grub/stage1 d (hd0) /boot/grub/stage2 0x8000 (hd0,0)/boot/grub/menu.lst grub> quit
という構成になっているので hda 側のケーブルを抜き、hdc だけ接続した状態で起動してみる。OK。
両方のHDDを接続してroot=dev/md1 で再起動。 cfdisk /dev/hda し、1パーティション・type fd に。
/etc/raidtab を編集。 /dev/hda1 を failed-disk から raid-disk にする。 で、
raidhotadd /dev/md1 /dev/hda1 md: trying to hot-add to md1 ... md1: disk size 80413248 blocks < array size 80418112 /dev/md1: can not hot-add disk: too small disk!
あれ? cfdisk で確認。
/dev/hdc 16 Heads, 63 Sectors, 159560 Cylinders 82348277760 bytes /hdc1 82348.28MB /dev/hda 255 Heads, 63 Sectors, 10011 Cylinders 82348277760 bytes /hda1 82343.28MB
おーまいがー。一緒に買ったディスクなのだが、パーティションを切ると5MB違う。
さて。 hda を /dev/md2 にして /dev/md1 -> /dev/md2 してから再度、hdc を /md2 にして... というのも思い浮かんだのだが、やっぱりあきらめて最初からやりなおす。 hda と hdc のケーブルを入れ換えて hdc 側に(ほんのちょっと)小さいディスクを配置。
で最初から、やりなおして次のセクションへ。
両方のHDDを接続してroot=dev/md1 で再起動。 cfdisk /dev/hda し、1パーティション・type fd に。
/etc/raidtab を編集。 /dev/hda1 を failed-disk から raid-disk にする。 で、
raidhotadd /dev/md1 /dev/hda1
リカバリが始まる。
lv /proc/mdstat
ちゃんとリカバリしている模様。年末にやった時は一瞬で終わってしまったのだが、あれ本当にリカバリしていたのかなぁ。今回はじめて recovery している様子が見れた。一安心。 560min ほどかかる予定。
RAID1上だと遅いんだろうな。メモリ512MBなので、一応作っておく。
dd if=/dev/zero of=/var/swap bs=1024 count=524288 mkswap /var/swap swapon /var/swap lv /proc/swaps emacs /etc/fstab /var/swap none swap exec,dev,suid,rw,sw 0 0
RAIDのリカバリが時間がかかるので、hda 側でブート設定は明日にもちこし。 他の設定をちゃっちゃか始める。
hda 側でのブート設定。
grub grub> device (hd0) /dev/hda grub> root (hd0,0) grub> install /boot/grub/stage1 d (hd0) /boot/grub/stage2 0x8000 (hd0,0)/boot/grub/menu.lst grub> quit
で両方のHDDでブートできることと、データが複製されている事の確認をする事。
この間設定したオフィスのメールサーバで「メールを残す」が有効にならないというので調査。 fetchmail で nokeep すると自分の環境では問題なくサーバに残るな。 たまに mail が取れなくなるという連絡もあるし、vpopmail がよろしくない状態なのだろうか。
そういえばソフトウェアIDE RAIDを組んでいるこのマシンのディスク書き込みが遅くて以前から気になっていたところ、昨日やまだ君から「PIOになっているんじゃない」というアドバイスをもらった。 そういえばチェックしていなかったな。
apt-get hdparm する(つい hdparam と間違える)。 で、チェック。
# hdparm -t -d /dev/hda /dev/hda: using_dma = 0 (off) Timing buffered disk reads: 64 MB in 14.43 seconds = 4.44 MB/sec # hdparm -t -d /dev/hdc /dev/hdc: using_dma = 0 (off) Timing buffered disk reads: 64 MB in 14.43 seconds = 4.44 MB/sec
dma on にする。
# hdparm -t -d1 /dev/hda /dev/hda: setting using_dma to 1 (on) using_dma = 1 (on) Timing buffered disk reads: 64 MB in 2.28 seconds = 28.07 MB/sec # hdparm -t -d1 /dev/hdc /dev/hdc: setting using_dma to 1 (on) using_dma = 1 (on) Timing buffered disk reads: 64 MB in 2.26 seconds = 28.32 MB/sec
ビンゴ。
woody の hdparm(4.5-1.2)だと init.d スクリプトが無い。 sidの(5.4.10)から、/etc/init.d/hdparm と /etc/hdparm.conf をもってくる。 hdparm.conf の /dev/hda、/dev/hdc ブロックでそれぞれ dma = on しておく。
update-rc.d hdparm defaults
して、設定おしまい。(Ultra* については今はまぁいいや)。
仕事関連の調査(と趣味の世界)のために東京ビッグサイトで開催されているフォト イメージング エキスポ 2005 に行ってきた。 今年の会期は17日~20日。 今年から1000円。 昨日面倒臭い事前登録(一旦メールアドレスを登録して、メールに書かれたURLにアクセスして、フォームを入力して、またメールがきて、それを印刷)したおかげで750円。
デジタルイメージングファクトリー on Mac OS X
目当ての無料セミナーだった一つ。 公式サイトで見かけてやってきた訳だが、もらったガイドブックに見あたらずはてと困る。受付で聞きてもすぐ返事がもらえなかったぐらい知られていない。 結局別刷りのシートにプログラムが書いてあったようで、それを教えてくてた。
内容は鹿野氏による「撮影から現像・クライアントへ渡す画像ファイル化までをスムーズに行う技術」のお話。
カメラでシャッターを切ってそれがPC側に転送されるのが意外に速いのには驚き。 モデルを使った撮影では玄光社のSTROBOXを使っていた。 銀レフを貼った白い箱の一面にディヒューザー貼り、側面に穴を空けてヒカル小町Di(改?)をくっつけるというDIY的な商品。
ヒカル小町の活用方法として面白い。これはいいな。ヒカル小町Diを持っているので、自分でも似たようなものを作ってみようかな。買うと1セット15,000円(税・送料込み)。高っ。
ただし、通常のヒカル小町Diはセンサーがフラッシュ方向と同じ方向を向いているのでこのままだと無理っぽい。この商品のはセンサーが後ろに向くように改造してあるようだ。光ファイバかなにかでまわすようにすればいけるかな。
ソフトウェアの方はカラープロファイルの設定の話とか、バッチ処理の話とか。 (ニコンのだったかな)ディレクトリを定期的に監視して、新しく画像ファイルが保存されたら自動的に処理をかけたりできるようだ。便利になってきているんだね。
Xserve RAID はデザインがよくラックにいれなくても立てておいたりできるので、良さそう。ランプがピカピカ光って綺麗だし。
Xserve RAID を使用・未使用(G5 内蔵HDD)の比較デモは失敗のようで、同じような時間がかかっていた。
プロのお仕事の技が見られてなかなか有意義であった。
デジタルイメージングファクトリー on Mac OS X
こちらはひどいプレゼンテーション。 プレゼンテーションツールのファイルが開けなくていきなりつまる。
内容は Mac OS X Server のセールストーク。 RAIDレベルの解説からはじまって Xserve RAID の商品説明、それから Mac OS X Server の素晴しさの解説。
ことあるごとにLinuxに対抗意識を燃やす。
結局デジタルフォトもくそもない、ただの準備不足のセミナーであった。
LPL商事株式会社のブースが引伸機を1台も展示していなかった。 ショック。
先週発売になった FinePix F10 ももちろん展示されていた。 触ってみたところ、起動時間が体感的にはやい。 シャッターを切った時のレスポンスも驚くほどはやい。
イイ!
やっぱり買っちゃいそうだ。
スペック上若干大きくなったものの、 DSC-U40 の後継となりえるかという視点でチェック。 ……。ダメダメ。太っちょ。 ぼてっとしていて思っていた以上に大きく感じる。 作りもちゃちい感じ。
去年にもましてフィルムカメラの影が薄くなっている。 ニコンも Nikon F6 すらデモ機が見あたらなかった(どこかに1台ぐらいあったのかもしれないけれど)。
自分が見てきたのはコシナの BESSA-R2A と、Rollei 35RFぐらい。 コシナの28mm用ビューファインダーは 28/35mm mini Finder と 28mm View Finder M のどちらが良いのだろう? 見比べてみると mini Finder の方が結構小さ目で見辛そうに思えるけど。
オロナミンCは今年はなし。
(自分は今回パスした)tcb君の壮行会に出席したはずの松下君から、23:00 すぎに連絡。 オフィスのはいっているビル(千代田区)の管理会社から停電があったらしいとの連絡がはいったとのこと。雷の関係だろうか。 それで、オフィスに設置してあるサーバ(メール/DNS/Web)を心配して電話をくれたようだ。
自宅から接続してみる。生きているようだ。uptime をみる限り落ちていない。 よかったよかった。
そういえば容量の関係でUPSにつないでいなかったような。 さらに、GRUBのメニューで選択しなかった時にデフォルトでブートする Linux kernel がRAID用に自分でビルドしたものではなく、インストール時にいれた bf2.4 のまま。
週明け要作業。
APT ラインが stable だったため中途半端に etch が混ざっているのが気になっているサーバがある。 セットアップした管理者がしばらく不在にしているので、アップグレードすることにしたが、やはりすんなりとはいかなかった。
Python を使っているパッケージより先にインタープリタが削除されたため、そのパッケージが削除できなくなった。
依存関係無視して一旦削除して、更新。
Dovecot はアップデートしたら、設定ファイルの項目が変わったのか、エラーメッセージを吐いてデーモンがあがらなくなった。 MySQL 使ってたり、いろいろ苦労して設定してたものなので、いじるのは危険。 sarge からパッケージ持ってきてダウングレード。
kernel も 2.4 から 2.6 へアップデートしたが、再起動したら md まわりでエラー。 RAID のところがそのままでは駄目っぽい。 慌てて元に戻す。
一旦 udev にしたのも hotplug に戻した。
こちらは、バーチャルホストといくつかのモジュールの有効化がリセットされてサイトが見られなくなっていたので、それぞれ有効化しなおして復帰。
ここ数日、HDD アクセスランプが光ったままフリーズしてしまうことがあった社内サーバであるが、今日も出勤したらフリーズしていたので再起動したのだけれどついに起動しなくなってしまった。
FastTrack TX2000 で RAID 1 を組んでいる array が Critical と表示。無理矢理先に進めても Windows 2000 起動時にブルースクリーン。 FastBuild Utility でみてもどちらの障害だかわからなかったので片方ずつ HDD を抜いて起動させてみたところ最初の HDD が NG。もう片方は無事起動できて一安心。データ全滅は免れた。 代替 HDD 用意してないのでどうするかな。同じモデル今から入手できるだろうか。
社内ファイルサーバとして使っていた日本ゲートウェイの古い PC がもう駄目そう。 RAID 1 の片方の HDD が死んだ。不調で最近は定期バックアップも取れていないのでかなりやばい。 早急に対応する必要があるということで、以前からちょっと検討していた低価格 RAID NAS を導入することにした。
チョイスしたのは BUFFALO の TeraStation PRO TS-H1.0TGL/R5。 対抗馬は I-O DATA の LANDISK Tera HDL-GT1.0 あたり。 決定的な選択上の違いがなかったので、堅牢そうなこちらをチョイスした。
接続すると DHCP サーバから自動的に IP アドレス等を取得するはずなのだがうまくいかず初期設定の 192.168.11.150 になってしまった。 しょうがないので、付属ソフト NAS Navigator2 をインストールした Windows XP BOX と直結の上、固定 IP アドレスを設定 (と実はこちらは HUB の問題だったようで、固定 IP アドレスに設定しても最初つながらなかった。HUB の挿す場所を変えたらつながったので、本当は DHCP サーバでもつながったようだ)。
あとは
で設定終了。とりあえずファイル共有できるようになった。
順次データ移行予定。
ユーザ管理については、設定するとしてもポリシーを再検討してからだな。 それと早めにバックアップ用 HDD を調達しなければ。
[ NAS ]
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
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