テキストファイルのリビジョン管理に便利な リビジョン管理システム (バージョン管理システム)。
WiKicker のバックエンドでも使用されている。
以前からWikiPageの編集で「連続する追記はチェックインしない」というオプションを検討している。 実装の前に「既存のRCSファイル中の連続する追記を間引く」というツール(rthin)を作って効果を検証してみた(どこかに転がってそうユーティリティだが見つけられないのでPerlで実装)。
で現在の NaneyOrgWiki で間引いてみたところ 9.5MB の RCSファイルらが 9.0MB になった。 容量的には劇的に減る訳ではないな。 リビジョン数が減るのは精神的に良いが。
これなら無理に WiKicker に実装しなくてもいいかも。 rthin をたまに走らせるだけで十分のようだ(実際にはロックを考慮しなければならないけれど)。
[ コンピュータ書籍 ]
www.naney.org が書籍で紹介される件の献本がソフトバンクパブリッシングからきた。
「ハッキングLinuxザウルス」という本で、WalWiki の 塚本牧生氏が共著で書かれているもの。Zaurus 自体は持ったことがないな。
過去の8月10日より。
WiKicker をベースにちょっとしたWebアプリケーションを作ろうという話になったのだが、そういえば Win32 対応していない。
ということで ActivePerl で動くように手を入れる。 まずは make test が通るようになるまで修正。
あたりを修正してだいたい対応できたようだ。 同梱している DiKicker の方は DB_File::Lock の make test が通らないので、とりあえず使用不可ということで。 WiKicker の方も flock まわりがきちんと動いているか確認する必要があるな。
WiKicker の Windows 上での動作確認の続き。 WiKicker のPPM パッケージを作成して ActivePerl 5.8.6.811 上にインストール。 依存するモジュールで、ActivePerl に入っていないものは以下の通り。
既に手元で PPM パッケージ化済みなので、これもインストールしておく。
後は RCS をパスの通っているディレクトリに入れてタイムゾーンを設定。
TZ=JST-9
で CGI プログラムとして実行。 お、表示できた。 書き込みはと。
エラー。
予想していたけれど、sendmail に依存していたところ。 sendmail が見つからない場合はメールの送信をスキップするように修正。
これでうまく動くかなと思ったら、日本語名のページを作るとうまく表示できない問題を発見。
WiKicker では UTF-8 文字列をURIエスケープして WikiPage のURLを生成している。 このURIにアクセスされると WiKicker は、PATH_INFO から WikiName を取り出す。 この文字列がシフト JIS になってしまっている。
Windows がファイル名に使用する charset にあわせて、Apache が変換してしまっているようだ。 調べてみると他の WikiEngine でも同様の問題にあっているという記事が見つかった。
将来の 2.0 系でパッチが取り込まれて修正されるとか、そうでないとか。
現状どうするかなぁ。 WiKicker 側でシフト JIS から UTF-8 に戻すというのもできない事はないけれど、あまりやりたくはないな。 いったんシフト JIS を介しているという時点で、シフト JIS に無い文字の扱いに関する問題をかかえてしまっているし(Apache が)。
対策案:
0.26 での依存モジュールの再確認。 ActivePerl 5.8.6.811では、追加で
ロックまわりがうまく動いているかちょっと不安なのでテストが必要だが、一人でメモ用に使う分には問題なく使えるようになったかな。
ホスティングサービス会社より、www.naney.org が契約容量超過との警告のメールをもらった。まずい。
ということで急いでデータの整理を開始。
これでもまだまだ。コンテンツ系も、かなり整理する必要がありそうだ。 できれば他からリンクされているコンテンツについては対応する新しいものへリダイレクト設定しておきたいのだが、作業時間的にはちょっと無理。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。