先日届いたニッコールクラブ182号の記事「デジタルカメラで散歩第6回 スピードライトを使った撮影 金野 剛志」に、ニコンのスピードライト SB-30 が紹介されていた。
背面のダイヤルを「A」に設定すると、メインのスピードライトの発光に同調してスレーブ発光するのですが、その際、メインのスピードライトの発光波形を忠実にトレースしてくれるのです。 そう、メインがプリ発光すると、それに合わせてSB-30もプリ発光し、メインが本発光のときはSB-30も本発光、そしてメインの発光が停止されると、こちらも同時に発光停止となります。
おぉ! これはヒカル小町DiやリモートライトIIより上をいくじゃないの。 これらのスレーブ機能は、マスターのプリ発光を無視して本発光で同調するタイプ。 ヒカル小町Diをスレーブにした場合、当然デジカメは「本体のプリ発光だけからフラッシュの発光量を決定する」事になる。 したがってどうしても増灯した分露出オーバーになりがちだ(もちろん補正すれば対応できるが)。
P それに対して SB-30 はプリ発光にも同調して発光するということだから、デジカメのプリ発光時の測光にスレーブの光量が影響する。 そのため、デジカメ本体の本発光量が若干抑えられて全体としてバランスのとれた調光になるのではと想像。
うーん、もしそうならなぜそんな Good な機能をニコンはアピールしないのだろう。 まぁ、ニコンが優れた機能をアピールしそびれるのはかつてもあった話で、ありがちなのかもしれない。
何はともあれ期待大。 ということで、早速帰宅時に購入して帰る。 お値段はこの手のスレーブ用として使うにはちょっと高い。
さてさて、実験。 マニュアルには2度フラッシュ発光する COOLPIX シリーズにもワイヤレス同調するとの旨は書いてあるけれど、記事にあったような「プリ発光にも同調して発光する」といった技術的な内容は見当たらない。 うちには COOLPIX はないので DiMAGE X でテスト。 というか、DiMAGE X 用に買ってきたんだし。
で結果から言うと「同調できる時もあるし、できないときもある」。 ちょっとガックリ。
もちろん、これは DiMAGE X での結果であって COOLPIX との組み合わせではきちんと動作するのだろう。 微妙なタイミングの問題とかなのかなぁ。 メーカーの保証する動作ではないんだけど、期待していただけに残念。 やっちゃったか。
今のところ DiMAGE X との組み合わせでの使い勝手は圧倒的にヒカル小町Diに軍配。 SB-30 はどうしよう。 高かったのになぁ。 とりあえず DiMAGE X とはもう少し実験してみよう。
単体でもニコンF100で、使えるし(ってSB-28 も SB-22s もあるんだけど)。 SB-28 よりずっとコンパクトだから非常用に常備するようにしておくかな。 あっ、でも上方向にバウンスできないんだよね。痛い。まぁ主灯としてバウンスさせるほどの GN ではないけど。 本当にボン炊き非常用?
それから内蔵している赤外線フィルタ引き出してTTL赤外線リモートコマンダーにも一応なるね (手持ちの SU-4 + SB-28 でリモート灯が用意できるから)。
あぁ衝動買いしてしまった自分を正当化するアイデアばかり……
友人の結婚式に招待された。 場所は横浜・野毛山にあるセントジェームスクラブ迎賓館。
桜木町からてくてく歩いてもたいした距離ではないけど、荷物が重いので坂道はきつかった。 ちなみに、ドンケF2は今日が初出動。
でだいたい一杯。思ったほどは入らない。 ま、F100 はレンズつけっぱなしで突込んだのだけれど、外して納めればまだ入るかな。
10:20 には到着。 ロビーの案内に新郎の名前を告げたら今日の挙式で同姓が3人も存在するとの事。 下の名前で再確認。 クロークにコートを預けて待合室へ。 しばらくして、ひでっちょ・大ちゃんと合流。
最初は5Fにあるチャペルへ。 なぬ? 座席からなら撮影OK? 早めに知っていたらいい場所とったのに(と言い訳)。
採光の良い明るく感じの良いチャペル。 しかと誓いを見届けたぞ。
式が終わるとすぐ隣のポーチへ。 心配された雨も夜中だけだったようで青空が出ていた。
1Fへ戻ってバンケットルーム前へ。 受付。 記帳。 「上の人はみんな住所の襴都道府県省略しているなあぁ……どうしようかなぁ……」なんて考えて名前を書いていたら、姓の後に区名を書きはじめている自分がいた。 おーまいがー。 くちゅくちゅと消して、名を……。 すんません。
テーブルには、ウエルカムベア(手作り)と和装の写真(事前に撮ったらしい)。
着席。最初から引出物が用意されているのは珍しい?
高校の仲間3人で、新郎新婦にご挨拶に。 一度もお会いした事のない新婦さんに「ナベさん」と呼ばれた。 なにか吹聴されているらしい。
人間の記憶はあいまいなもので、順番違い、抜けがあるかも。
新郎新婦は明日からハネムーン旅行へ。 結婚式の後すぐ出発する夫婦は最近では貴重な存在か。 どうぞお幸せに。 そのうち、新居にみんなで襲撃に行きます。
今回の装備
今回はブラケットも持っていったが使用せず、スピードライトはクリップオンで。
単3形電池はそれぞれ、BP50AA2500 を使用。 フィルム2本半の撮影では問題無し。
今回は撮影不可指定場所もないので適当に撮影。 前回の結婚式参列でもそうだったのだが、チャペルでの行進は想像以上に早い。 普通にAF使っていると辛い。 普段シングルAFサーボしか使ってないのだが、コンティニュアスAFサーボを使った方がいいかな。要練習。 MFで追従できればそれが一番なのだが。
それからスピードライトの点灯忘れ/消灯忘れオペレーションミスが数度。要注意。
あと今使っているワイドストラップ、やはり縦位置撮影の時邪魔。今度もう少し細身のやつに換えたい。
やはり普通に招待されているとフィルムが進まないな。自分の披露宴の時が一番バシバシ撮れた。
今回はニコン系だった。
交換レンズとして Ai AF DC Nikkor F2D (105mm か 135mm かは不明)を使用していた。 DC レンズいいなぁ。欲しい!
今回の帰省の目的の一つが「夜祭を楽しむ」というだったので、フィルムにフジカラー NATURA 1600 をチョイスしてみた。 そういえば ISO 1600 のフィルムを使うなんて中学生の時以来かもしれない。
今回の装備以下の通り。
気軽にとってL版で見る分には気にならない。 これなら気軽に使えそうである。
最近 FinePix F10 (F2.8〜F5) で ISO 1600 の有り難さが身にしみている。
今回の夜祭撮影では、王将灯篭など明るめの被写体はノンフラッシュで十分手持ち撮影できた。 またフラッシュを使う時でも背景の被写体との輝度差が少なくて済むので、スローシンクロしやすい。
ただし、日中で撮影したコマのプリントはかなりカラーバランスが崩れていた。 なんだろうと、ネガをみたら真っ黒。露光しすぎ。 露出設定間違えていたのかなぁ。それともカメラの高速側でシャッタースピードがきちんと出ていなかった?
「ネガだから少しオーバー目でも」という気持ちもあったのだが、裏目に出たのかもしれない。 このあたりは、もうちょっと使ってみないとよくわからないな。
何はともあれ便利なので、これからはちょくちょく使ってみたい。
今回の装備は、ここ最近の披露宴出席時の組み合わせで。
単3形電池はアルカリで(ニッケル水素電池充電し直す時間を忘れていた)。
義弟という立場で、「積極的に出るべきか」「そこそこにしておくか」が迷いどころであったがまあぼちぼち36枚撮り4本半ぐらい。特にミスなし。もっと撮ってもよかったかなぁ(といつも思う)。
頼み忘れていたことに結婚式数日前に気がついて急拠手配した公式カメラマンの装備は、デジタル一眼レフだった。 フラッシュを装備しないで撮影していたのが新鮮。 十分感度が足りているということなのか。
しかし、1枚撮るごとに顔からカメラを離して液晶を覗き込んでいる仕草はなんか格好悪いな。 これからは(すでに?)ウエディングカメラマンの当たり前のスタイルになっていくのだろうけれども。
新郎・新婦入場の際などに、撮影ポジションへ移動すると後からカメラマンがやってくるんですが。 もう良いポジションいただいちゃっているんですけれども。
公式カメラマンの邪魔をするのはまずいので、場所を譲るべきかどうかなどと変に気をつかわなくていかなくて面倒。
デジカメ率アップはまあいつもの事だとして。
レンズつきフィルムの「ギッギッ」という巻き上げ音は聞かなかったなぁ。 確か「フィルム需要を支えていた」レンズつきフィルムがデジカメに置き換わってしまうとフィルム業界の先細りも加速するのではないか。
特筆すべきカメラとしては、妻のいとこの2眼レフ。 胸ポケットにロットリングのボールペンが挿さっていたりと、彼はこちら側の人間なので話が合って楽しい。
今回の装備
スピードライトはクリップオンで。
新郎新婦の入場行進など、動きのあるシーンは少なかったのだけれど、会場が暗めなので AF が迷いやすく、シャッターが切れない場面が何度かあった。 この暗さでマニュアルもしんどいし、しょうがないところか。
それと会場がらシーンが短調になりがちというのが困りもの。 うまく工夫できるようにならないといけないな。
2011年12月27日にデジタル一眼カメラ NEX-5N を買ってから11年半。フィルムカメラを使うことがほとんど無くなった。フィルムもだいぶ高くなったしこの先もほとんど使うことは無いだろう。 Nikon F100 を中心とした撮影機材は処分することにした。妻も ミノルタ α-7 も合わせて処分することにした。
Nikon F100 関連アクセサリや、スピードライト SB-28 やケーブルなども処分。
撮影機材を入れているチェストの引き出しの中がだいぶすっきり。これでもまだフィルムカメラとしては Nikon F3/T・Nikon New FM2・ミノルタ TC-1 2台・RICOH GR1s・minolta SR-7 が残っている。これらはまだ手放せないかな。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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