Task Coach で GTD しているうちに、もっとスマートにできるツールがないかなと探して出会ったのがこれ。
というのがイケてる。Web ベースの GTD ツールも多いが、ThinkingRock は普通のアプリケーションなのでインストールも簡単。RDBMS 等のセットアップも不要であり、すぐに使える。
GTD の流れを知っていればマニュアルをほとんど見なくても自然に使うことできる。 今日ダウンロードして使い始めたのだが、すぐに ThinkingRock ベースで GTD のプロセスをまわせるようになって驚いた。
GTD をしていて欲しいと思っていたプロジェクトテンプレートも作っておける。 チェックリスト的なプロジェクトを登録しておいて、必要な時にプロジェクトにコピーして使うような運用ができるようだ。
これホントいいんじゃない?
今後は
という形でまわしてみようと思う。
今月の頭あたりから仕事関係の GTD プロジェクトを手帳から Task Coach に移して GTD を運用していた。
が 手帳から Task Coach にした理由だ。
RTM で済ませられればそれでいいのだが、RTM はサブタスクツリーが作れないのが致命的につらい。
Task Coach 上のタスク・サブタスクを使って、プロジェクト・サブプロジェクト・次の行動とブレイクダウン。
次の行動用に「Action」というカテゴリを作っておき、Task list view を Action カテゴリでフィルタリングすることで、次の行動リストが得られる。 その状態で HTML エクスポートして Web ブラウザで印刷すれば、次の行動リストシートができる。
完了予定日を設定することで、タスクリスト・タスクツリーを日付順にソートできる。 期限のあるプロジェクト・アクションをを優先的にレビュー・実行していくことができる。
ということで2週間ちょっとやってみた。 その後 ThinkingRock に出会ってしまったため、移行してしまうことにした。
今まで「各時にどの分類の業務を行っていたか」という報告書を会社で業務管理として作成していたのだが、今後は1日に何時間ずつどの分類の業務を行っていたか」という形式に変わることになった。
従来に比べてより現実に近い作業時間の積算ができるかわりにこまめに作業時間を記録しておく必要があるかなと思い、いつもの癖でツールを物色。 以前使っていた(記事)作業記録ツール Task Coach を使ってみることにした。
本当は自分の作業分析と改善のために細粒度で作業記録をつけた方が良いと思うのだが、いきなり欲張りすぎて飽きてもしょうがないのでまずは当面の目的である分類別積算ができるようにする。
運用は以下のようにしてみた。
これでタスクビューで[経過時間]と[合計時間]を表示するようにすることで、その日の積算をいつでも確認できるようになる。 またエフォートの[1日のエフォート]でもどうように積算を確認できる。
トップレベルに作業日毎のタスクを作るかどうかは迷うところではある。 作業日毎にタスクとすると、日単位の管理(不要になったらまとめて削除とか)がしやすいのと、(めったにないけど)24:00 をまたぐ積算ができるのがメリット。
一方デメリットとしては[週のエフォート]や[月のエフォート]機能で作業別に積算できないことと、毎日サブタスク階層を作るという手間があるという点がある。 まあ前者は別途指定の Excel シートに入力するとそちらで月集計がでるのでいいかな。 後者は今のところ数が多くないので問題にならないレベル。
ということで作業日毎タスクをトップ階層としてしばらくやってみることにしよう。 習慣になったら記録単位を細かくして作業分析してみたい。
@k12u 氏に「タイムトラッカーてきなツールって使ってますか」って質問されたのだけれど、今使ってないです。
@Naney さんてなにかタイムトラッカーてきなツールって使ってますか?
— KAWAMOTO, Minoru (@k12u) April 15, 2014
作業記録を取るといいよというのは生産性向上的な話で出てきて試したことはある。
主に使っていたのは Task Coach というツール。タイムトラッキングと積算は良くできていたと思う。作業時間だけじゃなくて、タスク開始日時・タスク終了日時の組できちんと記録できるし。
ただどのツールかによらず手動でスタート・ストップするのって必ずやり忘れがあるので「うーっ」てなって良くないんだよね。
あと記録するためにエントリ追加とかも手間。タスク管理ツールとタイムトラッキングツールが別だと2度手間になる。かといってタスク管理ツール上でタイムトラッキングができたとしても(Toodledo にも Timer ぐらいはついている)、粒度が異なるのでこれまたよろしくない。自分の場合タスク管理ツール上だと終わったものはどんどん削除していっちゃうので、集計用にとっておくとかしたくないんだよね。
ということで行動チェックと見直しのためにスポットでやるならやれるんだけれど、習慣的にやるのは自分には無理ゲーだった。単純作業しているか、相当のタスク管理マニアじゃないと続かないんじゃないかなーと……。行動の見直しには有用というのは理解しているのだけれどね。
GTD では次の行動を「状況」「時間」「エネルギー」「優先度」の順の基準で選びます。
今使っているタスク管理ツール Remember The Milk はタスクに予測時間を設定しておくことができます。そして検索やスマートリストで使える時間に応じたタスクをリストアップすることができます。
ただこの予測時間の見積もりはだいたいこれぐらいかなと思って入力することがほとんどだったりします。もう少しきちんと入力できるようにタイムトラッキングしてどれぐらい時間がかかっているか実測してみることにしました。Remember The Milk にはタイムトラッキング機能が無いので、今回はタイムトラッキングサービスでは有名な Toggl 試してみます。
サインアップすると Toggl サイト上でタイムトラッキングできます。Google Chrome 拡張を入れると Remember The Milk のタスクの横にも Toggl のボタンがついて1クリックでトラッキングの開始・終了ができるようになります。Remember The Milk のタスク名がきちんと Toggl のエントリの description に設定されるなど良くできています。これは便利。
スマートフォン向けアプリもあってそちらでもトラッキングの開始・終了ができます。以前ちょっとタイムトラッキングをしてみていた時(2007年前後)は Task Coach を使っていましたが、この頃は特定の PC でしかトラッキングできませんでした。スマートフォンの登場でかなり便利になりましたね。
費やした時間を記録してあとで精査することで所要時間の見積もり精度を上げたり無駄な時間を見つけたりすることがタイムトラッキングの大きな目的だと思っていました。
しかし実際にやってみると
など、ふりかえりをせずとも即行動に影響が現れたので驚きでした。家計簿をつけたり食べた物を書き留めるのと同じで、無駄に対する意識が高まるようです。
これは楽しいですね。しばらく続けてみることにします。
Remember The Milk で予測時間を入力するための時間計測をするのに Task Coach を久しぶりに使ってみました。
Toggl を使えば Remember The Milk と連動してタイムトラッキングできるのですが、きっちり記録したい訳ではなくて繰り返しタスクの平均所要時間がわかればいいかなぐらいだったので、ローカルで実行できてデータ管理手間なしの Task Coach を使おうかなと。ただやはりタスクの入力が面倒。すぐ飽きました。 Task Coach でタスク管理自体をしているのでなければ無理。
普通にストップウォッチで時間を測って Remember The Milk タスクのノートにメモするぐらいで十分そう。
Remember The Milk が一番。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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