Mac の Google 日本語入力で Unicode の LEFT-TO-RIGHT OVERRIDE (LRO) U+202D を入力する方法。
これでカーソル位置に入力される。
これでクリップボードにコピーされる。
最近ノートで Unicode 絵文字を活用している。やはりカラフルだとノートテキストファイルの中で視認しやすい。
ノートテキストファイルの分類に応じたシンボルとして絵文字を全体の先頭の方においておけば iA Writer のファイルリストで区別しやすくなる。またテキストファイル中の各見出しの先頭にそれぞれの意味に合わせた絵文字を書いておくことで、ぱっと入力場所を探せる。
表したいことにマッチした絵文字が無い場合は適当に比喩的に近い絵文字を使う。 Unicode 絵文字の名前をみつつこの意味ではこの絵文字を使うなどのマイルールをちょっとずつ作っている。
このあたり絵文字の意味づけが人によって違ってくるところなので、みんなでルール化してもうまく運用できない気はしている。
Obsidian Publish でノートをインターネット公開しつつ、それとは別に組織内で「公開で作業する」というコンセプトでノートを公開したいと模索している。
Obsidian forum ではいろいろな方法が提案されている。今回は以前使ったことがある静的サイトジェネレータ MkDocs を使った静的サイト生成を試してみることにした。
インストール:
pip3 install --upgrade pip pip3 install mkdocs pip3 install mkdocs-material pip3 install mkdocs-mermaid2-plugin pip3 install mkdocs-roamlinks-plugin pip3 install obs2mk pip3 install mkdocs-awesome-pages-plugin pip3 install git+git://github.com/Mara-Li/mkdocs-ezlinks-plugin pip3 install mdx_breakless_lists pip3 install git+git://github.com/Mara-Li/mkdocs-tooltipster-links-plugin#egg=mkdocs-tooltipster-links-plugin pip3 install mkdocs-embed-file-plugins pip3 install rich
次に雛形として Mkdocs Obsidian を取得する。
obs2mk コマンドを使うと Obsidian vault から MkDocs プロジェクトの docs を生成させられる。
obs2mk --git
そこそこいい感じだけれど出来合いのだと痒いところに手が届かないと思った時にちょっと辛いかなというのが印象かな。開発が止まることもあり得るし頼らない方が良さそう。
濁点のあるノートタイトルは予想通りうまくリンクにならなかった(Unicode 正規化形式の違いのせい)。
「Obsidian vault 内の一部のノートを MkDocs で静的サイト化する」するのではなく「MkDocs で静的サイト化するノートを Obsidian vault 内に置いて一緒に編集する (それらの Markdown ファイルは Obsidian のリンク機能などは使わない)」がいい気がしてきた。
Unicode 正規化形式の違いの問題は Obsidian vault を Cryptomator vault の中に置いたことによるもので、 Obsidian + MkDocs で使う上では問題無かった。
[ 組織内公開ワーキングノートサイト ] [ 公開で作業する ]
以前から気になっていた Logseq を MacBook Pro にインストールして触ってみた。Logseq は WorkFlowy や Roam (Roam Research) などからインスパイアされて開発されているアウトライナーで、類似のインタフェースや機能を備えている。
ローカルの Markdown/Org ファイルにデータが保存されるので、他のアプリケーションと併用したり乗り換えたりするのが容易だ。ローカルで閉じて使えるのでネットサービス上に置きたくない情報を扱うのにも向いている。
Logseq の名前の由来が
What does "Logseq" mean? You can read it as "Log sequence" or "Logical sequence" (thank you Ed). — logseq.github.io
とあるように、ジャーナルに思い浮かんだことをキャプチャし書き出しながらナレッジやプロジェクトなどのためのページをつないでいくのが標準の構成となっている。このため Logseq graph (ページの集まりのことで、ファイルシステム上では指定したフォルダ以下に保存される)を新しく作成すると初期状態で Journals (journals フォルダ)が作られる。
自分は Obsidian でデイリーノート管理をしている。 Logseq を使うとジャーナル管理が2箇所になってしまうのがちょっと悩ましい。ジャーナル管理をオフにできるけれどそうすると Logseq らしさが無くなってしまいそうではある。
All pages に Contents・Favorites・card というページが表示されるのだがこれが何なのかまだ分かっていない。 refresh や re-index 操作があるのだけれどそれぞれいつ実行すべきかわからない。 どちらをやっても変更が反映されない場合があって、その時は All Graphs から graph を開き直すときれいになったりする。
Google ドライブアプリで同期している「Google ドライブ」フォルダ以下に graph を作ると、ファイル管理がおかしい。 graph フォルダの中にさらに Users/naney/Google ドライブ/... のようなフォルダ階層が作られてしまう。
いろいろ試したところ graph のフォルダまでのパスに濁点が含まれるフォルダ名があると駄目のようだ。Unicode 正規化まわりの問題に引っかかったようだ。
Google ドライブ同期フォルダ以下にある Obsidian vault フォルダ Logseq graph として開いてみる実験をしていて上記問題にぶつかり今日は終了。
アウトライナーは思考にするのにとても便利だが、作成したアウトラインは時間が経つと扱いづらくなる。自分としては Obsidian をメインに使う中で補助的に Logseq が使えればいいなと。明日もうちょっと触って構成を検討しよう。
convmv を使うとファイル名をまとめて NFC/NFD Unicode 正規化できる。
Perl スクリプトで 内部的には Unicode::Normalize::NFC と Unicode::Normalize::NFD を使って正規化しているので UTF-8-MAC にできるわけではないようだ。
$ brew install convmv
カレントディレクトリ以下にあるファイルのファイル名を再帰的にチェックし NFC Unicode 正規化されたファイル名にリネームする。
dry-run
$ convmv -f utf8 -t utf8 --nfc -r .
で変換されるファイル名を確認。問題なければ
$ convmv -f utf8 -t utf8 --nfc -r . --notest
で実際に実行する。 NFD Unicode 正規化した場合は --nfc の代わりに --nfd を指定する。
Cryptomator で macFUSE を使って vault をマウントすると、マウントポイント以下ではファイル名が NFD (java.text.Normalizer.Form.NFD) に Unicode 正規化されるようになっていた。 Cryptomator 1.6.7 で実際に確認した。
を読むと vault 内では NFC (java.text.Normalizer.Form.NFC) で正規化されており、 Mac 版で FUSE を使ってアクセスする場合に NFD にトランスコードする実装になっているようだ。
入口裏側#photography
— Naney (@Naney) March 26, 2022
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Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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