ActivePerl 5.10.0.1005 + Visual Studio 2005 SP1 上で PAR::Packer を使って実行可能ファイル化したものの、今日別の環境で動かしたら「このアプリケーションの構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした」というエラーがでてしまった。
今まで Visual Studio 6.0 で PPM パッケージの作成やら PAR::Packer による実行可能ファイル化をしていたので気がつかなかったのだが、調べてみると Visual Studio 2005 以降だとどうもいろいろ面倒らしい。
ActivePerl + PPM パッケージだと自分で PPM リポジトリを用意しておくことで、開発環境の統一が楽になるという利点があったのだけれどもしばらく一筋縄ではいかなさそうなので、別の Perl ディストリビューションを使ってみることにした。
Windows 上の Perl としてしばらく使ってみることにしたのは Strawberry Perl。現在のバージョンは 5.10.0.6。 以前にもちょっと入れてみたことはあったけれども、きちんと使ってみるのは初めて。
MinGW や dmake が同梱されており、CPAN.pm を使って UNIX 上と近い感覚で Perl モジュールのインストールができる。 PAR::Packer を使って実行可能ファイル化した Perl スクリプトも実行できることを確認。
しばらく乗り替えてみることにする。
Visual Studio でコーディングしていると定期的にやってくる「もっと小さくても綺麗に見えるフォントを探して同時にたくさんのソースコードを見たい!」病が再発。
プログラミングに適しているフォントのオレ基準としては、
なのだが、なんだかんだいって MS ゴシックのサイズ 10 が見やすくて、これを超えるものが見つからなかった。
今日はまず 小夏等幅サイズ 10 にしてみた。個人的には MS ゴシックの方が見やすい。
次に M+2VM+IPAG circle にトライ。サイズ 8 にすると表示できる行数がちょっと増えたものの、このサイズだとコロンがセミコロンみたいに下の点がちょっと大きくなってしまう。サイズ 9 にすると MS ゴシック サイズ 10 に行数で負けてしまう。 残念。
お次が MeiryoKe_Console。……こいつは! すごい。サイズ 8 でも十分見やすい。
常用決定。
株式会社ミクシィ主催のエンジニア向けセミナー「mixi Engineers' Seminar #2」に参加してきた。
スマートフォンがメインテーマで、発表は次の3つ。
赤松洋介氏(サイドフィード株式会社) | 開発者のためのiPhone⇔Androidアプリ移植のポイント |
高橋忍氏(日本マイクロソフト株式会社) | Windows Phone 7 アプリケーション開発概要 |
藤崎友樹氏(株式会社ミクシィ) | mixi x Androidの深イイ話 |
赤松氏の移植話では正規表現20パターンぐらいで Objective-C コードから Java コードに変換しちゃいましたとか。マジ?
藤崎氏の発表では Android 特有のアプリケーション開発事情や勘所が語られて、Android 開発者だといろいろ気づきとか得られるのではという内容であった。
そして注目だったのは Windows Phone 7。 プレゼンテーションが上手かったというのもあるんだけれど、発表の中で Visual Studio や Expression Blend でささっとデモアプリケーションを書いて、その場でエミュレータ(これが速い)でささっと動いちゃっているのを見ると、ああなんか簡単に面白いのが書けそうと思えてきちゃって、これはスゴいなと。
Windows Phone 7 端末は iPhone みたいに単一メーカーじゃないんだけれど、比較的統一が求められていて、開発者に優しいらしい。 ただ端末毎の特徴が無くなって、買う側もつまらないし売る側も差別化しにくいんじゃないかなとも思われるところ。 個人的には Android のカオスは好きなんだよね(ただし開発者じゃない立ち位置で)。
懇親会でお話させていただいた方、ありがとうございました。
ロゴはmixi Engineers' Blogより引用。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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