先週金曜日に届いた ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語)を持って出社してさっそく接続。おおむねいい感じ。Caps Lock キーの Ctrl キー化は結局 ThinkPad X220 の時に使った Ctrl2cap で。あとで何人かに勧められたので、やはりこれが定番らしい。
ひとつ難点があって Windows 7 起動後のログイン画面でパスワードをうまく入力できない(結局ソフトウェアキーボード使った)。どうも初期状態で NumLock がかかることがあるらしいと教えていただいたので今度確認してみる。
ちなみにその時別ノート PC からパスワード変更とかも同時にしてたりしてちょっと混乱したのは内緒。
それから、あの Wiki が週末のメンテナンスで、 Wiki 記法での保存から XHTML での保存に切り替わった。リッチテキストエディタはどれだけ便利になっても所詮はリッチテキストエディタでしかなくて、人間しか使うことができなくて。
Twitter API v1.1 に対応していないスクリプトがあって、たしか OAuth 対応はしてあるけど RSS 形式を使っていたので JSON で取得して処理するようにしなければなーと思ってたんだけれど、そもそも OAuth 対応すらしてなかった。
なので Net::Twitter::Lite を使うように書き換え。
あと、いままで1つのスクリプトで「Twitter API を呼び出してタイムライン取得」「シリアライズしてファイルに保存」「Wiki 形式に整形して書き出し」をしていたんだけれど、UNIX 哲学に従って小スクリプトに分割してパイプで受け渡すように変更するなど。
スクリプト間のやりとりは構造化テキストデータなので JSON にしたんだけれど、若干これでいいのかなぁ感はある。テキスト形式だし最近の主流フォーマットではあるんだけれど、それでもシェルから見ると複雑な形式な気がするんだよね。でもあと軽量な構造化テキストフォーマットだと YAML ぐらいかなぁ。
この Web 日記 (nDiki) がスマートフォンで見にくいのがずっと気になっていたので、さくっと Bootstrap 3 に移行した。スタイルシートを Bootstrap 3.0.2 のものに変えて、navbar を使うようにコードをちょっと変更程度の軽い対応。
もともと tDiary テーマスタイルシート用の HTML 構造を生成していたんだけれど、そのあたりが問題で崩れることはなく Bootstrap のスタイルシートを当てることができた。もともと Wiki 記法で書いたソースドキュメントを HTML に変換しているので、変な構造の HTML は吐かないようになっていたというのもサクっといけた点かな。
細かいところういうと画像の回り込みに対応させなければならなかったり、テーブルなど適宜 Bootstrap のクラスを指定した方がいいところがあるけれど、まあ追い追いで。
あとそもそも iPhone や Android などのスマートフォンで見にくかったのはスタイルシートの問題というよりは、viewport の指定がなかったからだった。Bootstrap に差し替えただけではやはりスマートフォンでは見にくくて、Bootstrap の Getting started の通り、
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
と書いたら文字サイズなど見易くなった。
2004年2月22日にハイパー日記システム(hns)から自作の DiKicker に移行してからもうすぐで10年。そういえば2004年2月22日は奇しくも mixi がプレオープンした日だっとはなあ。何かの縁か。
去年の3月に使い始めた オンラインのアウトライナー(アウトラインプロセッサー) WorkFlowy が使い心地が良かったので、その3日後には有料プランの WorkFlowy Pro を契約して使っている。
今まで使ったアウトライナーやリッチテキストエディタなどの中で、箇条書きの編集インタフェースは WorkFlowy が格段に使いやすかった。順番やレベルの変更がしやすく、箇条書き版マインドマップツール的にも使える(箇条書きなので、データとして使い回しやすいのでグラフィカルなマインドマップツールよりむしろ便利)。
今後も継続して使っていくつもりだけれど、1年使ってみて自分の使い方だとフリー版で十分だということがわかった(有料版特有の機能)。
ということで引き続き年 $49 払うほどでもないなと。なので自動更新がかかる前に WorkFlowy Pro キャンセルをした。期間終了まではきちんと Pro 版の機能は使える。
容量は招待登録でもらえるボーナスの範囲で十分いける感じ。 今後有料版に魅力的な機能が増えた時にアップグレードをまた検討することにしよう。
(画像は https://workflowy.com/ より)
[ サブスクリプションサービス ]
Emacs の howm 上で書いたノートなどをさくっと共有したい時に、わざわざ Wiki 上や IRC 上や Google ドライブ上に転記したり更新したりするのが面倒なので、そのまま見られるようにしたいなと。
この間 howm で書く時のフォーマットを Markdown にしたので、howm-directory をそのまま Plack::App::Directory::Markdown で見られるように設定してみた。
完全じゃないけれど今のところこんな感じ。
(setq howm-file-name-format "%Y/%m/%Y-%m-%d-%H%M%S.md") (setq howm-view-title-header "#") (setq howm-view-title-regexp (format "^\\(%s|=\\)\\( +\\(.*\\)\\|\\)$" (regexp-quote howm-view-title-header))) (setq howm-view-title-regexp-pos 3) (setq howm-view-title-regexp-grep (format "^(%s|=) +" (regexp-quote howm-view-title-header)))
非公開用 howm-directory と公開用 howm-directory は
の通り下記のように設定。
(defun my-howm-set-directory (dir &optional keyfile) `(lambda () (interactive) ;; kill current keyword buffer first to avoid the error ;; "howm-get-buffer-for-file: Buffer name ` *howm-keys:*' is in use" (kill-buffer (howm-keyword-buffer)) (setq howm-directory ,dir) (when ,keyfile (setq howm-keyword-file ,keyfile)) (setq howm-menu-next-expiry-time (current-time)) (message "%s" ,dir))) (defun my-howm-switch-directory (dir &optional keyfile) (funcall (my-howm-set-directory dir keyfile)) (howm-menu)) (global-set-key "\C-c,1" (my-howm-set-directory "~/var/howm/" "~/.howm1-keys")) (global-set-key "\C-c,2" (my-howm-set-directory "~/srv/howm/" "~/.howm2-keys"))
cpanm でインストール。簡単に起動するなら付属の pad-markdown.pl で。
#!/bin/sh PAD_MARKDOWN=$HOME/local/perl5/perlbrew/perls/perl-5.18.2/bin/pad-markdown.pl ROOT=$HOME/srv/howm PORT=9119 $PAD_MARKDOWN --root=$ROOT --encoding=utf8 --title='howm' --port=$PORT &
これで後は C-c,2 C-c,c で howm ノートを作って保存すれば http://HOST_NAME:9119/2014/03/2014-03-17-231015.md ですぐ見られるようになる。あるいは ~/srv/howm/ 以下に適当に .md ファイルを作ってもよい。適当に楽ちん。
欲を言うと検索できるようにしたりページ間リンクを簡単に張れるようにしたりとかしたいなあと思うのだけれど、そのまま進むと(フォーマットこそ違えど)この nDiki の DiKicker と同じ機能になってくるので、今はそこまでしなくてもいいかな。その時に他人にシェアしたいのはピンポイントで1ページだけがほとんどだし、自分自身は howm 上で検索できるし。
こう考えてみると「Emacs でプレーンテキスト」で「書いて保存すれば(あるいはそしてリモートに同期すれば) 明示的な変換作業しないで勝手に公開」されて、書く場所は「年月別ディレクトリ」とか「デイリーなノートとは別のページが作れる」とか「検索も grep レベルできる」とか、まあ結局自分が欲しいものは昔から変わらないなあ。
出社したら Dell のデスクトップ PC の電源ランプが黄色で点滅していて、診断ランプの 1 と 3 が点灯していた。電源回りの故障っぽい。直らなさそうなので、別の PC に乗り換え。結果的にスペックが上がってメモリも 4GB から 8GB になり OS も 32 bit から 64 bit になってツイてる。
幸い HDD は壊れていなかったので、ファイルはサルベージ可能だった。しかし USB 接続して中を眺めてみても大して要るものなかった。そういえば複数 PC での利用のためだったり故障時の備えのためだったりで、リモートの Linux 環境や Google ドライブやファイルサーバにファイルをほとんど移しておいたんだっけ。
ということで新 Windows 7 PC では最低限の環境だけにしておこう、もう。
今まで TrueCrypt を使ってきたけれど、今後は VHD + BitLocker で。
旧データは TrueCrypt を portable で一時的に展開し、旧ボリュームをマウントして VHD で作ったドライブにコピー。
こうしてみると
はしておいた方が良さそげだな。
あとは普段の作業は PuTTY の先の Linux 環境で(Emacs でドキュメント書いたり、プログラム書いたり)。メールは Gmail。ドキュメントは Emacs 上の howm (Markdown 形式) か Wiki か Google ドライブで書いて可能な限り Windows PC ローカルでは書かない。
[ キーバインディング ]
「(自前の) Markdown ビューアじゃなくて Wiki に……」って言われた。もっとも。できるだけオープンに情報共有された方がハッピーだと常々思っているので、ちょっと耳が痛い。
なぜ Wiki じゃなくて howm + Markdown ビューアなのかの言い訳。 うーん Wiki といいつつ、もはや (ハワイ語的) WikiWiki じゃないからかな。
整理してストックしておくものはきちんと Wiki に書き直すのがもちろんいいんだけれどね……。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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