明日から YAPC::Asia Tokyo 2013。今回の会場は Wi-Fi も整備されるし電源もあるし、バッテリも新調済みだしで ThinkPad X200 活躍してもらうかと思ったんだけれど、そういえば今だにノート PC の入るバッグを買っていない。単発ならいつも通り風呂敷でいいんだけれど、YAPC は部屋移動何度もしたり懇親会があったりするから安全じゃないんだよねぇ。
帰りに GREGORY TOKYO STORE 寄るかと思ったけど、20:00 で閉店していた。散財しなくて済んだともいえるけど。
オフィスを17:00すぎに出発して40分ぐらいで YAPC::Asia Tokyo 2013 の会場である慶應義塾大学 日吉キャンパスの協生館に到着。去年同様 foursquare のスポット作っといた。
イベントホールで開催された前夜祭は、去年の「立食パーティーでワイワイガヤガヤ」からかわって「みんなでLTソンを見ながらワイワイ」となってまたガラリと違う趣き。去年や一昨年みたいに懇親できなかったのはちょっと残念だったけど、YAPC らしい LT トークをいろいろ聞けたのでこれはこれで楽しかった。
拍手君は予想通り最初にイジられてあと下火になってくるということでランキングには使えない感じだったけど、盛り上げにはとても良かったね。
旬のネタ的にはばっちり「Cookie Clicker」と「艦これ」がトークの随所に。明日もいっぱい被るんだろうなあ。
個人的には reStructuredText (+ Sphinx)の話が出てきたのが楽しかった。一時期(2005年〜2010年ぐらい) reStructuredText でちょこちょこ書いていたんだけれど、最近は Markdown の方をよくみかけるようになったし忘れてた。
明日・明後日も行きます。
いよいよ YAPC::Asia Tokyo 2013 スタート!
今回は席に電源があるので安心してノート PC・スマートフォンを使えるので嬉しい。 Wi-Fi がつながっても DHCP で アドレスがもらえなくて通信できなかったりすることがあるのでちょっと注意。いったいどれだけ接続してるんでしょうね。これだけ geek の集まる会場で Wi-Fi 環境整えるの相当ノウハウがいるのだろうなあ。
Perl の今後の機能追加・変更(experimental features)についての話。まだまだ Perl 5 は Perl 5 のまま変わっていくと。便利になったり直観に反するものが減ったりとか良くなっていく。シンタックス/セマンティクスがさらに肥大化していくのは初学者にはちょっと厳しくなるのな。
この話につきものの互換性の話もあった。去年のスピーカーは互換性を大事にするという話だったけれど、今回は互換性を恐れずに改良していくというニュアンスに感じられた(聞き間違えでなければ)。個人的には Perl は古いスクリプトがそのまま動くのがとてもいいと思っているので、そのあたりも引き続き大事にされると嬉しいな。
LINE株式会社では mod_perl から PSGI/Plack にほぼ移行済みとのこと。Starlet を使っている。
今回はリバースプロキシとアプリケーションサーバ間の大量のリクエストを捌くために Monoceros を開発しているというお話。あと PSGI/Plack の基本概念の解説もあって嬉しい。 Perl で書かれた HTTP サーバがハイパフォーマンス出せるなんて、昔は自分は考えもしなかった。
PSGI/Plack のサーバを書く人必見な、中身の濃いトークでした。
RTB システムに Riak を使ってみたというトーク。良い Perl モジュールが無いので作ったとのこと。
DeNA の Perl エンジニア初心者研修プロジェクトについて。Class::Data::Inheritable がコードリーディング教材とし良いらしい。
高速化されたプロトコルの話かなと思っていたけれど、ドヤリングから暗号化という導入で引き込んでいく手慣れたトーク。本格的に使われ始めるのは来年以降?
たまにお名前が話題にあがることのあった @bonar 氏と初対面のご挨拶をさせていただきました。今後ともよろしくお願いします。
社内の Perl 技術動向について談議。最近は解き放たれてきたねとか。
Perl 6 の話など。
Google 翻訳を使ったキュートなスライド(ほとんど聞いてなかった)。
@kazuho 氏の prove のトークで始まって、最後日本人による中国語(のような違うような)でのトークでシメ。
乾杯。
多目的教室3は常に人気で入ろうとしたけど1度も入れなかった。部屋遠しが近いので人気なトークがあるとさっと集るのかもね。
そういえば今年の T シャツ、背中に pixiv って大きく書かれていて着用できないものだということに気がついた。残念。 ピクシブが T シャツスポンサーだからなのかな。スポンサーのおかげで運営ができたりチケット代が抑えられたりできていると思うので素晴しいと思うのだけれど T シャツについては有無でチケット代が違うので、大きく広告が載りますよってチケット発売時に明記してくれるといいと思う(自分は先行販売で買ったので T シャツの有無は選べないから関係なかったけど)。
8月16日(金)から配属されていたインターン、今日が最終日。 YAPC::Asia Tokyo 2013 に参加していて不在だったので今日は直接挨拶できなかったけど、お疲れさまでした。
インターンの中でも一番若く(未成年)、はたしてどこまで出来るのか、期待半分・心配半分でのスタートだったんだけれど、想像以上に飲み込みがはやくて大丈夫だった。若い吸収力ってすごいね。
前半は開発環境の構築と開発プロセスの理解、開発中の既存システムへの機能追加。後半はチーム内で新しく始まった Mojolicious ベースのシステム開発の中の問い合わせフォーム開発をお願いし、無事まとめあげてくれた。
普段、主に競技プログラミングに取り組んでいるというインターンなので、今回は実ソフトウェアにおける「オブジェクト指向」「MVC 的なこと」「責務の分離」「バリデーション」「エラー処理」「テスト」あたりの要所について都度伝えたつもりだったけど、ちょっとでも何か学びになれていればよいなと思う。
青春の夏休みに我々のインターンシップを選んでくれてありがとう!
あとマンツーマンでフォローしてくれたおとよさんもお疲れさま! 引き続き艦これをお楽しみください。
Mojolicious に限らず Web アプリケーション開発のかなり基礎のところから解説。ビギナーが「書けそう」って思えるトーク。
今年のベストトーク賞で2連覇達成。聞いた人が「帰って自分で何かできそう/やろう」という気持ちを起こさせる要素がきちんと入っているので yusukebe 氏のトークはいつもいいなと思ってます。
プログラムを書いて AWS の管理を自動化できるという話。API もあるけど CLI もあるよと。AWS 使ってねと。
Carton:
ローカルで
git commit cpanfile.snapshot
デプロイ先で
carton install --deployment
cpanm、 Carton の最新の機能今後入れる予定の機能の紹介。テストに Travis CI を使い始めたとのこと。
おとよさんと学食。自分が通った大学もこれぐらい学食充実してくれてたら良かったなー(久しぶりに喫茶鳩のおじや(だっけ?)食べたい)。
tDiary から Ruby に入った人が多いのかな。 Perl Monger にはザワザワする刺激のあるいい座談会。
結論的にはプログラミング言語の選択というのはプロダクト/サービス開発の一要素でしかないし、優れたエンジニアならどの言語でも書けるよねという無難な落とし所でまとめ。
10周年目を迎える livedoor Blog の裏側。 エンジニアの総意工夫があったコードだけれどだんだんレガシーになってメンテナンスコスト大きくなるよねという話は mixi もそうで非常に同感。
同一端末内の複数のアプリで、シングルサインオンする仕組み。
日吉キャンパス、第1校舎と高等学校グランドの間の階段を降りていくとなんか田舎な風景が広がっていてトリップした感じになれて良い。
一昨年の Hideo Kimura 氏、昨年の Gosuke Miyashita 氏と同様にマネージャーというポジションでのトーク。
今年は参加者1,131名。
牧氏・櫛氏の運営参加は今年が最後とのこと。お疲れさまでした。 なにか組織的にもいろいろな動きが裏でもあるのかもしれないし、あるいは新しい世代への交代を意図しているのかもしれない。
JANOG + LLNOC により構築されたネットワークのおかげで今年は昨年に比べて非常に快適だったことにも感謝。
今年は例年に比べてプログラミング言語 Perl についてのトークが多かったように思う。同時に今年はなんとなく Perl の人気の陰りを感じもした。昨今のネットサービスで Perl が対応言語に含まれてないこともよくあるとかそのような。
Perl コミュニティとしてコミットしたりいろいろ働きかけていきましょうという話はあるし、次の世代による新しいコミュニティの立ち上がりもある感じだし、Perl 言語自体もまだまだ貪欲に機能改良が進んでいるという話もあるし悲観することはないのだけれどもね。
ここ数年とは違う空気感だったことは確か。Perl 的にも YAPC::Asia 的にも新しい時代が来るのかな。
Happy programming in Perl!
mixi日記で2013年の月毎のふりかえりを書いている人がいていいなあと思ったので日記まとめという形で今年の1年をふりかえり。
再び毎日日記を書こうということで数年前まではほぼ欠かさず1日1記事書いていた Web 日記を毎日書くことにした。結果継続成功! 来年も続ける。
正月休みは3年ぶりに IKEA に行って、ダイニングテーブルを新調。ちょっと高さが高いかなという声もあるけれど結構満足している。IKEA は11月にも行って今年2度。
仕事始めは氷川神社への初詣からスタート。今年は本厄だからというわけではないけれど厄除け含めて結構ちょくちょく神社へ行った感じがする。なんか落ち着くんだよね。
1月には久しぶりに東京タワーも上った。昔ながらの土産店も健在だったので嬉しい。来年はまだ行っていないスカイツリーに行きたい。
20年の時を経てソバアレルギー無罪判決。ソバアレルギーだと思ってずっと生きてきたのだけれど実は違ったことが判明! 残りの人生で蕎麦を食べられるようになった。でも今年数回しか食べてないな。ずっと食べてこなかったから口が欲しがらないというのもあるんだよね。来年はおいしい蕎麦を食べてみたい。
それから仕事で使うキーボードを Happy Hacking Keyboard Lite から ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語)に交換。打鍵のストレスが減ったので良かった。今年はワイヤレス版が出でるのでずっと欲しいと思っているのだけれどちと高いんだよね。50%オフになるのをずっと待っている(40%オフまではセールになることがある)。
2月にはチームに優秀なエンジニアが join。ハイパフォーマー。
税務署で初めての確定申告。3月10日には大騒ぎになった煙霧。東京生活長いけれどこんなの初めて。
あと3月末にはサントリーホールのオープンハウスへ。なかなか上がる機会のないステージに上がった。年に1回あるので来年もぜひ。
去年末から取り入れていたポモドーロテクニックは3月中旬に止めることにした。学ぶことはあったけれども、自分のワークスタイルには合わなかった。
Android の日本語入力は3月に ATOK から Google 日本語入力に変えた。入力補正が秀逸でとても捗る。iPod touch 5th を8月に買ったんだけれど、やっぱり日本語入力環境は圧倒的に Android の方が上。
ツールといえば WorkFlowy というオンラインアウトライナーサービスを使い始めた。その後ずっと使っていて、今年出会った当たりサービス。お薦め。
3月29日には PerlCasual に参加。今年行った勉強会系は YAPC::Asia Tokyo 2013 以外だと
あたり。
4月6日で Twitter を使い始めて6年。一番気楽。ただフィードバックは mixi > Facebook > Twitter > Google+ な印象。 アイコンを近影に変更した。
4月7日(日)から宇宙戦艦ヤマト2199のテレビ放送が開始。週末の楽しみとなった。やっぱり宇宙戦艦ヤマトいいわー。来年はオリジナルの宇宙戦艦ヤマトを DVD レンタルして全話観るぞ。
レジャー的にはゴールデンウィークに国立科学博物館附属自然教育園へ。穴場スポット。新緑の季節にまた行きたい。
ゴールデンウィークに風邪をひいてしまったのでパズドラとケリ姫スイーツをやり始めた。これがきっかけで今年はスマートフォンゲームアプリをちょこちょこやるように。長続きしているのはチェインクロニクルとモンスターストライク。チェインクロニクルはストーリーと世界観がしっかりしていてロールプレイングゲームらしいゲームで非常に良くできている。モンスターストライクはマルチプレイができる点が新しくまだまだ伸びそう。
5月4日には国立科学博物館。1回じゃ全然みきれない。何度もリピートする必要あり。
自宅ネットワーク的にはようやくフレッツ・ADSL からフレッツ光へ変更。ワイヤレスブロードバントルータも10年以上ぶりに新しいものにかえて YouTube がストレスなく快適に見られるようになった。素敵。
新調と言えば今年は NEX-5N 用としてEマウント用広角パンケーキレンズ E 20mm F2.8 SEL20F28 を買った。今年買ったレンズはこれ1本。NEX-5N につけると気軽に持ち出せるようになるので、結構重宝している。手ブレ補正まで入っていれば夜も持ち出せるんだけどね。
15年ぶりの東京ディズニーランド。健歩大会さまさま。トムソーヤ島が探検ぽくて意外と面白かった。来年はディズニーシーへ行くぞ。
久しぶりに献血をしようと思ったところなんと貧血で見送り。以前からではあるけれども、秋の健康診断でも「貧血疑 要経過観察」となっていたので引き続き注意。あとなんと「左腎結石(症) 要経過観察」という診断結果もセットで出たのでより健康には注意しなくちゃ。
あと生活的には妻が Xperia A でスマートフォンデビューしたというのが大きな変化。spモードメールにかえて LINE で連絡を取るようになったり Google カレンダーの共有を果たしたりといろいろ便利になった(自分的に)。
「おさわり探偵 なめこ栽培キット」を始めたのも7月。最近は起動するとたいがい枯れてる。
7月中旬にはコンタクトセンター・アワード 2013 全申請発表会を見に。ビューティフル・ドリーマーの話が印象に残っている。
7月のお祭は、桜新道の盆踊り大会。今年初めて行ってきた。あとは行かなかったけれど今年の隅田川花火大会は土砂降りで大波乱だったねー。
8月中旬からチームにインターンがやってきた。最初にさわったのが Windows XP という。想像以上に飲み込みがはやく優秀だった。青春の夏休みに我々のインターンシップを選んでくれてありがとう!
8月のお祭りは天祖・諏訪神社。巡行だけじゃなくて夜のお参りも済ませた。今年はちょっとずついろいろやれることが増えてきたなー。あと大井どんたくも例年通り。
iPod touch 5th を買ったのも8月。iOS アプリをいろいろ試せるようになったのは収穫(iPad 2 しか持っていなかったので)。Android 端末より電池がよくもつのでサブ機としていいんじゃないかな。チェインクロニクルを始めたのは iPod touch 5th を買ったせい。今は iPad 2 と2台でやっている。
ネットサービスとしては TeamGantt を使い始めたのだけれど、使い勝手はまずまずなのだけれどフルに使うわけでもなかったので解約。もうちょっと安ければ維持してもとは思ったんだけれども。
月末には初めてアーバンドック ららぽーと豊洲へ行った。「らーらぽーと」のサウンドロゴは昔の音程の高いのが好き。
iPod touch で QWERTY 配列だと小さくて厳しいのでフリック入力を練習し始めるも習得ならず。今も QWERTY。
9月の外出はよこはまコスモワールド。ファミリー・バナナ・コースターにライド。
あと YAPC::Asia Tokyo 2013 は例年通り参加。
雨で行きそびれていた東京シティ競馬のトゥインクルレースをようやく見に行けた。すごくロマンチックで興奮した。
それと10月はキャッシュカード・クレジットカードの暗証番号を一斉変更。 IC チップ付きのカードの暗証番号変更は要返却というの結構ネック。
ネルフからエンジニアが配属された。今年は CS 開発はエンジニア2増1減。来年もさらにチーム力を高めて一丸となって CS 向上に取り組んでいきたい。
アイテム的には今年後半バンナイズに注目。301プラスはスマートフォンを持ち歩くのにばっちりで重宝している。
個人的にはタスク管理ツールを Remember The Milk から Google Tasks に変更したのも大きな出来事。やはりサブタスクが使えるとブレークダウンするのに便利。Remember The Milk がサブタスクをサポートしないかなあ。
レジャー的には久しぶりのプラネタリウム。五反田文化センタープラネタリウムで星空投影を鑑賞。リーズナブルなのが嬉しい。
この Web 日記(nDiki) を Bootstrap 3 ベースに変更。スマートフォンでも見やすくなったし更新するモチベーションもアップ。
自分の名前と同じ綴りの酒をついに買って呑んだ。マジめでたいので正月にも呑もう。
ツールとしては pandoc に出会った。Markdown で書いえ reveal.js なプレゼンテーション用 HTML5 ファイル生成できる。発表系はしばらくこれを使いたい。
年末にざざっとまとめをすると、どうしても行ったところとかまとめやすいのに偏るね。あと後半力尽き気味。(HootSuite + IFTTT の話題のような)数カ月に渡るものや、じっくり考え直す系のものは取り上げそびれた。
あとまとめていると「やはり書いていないことはふりかえり対象にもあがってこず記憶から薄れていく/消されていく」という背筋の寒さを感じる。プライベートや仕事での出来事や思いなど、Web 日記には載せないことをどう書き留めていくか最近考えている。今年は Web 日記継続の習慣が復活できたので、来年はそちらにも力を入れたいな。
なにはともあれ今年一年も良い年でした。ありがとうございました。
今、ノート PC (ThinkPad X200)を持ち歩くようなバッグが無くて、昨日の「『5年後のコンタクトセンター』サミット in 東京・夏」ではプールバッグに入れていった。でもちょっと不便。今週は YAPC::Asia Tokyo 2014 もあってまたノート PC 持ち歩くし。去年は風呂敷で YAPC::Asia Tokyo 2013 いったし。
まあもうバッグ買ってもいいでしょうということで、ノート PC を運ぶ時以外の利用シーンも考えてグレゴリーのデイ&ハーフパックを買った。
実は学生時代から10年以上デイ&ハーフパック使っていたのだけれど、何年か前に処分したんだよね。しかしやはり荷物が多い時などはこのバックパックが最強。ということで GREGORY TOKYO STORE で買い直した。
今のバージョンは内側にポケットがついたり細かい変更がされているんだけれど、基本1気室でコンプレッションベルトが周囲にあって調整するという形式とフォルムは以前と同様。
また10年よろしく。
[ 製品レポート ]
今日も朝から YAPC::Asia Tokyo 2015 の2日目です。まずは一杯の無限オレンジジュースからスタート。最初はトラックCから。 C の部屋に入れたのはこれが初めてです。なるほど狭め。
言語の特性にあわせて様々なプログラミング言語を活用しているというトーク。サーバサイドで使われているということでちょっと Scala が気になりますが、やはりここでもコンパイルが遅いという話が出ていました。
Go は小さなシングルバイナリを作れるというところがやはり大きな利点。あとはやっぱり Perl はビルドなどのためのツールを作るのに便利だよねという話でした。
Ricardo Signes 氏のトークを聞くのは YAPC::Asia Tokyo 2013 1日目の時(記事)以来です。
前回同様 Perl の機能追加・削除についての話が中心。直観に反するような挙動が修正されるというところは言語としての完成度があがって良いなと。一方、さらに experimental として追加される文法は、ますます変態的になっていくなという印象もありました。
今日は一人でぶらりとTFTビルへ。
リファクタリングを行う理由の中で「Developer Education」という話があって、理解のためにリファクタリングをしてもらうのも良いと言っていて、ああそうだよなと思いました。リファクタリングの素養はあるけれども、チームのコードは知らないという状態の時にはいいなと思います。
あとは、基本的には Martin Fowler の「リファクタリング」を読んでいれば OK な感じです。
ちょっとうつらうつらしてました。あと「カレのヒゲ」はマイクにこすれるので通訳的に要注意のようでした。
Perl 6 における 並列・並行・非同期処理の話。 Perl 6 では言語レベルでこのあたりのサポートがしっかり入ってくるという印象でした。昨日聞いたトークといい、やはり Perl 6 が気になってきました。
Go の各種ツールを使って時間やメモリを消費している部分を見つけてどんどん削っていく様子をライブで実演してくれました。なるほど、ちょっとしたコードでも工夫すると劇的に最適化できるみたいです。
実演中アセンブラコードをチェックしているところや、データが 1 word から 3 words で管理されているという説明などをみて、ああやっぱり Go は C/C++ 的なマシンへの近さやコンパクトさがあるよなとあらためて感じました。
YAPC::Asia Tokyo 最後のトーク(になるかもしれない)となった LT は Kuniwak (@orga_chem) 氏の「Vim script性的解析の光と闇」でした。
CONBU さんが LT の時間内で設営・撤収デモまで実演していて、その素早さに驚嘆でした。まさに神業のレベルです。会期中お世話になりました。
今年はキーノートが無いので LT が終わるとクロージングです。
今年の参加者はなんと約2,130人。今の形での開催は最後と言われている YAPC::Asia は今後どうなっていくのでしょうか。 YAPC::Asia Tokyo 2015 は「The End.」のスライドで幕を閉じました。皆さんお疲れさまでした。
去年の YAPC::Asia Tokyo 2014 では Go 言語の勢いを感じ、その後ちょっとした規模ですが業務ツール開発に使ってみたりしました。
YAPC::Asia Tokyo 2015 では近年になく Perl のトークを見た気がします。しかも今回は Perl 6 のコードををよく見た気がするのは気のせいでしょうか。今回はこれを機に Perl 6 にチャレンジしていきたいと思います。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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