Google が URL 短縮サービスを提供するのにあわせて FeedBurner に Twitter へのフィード投稿機能([集客支援]-[Socialize])がついた。
フィード投稿については twitterfeed・FriendFeed・FeedTweet と試してみたがそれぞれ癖がありベストチョイスといかないのが悩ましい。
以下不完全な比較。
twitterfeed | FriendFeed | FeedTweet | FeedBurner | |
OAuth | ○ | ○ | ○ | ○ |
URL 短縮 | 21種(選択) | ff.im | am6.jp (+ bit.ly) | goo.gl |
更新間隔 | 30分〜(選択) | 自動 | 自動 | 不明(フィードは30分毎) |
文字列 | タ/内/タ+内 | タ | タ/内/タ+内 | タ/内/タ+内 |
追加文字列指定 | ○(先頭・末尾) | × | ○ (先頭) | ○ (先頭または末尾) |
文字化け | △ *1 | 特になし | N/A | N/A |
安定投稿 *2 | × | ○ *3 | × | N/A |
その他 | 人気リンク |
twitterfeed は古参。機能が多いが投稿されなくなることが多々ある。また設定ページのレスポンスが遅め。bit.ly で自分の API key 設定ができるのでアクセス統計を自分で見られる。
FriendFeed は登録済みのフィードの中から対象をチェックだけで Twitter 投稿対象を選んで設定できる。URL 短縮サービスは ff.im 一択。安定しているが、リアルタイム偏向なのか FriendFeed が巡回時(?)にフィードアイテムの日付が古めだと新着でも投稿してくれないとう癖がある。
FeedTweet は新参。日本の会社が最近始めたサービスだが、自分のフィードはきちんと投稿してくれなかった。まだ荒削り。bit.ly API key を設定できるが(多分)人気リンクのために、投稿される URL は am6.jp URL 短縮になる。サービスの継続性が不透明なので気になるところ。
FeedBurner はできたてホヤホヤなので細かい挙動は未知数。 もともと FeedBurner を通してフィード提供しているサイトでは手間なし。 そのかわり当然 FeedBurner を使っていないフィードは設定できない。 サイトのフィードが FeedBurner を通している場合、他の Twitter 投稿サービスを使うと間接になる分タイムラグが生じやすいが、FeedBurner の機能を使うとその問題が解消される。 URL 短縮サービスは Google 謹製一択。今まで bit.ly で見られた統計情報が見られなくなるのが残念。 URL の永続性は Google ということで期待したい。
nDiki 用のフィード投稿サービスを見直していたところにちょうど FeedBurner に機能が追加されたので早速設定。 調子が良ければ FeedBurner の機能を使うつもり。
遅ればせながら Twitter 公式の Tweet Button (http://twitter.com/goodies/tweetbutton)を nDiki につけてみた。
これで各記事の下部に Tweet Button が表示されるようになった。 もうちょっと手間かなと思ったがそれほとシステムに手を入れることなく埋め込めた。 なお、1ページ1記事なら Tweet Button の方でページの URL をタイトルを拾ってくれるのでもっと簡単。
貼り付けたボタンを押すと投稿ウィンドウが開く。必要ならテキストを追加・編集した後に tweet できる(ボタンを押してもただちに tweet されちゃうわけではなく、キャンセルもできるから押してみて)。
そうそう、短縮 URL サービスはちょっと話題の「t.co」。URL の後ろに + をつけても bit.ly みたいに情報が見られるわけではなかった。
2008年8月から使い始めて、2009年12月に Twitter へのフィード投稿を FeedBurner 経由にするなどしてしばらく FeedBurner のお世話になってた。 しかし最近はフィード投稿は IFTTT (+ HootSuite) に変更。この方が HootSuite の自動スケジュールが使えたり、フォーマットいじれたり自由度が高いので良い。
ただサイトのフィードが FeedBurner 経由になっているのは変わらないのでフィード項目の URL に utm_* なパラメータがついてしまっている。IFTTT が読むフィードにもこれがついてしまっているので、そのまま bit.ly されてしまいちょっと不格好。FeedBurner から Tweet しているならともかく、そうでないなら変なパラメータはのせたくない。
ということでとりあえず IFTTT の bot がフィードを取りにきたときは FeedBurner がきた時と同様、オリジナルの RSS フィードを返してあげるようにした。
RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} !FeedBurner RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} !feedzirra RewriteRule ^diki/d/rss\.rdf$ http://feedproxy.google.com/nDiki [L,R]
と feedzirra のところを追加。IFTTT の bot の UA は現在は
feedzirra http://github.com/pauldix/feedzirra/tree/master
の模様。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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