nDiki では、たつを氏が公開しているくっつき BBSを利用してコメント機能をつけている。 くっつき BBSは自前でBBS機能を実装しなくても、JavaScript Include を使うことでコメントをページに貼りつけられるという優れもの。
nDiki では JavaScript Include する際、コメントがない(=JavaScriptファイルがない)場合でも404にならないようにCGI プログラム経由で貼りつけていた。 しかし、この方法だと1ページに多くのコメント領域があると何度もCGI プログラムが実行されるのでサーバへ負荷がかかる。
また Web ブラウザもHTMLの途中でscript要素が出てくると、そのスクリプトファイルを読み込んで処理するまで残りをレンダリングできない。 このためサーバが重かったりして、途中スクリプトファイルの読み込みでひっかかるとユーザ側でのページ表示完了が遅くなってしまう。
ということでこの方式をやめて、単純にコメントJavaScriptファイルのURIを指定するようにした。 その使わなくなったCGI プログラムで、tDiaryテーマ用の「commentshortクラスdiv要素」を書き出していたので、この部分は DiKicker に戻す。 現在のコードでは、コメントが無くてもこのdiv要素が出力されてしまうので、ちょっとみぐるしいがしばらくご容赦。
コメント内の AutomaticLink 処理や cookie の連動など、前からやりたいとは思っていたのでこれを機会に実装するかな。 いろいろ決めないといかん。
パケ・ホーダイを契約してから、MovaTwitter・RTM・モバイル Gmail などで携帯電話を活用するようになった。そんななか、決定打がないのが、ノートアプリケーション。電車の中などの隙間時間に、この nDiki の 下書きなどはケータイでできるようにしたい。
Google ドキュメントが使えればいいが、前年ながらまだiモードでは使えない。 メールベースでやる手もあるが、メモには良いものの再編集を繰り返したいようなものに難がある。
ということで自前でプライベート Wiki を立てそこに書き込んでみることにした。
使う WikiEngine はいつも通り自作の WiKicker。
書き込んだテキスト内のキーワードを nDiki へ自動リンクさせることができるので、パーソナルナレッジベースとして自分にとっては一番便利。書式も同じなので、Wiki に書いた下書きを、そのまま nDiki で使える。
肝心のケータイからの書き込みだが Ajax 等凝った技術を使っていないおかげで、問題なく FOMA 端末(D703i)からiモードで読み書きできた。WiKicker は UTF-8 でページを出力しているが、網側か端末側の処理かは知らないが今のところ問題なし。
なお認証は簡単に Basic 認証で済ますことにした。 安全とは言えないがそれほど重要なデータを置くわけではないしいいかな。 cookie は必要ないし WikiEngine に手を入れなくてもよいので、すぐできるのはコレ。
ユーザ名とパスワード付きのトップページ URL を端末でブックマークしておけば1発でアクセスできる。
これでケータイ(と PC)から使えるプライベート Wiki を設置できたわけだが、なにぶんもともとケータイをサポートしている WikiEngine ではないため、長いページの分割機能などはないのがちょっと不安。PageName で生成される URL が長くなった時の振る舞いもちょっと不安。
そこで Google Mobile Proxy (http://www.google.co.jp/gwt/n) 経由で Wiki を使うことにした。 ページを携帯端末向けに変換してくれる proxy で、Basic 認証もできるしフォーム の POST もできる。
Google Mobile Proxy 経由で見たページ内のリンク先も全て自動的に proxy 経由になるので、 PC 向け Web ページの URL を書いておけばそのまま携帯電話で見ることができる。
安全のためか、比較的短い一定時間立つと認証の再確認画面が表示されてしまうが、ユーザ名とパスワードを入力すれば、セッションは継続される。 テキスト編集に時間がかかってしまうと POST する時にひっかかってしまい認証の再入力がちょっと面倒だが、再認証が通れば POST リクエスト自体は有効で書き込みがロストすることはないようだ。
しばらくはこれで読み書きしてみよう。
ちょっと Google Tasks 活用しようと思っていろいろいじり中。そういえば Gmail 上でスレッドから直接タスク化できるので試してみたり。タスクにスレッドへのリンクがつくのか。なおこのリンクは同期させた GTasks では見えないしいじれないので、自分的にはあまり使わなさそう。
とかやっているうちに GTasks の方が同期しなくなって涙目。昨晩から何度も再インストールを繰り返して最終的に何故か今朝同期できるようになった。謎でちょっと不安。なお GTasks だけれど、現状連携させた Google アカウントを切る手段が無い。注意。
とかやっているうちに、こんどは PC の Google Chrome から Google Tasks の単機能ページにアクセスしてもヘルプにリダイレクトされて使えないという仕打ちに遭遇。そんな。結局こちらからは mail.google.com の cookie を消したら直った。
今日は Google リーダーのサービス終了の発表があったんだけれど、こちらからは大丈夫かな。
サービス打ち切りは既存ユーザの信頼感を確実に下げるので、そんなに安直に始めたり終わらせたりしない方がいいと個人的には思ってる。
ちょっと前に Google のログイン画面から、「ログインしたままにする」的チェックボックスが無くなったのでブラウザを終了毎にログアウトさせられなくて不便になった。ブラウザ側で cookie を毎回削除する設定しないといけないかな。
あと2段階認証プロセスで、今使っているパソコンを信頼できるパソコンリストから削除する方法が見当たらなくなった。ので他の PC から「他のすべてのパソコンでログアウトし、それらのパソコンを信頼できるパソコンのリストから除外する」をやってみたら Android や Android/iOS のアプリやら全てログアウト状態になって、朝からログインしまくり祭りになってしまった。なお「このパソコンは登録されています」の「コードを入力」ボタンを押すと、今まで通り今使っているパソコンを信頼できるパソコンリストから削除できる事が後でわかった。いやそのボタンテキストじゃわからんよ……。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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