この間設定したオフィスのメールサーバで「メールを残す」が有効にならないというので調査。 fetchmail で nokeep すると自分の環境では問題なくサーバに残るな。 たまに mail が取れなくなるという連絡もあるし、vpopmail がよろしくない状態なのだろうか。
そういえばソフトウェアIDE RAIDを組んでいるこのマシンのディスク書き込みが遅くて以前から気になっていたところ、昨日やまだ君から「PIOになっているんじゃない」というアドバイスをもらった。 そういえばチェックしていなかったな。
apt-get hdparm する(つい hdparam と間違える)。 で、チェック。
# hdparm -t -d /dev/hda /dev/hda: using_dma = 0 (off) Timing buffered disk reads: 64 MB in 14.43 seconds = 4.44 MB/sec # hdparm -t -d /dev/hdc /dev/hdc: using_dma = 0 (off) Timing buffered disk reads: 64 MB in 14.43 seconds = 4.44 MB/sec
dma on にする。
# hdparm -t -d1 /dev/hda /dev/hda: setting using_dma to 1 (on) using_dma = 1 (on) Timing buffered disk reads: 64 MB in 2.28 seconds = 28.07 MB/sec # hdparm -t -d1 /dev/hdc /dev/hdc: setting using_dma to 1 (on) using_dma = 1 (on) Timing buffered disk reads: 64 MB in 2.26 seconds = 28.32 MB/sec
ビンゴ。
woody の hdparm(4.5-1.2)だと init.d スクリプトが無い。 sidの(5.4.10)から、/etc/init.d/hdparm と /etc/hdparm.conf をもってくる。 hdparm.conf の /dev/hda、/dev/hdc ブロックでそれぞれ dma = on しておく。
update-rc.d hdparm defaults
して、設定おしまい。(Ultra* については今はまぁいいや)。
4日ぶりにPC生活に復帰。 メールは naney.org の方に800通ちょっと、会社の方に100通弱。 fetchmail。
取れぬ。例によって溜めすぎかなぁ。
naney.org の方は一時的に、SSH port forwarding 経由にするのをやめたら取得できた。
会社の方は駄目。サーバ側の問題か? (1通ずつとか)きざんで fetch すると、取れるようだ。 fetchmail の -B オプションを指定してチマチマとる。 これである程度取得できたが、サイズの大きいメールは1通単位でも取れない。
しょうがない。サーバの Maildir を tarball にまとめてとってくるか。
……あれ。 サーバでまとめた tarball を scp で持ってこれない。転送途中で止まってしまう。 うーん。困った。
試してみたところどうやら大きなファイル転送はメールに限らず駄目なようだ。 あれ? 前にもこんな症状あったような。 nDiki を見直したら MADWIFI 試行錯誤していたときにあったな。
とりあえずリブートしてみるか。
再起動してGRUBのメニューをみて気がついた。 うまく動くように設定していないままの kernel 2.6 でブートしていたようだ。 帰省前にかなり久しぶりにシャットダウンしたので、帰ってきて起動した時に 2.4 系を選んでブートしなければならなかったことを忘れていたよ。
これに気がつくまで、結局3時間ぐらい苦戦してしまった。とほほ。
今までメール自動受信は GKrellM + fetchmail で 10分毎に行っていたのだが、1時間毎に変更してみた。
メールで気をわずらわせる回数を減らすのが目的。 短い間隔でメールが届いたことが知らされるたびにチェックしても、結局処理は先送りしてしまいがち。 であればもう少しチェック回数を減らして、そのかわりまとめて一気に処理してしまった方が効率が良いし結果的に返信も早くなるという目論見。
うまくいくようなら2時間間隔でもいいかもしれない (GKrellM では 60分毎より長い間隔には設定できないようなので cron か何かで)。
Gmail は2004年12月に招待してもらって登録していたのだが、アカウントは Google の各種サービス用として使っていたものの、メールボックスはほぼ全く使用していなかった。 なんだかんだいって抵抗感があった訳で。
しかし、
ということからメールボックス Gmail に集約してしまうことにした。
やった事は以下。
pwgen で自動生成したパスワードを使っていたのだが、今後入力する機会が増えるので覚えられるものに変更。
普段使っている MUA である Mew のバージョンを 4 から 5 にバージョンアップ (Debian sid の Debian パッケージが上がった時に、ホールドしたままだった)。
もれなく k-/ が Namazu から Hyper Estraier になっていた。
「Gmail から直接」および「Gmail の SMTP サーバ経由」で普段使っているメールアドレスを使って送信できるようにアカウントを登録。
Web の設定画面で追加するとメールで確認コードが送られてくるので、それを使って有効化する。
Gmail 側で POP を有効にした後、fetchmail で fetch できるようにする。
defaults no mimedecode pass8bits poll pop.gmail.com protocol pop3 user xxx@gmail.com password xxx ssl fetchall
SSL を使用して fetch できるようしておく。
設定を始めるまでは「POP3 で Gmail アカウント使うのどうよ」と思っていたけれど、SSL 経由なのでちょっと安心した。
POP 後 Gmail 側ではアーカイブに移動するようしておく。
今まで SMTP over SSH でホスティングサービス経由等で送っていたものを、Gmail に TARTTLS を使って送れるように設定する。
mew-config-alist の中で
("default" ("user" . "naney") ("mail-domain" . "naney.org") ("smtp-server" . "smtp.gmail.com") ("smtp-user" . "xxx@gmail.com") ("smtp-ssl" . t))
送信メールアドレスは user と mail-domain で設定。Gmail のアカウント名は smtp-user で設定。 smtp-ssl も t にしておく。
その他メールアドレス毎に経路を変えて送ったりしていたのだが全部同様の設定にして Gmail 経由にする。
今まで Dcc で自分宛にコピーを送って管理していたのだが、Gmail では自分が SMTP 経由で送信したメールは POP できないらしい。 げっ。
ということで Fcc を
(setq mew-fcc "+sent")
から
(setq mew-fcc "+sent,+inbox")
に変更して、sent/ 以外に inbox/ にも複製を作るようにして対処。
普段使っている各メールアドレスのメールボックスから、全て Gmail へ転送するように設定。 たまっていた分は今まで通りの方法で fetch してクリアしておく。
Gmail カスタムボタンを表示するように変更。 ツールバーから Gmail にアクセスできるようにしておく。
Gmail アカウントを登録。 Google デスクトップで Gmail 上のメールを検索できるようにしておく。
試しに使ってみる。
モバイル Gmail から送られるメールの From: は Gmail でデフォルト設定したもので固定らしい。 ちょっと融通が効かない。
ま、プライベートのメールはiモードメールで送ってしまっても良いので、Gmail のデフォルトのメールアドレスを仕事用のに設定しておくことで対応しよう。
これで大体設定完了。
メリットは以下。
Gmail で言うところのスレッドについては、ちょっと慣れが必要そうだな。
なにはともあれ、一気に移行してしまった。 細かい所で違和感がまだあるけれども、いずれ慣れるだろう。 きっとその時は便利に感じるに違いない。
ようやくこれで本当の Gmail ユーザだ。
夏休み中は充電のため会社からのメールの携帯電話への転送を一時的に止めておいた。 転送しなくても別に困らないので、このまま止めておくことにした。
それと休日や夜に会社からのしんどいメールを見てしまうと、けっこう後を引いてしまってそんな時はちょっと辛いと感じる。 やはりオンとオフは主体的にコントロールしたい(やる時はもちろんやる)。
Mew の inbox に入ってしまうと否が応でも目にとまり気になってしまうので、会社のメールアドレス宛のメールは直接 inbox に入らないように設定してみた。
~/.procmailrc に以下を追加。
:0 * ^TO_会社のメールアドレス $HOME/Mail/会社名/inbox/.
これで会社のメールサーバ -> Gmail -> fetchmail -> Postfix -> procmail -> Mew と流れてきた時に Mew では +会社名/inbox に入るようになった。
でメールチェック時に +会社名/inbox から +inbox にもってきて処理していくと。
オフィスにいる時も +inbox には直接入らなくなって受信に気がつくのが遅くなるわけだが「そんなにこまめにメールをチェックしなくてもいいのではないか」をさらに一歩進めたという感じで生産性的には向上することを期待。お急ぎの方は電話かチャットか Skype か携帯電話メールへ。
Gmail 上については迷いどころ。 フィルタで Skip the Inbox してもいいけど、モバイル Gmail からいざ新着チェックしたい時に不便だ。 Gmail については現状維持でいくか。
Gmail の SMTP サーバ経由で送ったメールが相手のサーバに「Sender address rejected: We can't receive FreeMail message」で拒否されてしまった。 1年前に全部 Gmail の SMTP サーバ経由で送る設定にしてしまっていて今さら面倒なのだが、仕事関係のメールで送らないわけにもいかないので Mew の設定を修正。
拒否されたドメインに送る場合には、デフォルトで設定している Gmail 経由ではなく会社の SMTP サーバから送るようにする。
まずは case 振り分け設定。
(setq mew-case-guess-alist '( ("From:" ... ) ("To:" ... ("拒否られたドメイン" . "compaysmtp") ... ) ))
今回の設定変更で初めて知ったのだが、mew-case-guess-alist は後にマッチした方が優先されるらしい。最初 From: の方が後になっていて、期待したように動かずなんでだろうと思った。
次に送信設定。以前の SMTP over SSH で送っていた時の設定を復活。 後で Gmail で POP で吸い出させる際にメールのコピーが取れるように、Dcc: を設定しておく(昔設定していたけれど、Gmail に移行した時に消したやつ)。
(setq mew-config-alist '( ("companysmtp" ("mail-domain" . "example.com") ("smtp-server" . "localhost") ("ssh-keep-connection" . nil) ("dcc" . "自分のメールアドレス") ("smtp-ssh-server" . "mail.example.com"))
また会社のメールサーバは POP before SMTP なのでメールを送信する前に、いったん POP する必要がある。 しかし POP でメールを取ってしまうと Gmail 側から POP できなくなる。 これについては送信の際には fetchmail --check とやって認証だけ通すことにしよう。 そんなにしょっちゅうあるわけではないから、これでいいかな。
なんどかテストしながらようやくメールを送信。 1通メール出すのに随分かかってしまった。 Gmail は通して欲しいなぁ。
昨日からの作業は以下。
ロストすると一番痛いのはメール。 現行の設定を引き継ぐのに必要な Debian パッケージ (postfix、fetchmail、procmail、mew、bsfilter、clamav など) をインストール。
それからいきなり X Window System が起動しないように gdm をアンインストール。 デスクトップは KDE を使っているので必要そうなパッケージを変わりにインストール。
その後 ThinkPad X31 でいつも通りに pdumpfs を実行して外付け HDD に /home・/etc・/var のスナップショットを保存。で ThinkPad X200 につなぎかえて cp -a で /home をコピー。
~/.kde/ は前回途中で KDE のバージョンが大きく上がったこともあって、移行的な設定も残っていそうなので今回は破棄して心機一転とした。
それと、こちら過去のものをそのまま使いたかったのだがなんか挙動が変だったので ~/.mozilla/ も削除して(リネームして)作り直し。ブックマークはとりあえずエクスポートして移した。 ScrapBook で保存したページも後で移行しなければな。
これで /home の移行完了。あとは同期するのも面倒なので ThinkPad X31 は退役として ThinkPad X200 を母艦とすることにしよう。
明日から ThinkPad X200 持ち歩き。
今朝見たら 自分の Google アカウントにも Google Buzz がやってきていた。 さっそく Twitter と Flickr を関連付けたけれど、まてよと思いすぐに外した。
気になったのが「頻繁にメールやチャットのやりとりをしている相手が自動的にフォローされる」という説明。 自動的にフォローするということは自動的にフォローされる可能性もあるということだ(実際にはフォローまではしなくて候補にでるだけなのかも)。
今メールは基本的に1つの Gmail アカウントに集約していて仕事関連のコンタクトも登録してあるので、何かの拍子で仕事相手の人に(何となくで) Google Buzz フォローされたらどうなのと。 Web に自己紹介も Twitter アカウントも晒しているので、興味をもって見てもらえること自体は全くもっていいのだが、何となく見られて「ふーん」っていう感じは嫌だよなあと。
ということでいい機会なので仕事用の Gmail アカウントを別に作ることにした。Android 使うのに向けて Google アカウントとサービスの利用について整理しなければと思っていたところだし。
仕事のメールアドレスでとって Google カレンダーや Google ドキュメントなどで使っている Google アカウントに Gmail アカウントを作成し設定していった。
これで気をつけなければならない点は、新 Gmail アカウントを使って Web 上からメールを送信すると現 Gmail アカウントにコピーが残らないという点ぐらいかな(Cc / Bcc しておかない限り)。 基本的にはほとんど Mew から送信しないから問題ないか。
Google アカウントに Gmail 追加後「既存のメールアドレスを Google アカウント予備メールアドレスから削除」「Gmail で送信者として追加」「Google アカウント予備メールアドレスに再び追加」で解決するようだ。
コンタクトリストの指定したグループのみに投稿を限定公開できるという機能が、Twitter ではできなかった組織内限定コミュニケーションで使えそうかなと期待している。 従来は Twitter クローンを立ち上げるか、そういう企業向けマイクロブログサービスを使う必要があったが、小規模なものにについては Google Buzz で気楽にできそうだ。
現 Gmail アカウント上では Google Buzz 今まで通りのネット活動として Google Buzz を利用し、新 Gmail アカウント上では社内・チーム内でのツールとして活用してみたい。
Google Buzz 導入の流れで Gmail アカウントを2つに分けた。 で、新アカウントから現アカウントへは受信メールを全て転送するように設定しつつ、両方から POP でローカルに受信するように設定したら当然同じメールが2回 POP されるようになった(現アカウントからの POP だけだと新アカウントの Web インタフェースから送信した自分のメールがローカルに残らないので両方から POP 受信するようにしている)。
2通ずつ届くのは繁雑なので Gmail -> fetchmail -> procmail -> maildir -> Mew とくる際に、procmail で別フォルダへ移してしまうように設定。
:0 * ^X-Forwarded-For: me.from@gmail.com me.to@gmail.com $HOME/Mail/me.from/forwarded/.
X-Forwaded-For ヘッダを見て自分の Gmail アカウントから Gmail アカウントへ転送したメールだったら直接指定したフォルダへ移すようにした。 これで余分な1通は目に見えなくなった (今のところは一応バックアップ的に残しておく)。
なお「IMAP 使えばいいじゃん」というコメントももらっているので、今後はそちらも検討。Mew で久しぶりに IMAP でアクセスしてみて使えることは確認。 今のメール処理の流れが体に染みついているのと、コピーをローカルフォルダに残しておきたい気持ちがあるので、そのあたりも含めてちょっと整理したいところ。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。