せっかく iTunes で遊んでみているので、次は Debian GNU/Linux sid ノート PC を iTunes 用音楽共有サーバにしてみる。
mt-daapd が良さそうだ。
公式サイトから mt-daapd_0.2.3-1_sarge_i386.deb をダウンロードしてインストール。
dpkg --install mt-daapd_0.2.3-1_sarge_i386.deb
次に /etc/mt-daapd.conf を設定する。設定するところは
admin_pw password <-- 管理者パスワード mp3_dir /home/naney/share/music <-- 音楽ファイルのあるディレクトリ servername sebastian <-- サーバ名
あたり。音楽共有にパスワードをかける場合には password も設定しておく。で、mt-daapd をリスタート。
/etc/init.d/mt-daapd restart
これで mp3_dir で指定したディレクトリ(とそのサブディレクトリ)にあるファイルが共有される。iTunes 6 で CDから取り込んだ AAC ファイルを放り込む。
同じローカルネットワークにある Windows 上で iTunes 6 を起動。 環境設定の[共有]で[共有されている音楽を検索]にチェックをしておくと、Linux 上のサーバ名がちゃんと表示され、曲リストにアクセス・再生することができた。
素晴しい。
これでノート PC に音楽をつめこんでおける。 あ、HDDの容量がもうあまりないんだっけ。
昨日 mt-daapd で Linux BOX を iTunes サーバにしたててみた。 しかしサーバにするだけではつまらない。もちろんそのPCでも再生できるようにしておきたい。
xmms で AAC形式の音楽を再生できることはできるのだが、UTF-8 なファイル名のファイルの扱いがよろしくない。xmms-shell から操作すれば日本語も扱えるがあまりにも寂しすぎる。
ということでプレーヤーを物色。
この中では amaroK が一番気にいった。 しかし残念ながら安定版(1.3.8)ではまだ、AAC形式ファイルの中のタグに対応していないという問題がある。惜しい。
最新のスナップショットでは対応できているとの事なのでビルドしてしまうことにした。
/usr/local/amaroK-svn 以下にインストールすることにする。
apt-get build-dep amarok svn co -N svn://anonsvn.kde.org/home/kde/trunk/extragear/multimedia cd multimedia svn co svn://anonsvn.kde.org/home/kde/branches/KDE/3.5/kde-common/admin svn up amarok make -f Makefile.cvs ./configure --enable-debug=full --without-akode --prefix=/usr/local/amaroK-svn make make install
aKode 関連のコードでコンパイルエラーを起こしたので --without-akode でビルド。
で、起動
KDEDIRS=/usr/local/amaroK-svn:/usr \ PATH=/usr/local/amaroK-svn/bin:$PATH \ /usr/local/amaroK-svn/bin/amarok
動いた動いた。iTunes 6 for Windows で取り込んだ AAC形式ファイルのタグに含まれている日本語タイトル・アーティスト等もきちんと表示された。 Amazon.co.jp からのカバーの取得もうまくいっている。
自分の環境だとなぜかトレイに入らなくなったが、それ以外は問題なし。 いいね。
トレイに入らないのは amaroK スナップショットのせいではなく、KDE環境が一時的に変になっているせいであった。一旦 KDE 環境を再起動したらきちんとトレイにはいった (2006年2月23日追記)
朝から ThinkPad X31 の HDD 新しく入れ替えて Debian GNU/Linux sid のインストールを開始。
今日は sarge のネットワークインストール CD イメージからブートしてインストール。 今回はブートドライブにできる「ThinkPad USB ポータブルCD-ROMドライブ」があり、またこのイメージで起動して e1000 が認識できるので楽勝である。
(第1回目は USB FDD + PC カード NIC でインストール、第2回目 は HDD 上のインストーラから GRUB からの起動によるインストールだった)
ヤバイ状態の旧 HDD を USB 外付け HDD ケースに詰めて
を新しい HDD にコピー。
次に環境の復旧。 以下備忘録。
以前作った Linux kernel 2.6.15 deb パッケージをインストールした後 module-assistant で madwifi をインストールするも、ビルドした GCC のバージョンが違ってロードできず。 kernel は GCC 4.0 の時にビルドしたもので、madwifi は現在のバージョンである GCC 4.1 によるビルドであることが問題。
まずは前にビルドした 2.6.15 のソースディレクトリでカーネルパッケージを GCC 4.1 で作りなおしてインストールし、あらためて module-assistant。
module-assistant prepare module-assistant auto-install madwifi
で /etc/network/interfaces を書き戻す。
ここずっと使っていた qmail をこの機会にやめることにした。 Postfix へ。
全体の設定はインストーラに従って設定。
個人設定は、
~/.qmail に
| preline /usr/bin/procmail
として procmail を使っていたので、~/.forward を作って同様に procmail に流すようにする。
"|IFS='' && exec /usr/bin/procmail -f- || exit 75 #naney"
~/.procmailrc は以前のまま。ClamAV と bsfilter でふるいにかけた後、Maildir へ。
以前入れた時は deb が古かったので /usr/local に自前でインストールした。 まずはこれを古い HDD から戻して動作確認後 deb のものに切り替え。
.mew.el の中も
(load "/usr/share/doc/bsfilter/examples/mua/mew4/mew.el")
に変更。
/etc/samba/smb.conf を書き戻す。smbpasswd でパスワード再設定。
とりあえずインストール時の設定で xorg.conf を作る。
Load "freetype"
をコメントアウトして、
Load "xtt"
に変更。
sid は現在 3.5.3 と 3.5.4 混在状態になっているため、依存関係の問題で簡単にはインストールできずてこずった。 kdebase-data と kdelibs-data の 3.5.3 を http://snapshot.debian.net/ からとってきて hold して 3.5.3 系 KDE として各種パッケージをインストール。
skype-beta-1.3.0.30-1_i386.deb をインストール。
一般ユーザ naney の crontab ファイルを再登録。
足りないと気がついた時点で順次インストール。
/etc/auto.master、/etc/auto.misc を書き戻して /etc/init.d/autofs restart。
deb パッケージを公式サイトからダウンロードし、/etc/mt-daapd.conf を書き戻して /etc/init.d/mt-daapd restart
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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