L: は nanoformats の書式のひとつで位置を表すのに用いる。 Twitter などで現在地を示すのによく使われる。
自分も普段 Twitter を使っていて「L:秋葉原」などとしているわけだが、この間はその癖でケータイメールに L: しそうになった(http://twitter.com/.../4708946010)。習慣はおそろしいものだ。 しかし考えてみるとケータイメールでも活用すべきだよな。
用件や返事のついでに今いる場所を件名や本文に「L:場所」と書いておく。 簡潔だし、辞書登録していれば入力も簡単。
移動中のメールなら、受信者にあとどれぐらいで着くのか推測してもらえる。 そうでなくても「あの辺りに今いるんだ」と想像してもらえて、親近感をアップしてくれるに違いない。
まあ Twitter-ers 同士なら「イマココ!」は互いに Twitter に書き込んでチェックしあえるのであまり必要がないかもしれない。 けど 非 Twitter-er とのケータイメールでのやりとりでは L: の意味を伝えておくと便利じゃないかな。
あ、そういえばもともと電子メールでは「名前@どこどこ」っていう文化もあったよね(というか今でも使っている)。 しかしケータイメールではあらためて名乗ることはほとどないから見かけることもない。 Twitter では @ は at ではなく mention という意味に使われていることから今後 @ だと混乱しやすくなることも予想される。やはりここは L: を活用するのがよいんじゃないかと。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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