ツッコミ可能な Web 日記システム。2002年2月20日 SourceForge.net に公開された。
見逃していたが、
2003/12/24(水) 「なつみかん」の開発・保守・運用を凍結します。 今後のバージョンアップ・フォロー等は、気が向かない限り無いと思います。 -- 「なつみかん(NATSU-MICAN)」オフィシャルサイト
か。残念。 はてなアンテナの有料オプションの話もあるし、アンテナ業界(?)も変化の時期か? RSSも含めて今後どうなっていくのだろう。 LIRSなどのリモート取得関係とか。
The diary formerly known as Go ahead make my day.より。
「たまてばこ」「五月雨」はRubyか。サーバ容量に余裕があまりないので(ruby自体のインストールも必要とあって)ちょっと厳しいかな。 RNA は面白そう。RSS以外も取得できるといいな。pure Perlだし。 「第二アンテナ」はtDiary限定?
「なつみかん」がGNU GPLとかで、どこかが引き継げればいいんでしょうけどね。
「ありますよ、いよかんが」 (2004年2月6日追記)
DiKicker でのコメント機能についてだがあらためて実装するのも大変なので、たつを氏のくっつき BBSを組み込んでみた (v1.0rc2)。
$HOME/etc/kuttukibbs/kuttukibbs.conf - 設定ファイル (一部変更) $HOME/var/log/kuttukibbslog.txt - 管理者用ログファイル $HTML/kuttukibbs/kuttukibbs.cgi - CGIプログラム (一部変更) $HTML/kuttukibbs/getlog.cgi - (一部変更) $HTML/var/kblog/$ID.log $HTML/var/kblog/$ID.js
記事毎ののHTMLフラグメントを生成する際に、kuttukibbs.cgi へのリンクと、(getlog.cgi経由での)Feedファイルの読み込み部分を埋め込むように変更。
くっつくFeedファイルが無い場合は commentshortクラスの div要素 (tDiary スタイル)が存在しなくなるようにしたかったのでレンダラではこれを埋め込まず、getlog.cgi で出力するようにした。
ついでに getlog.cgi は
した。
Feedファイル用にコメントを切りつめる際、UTF-8 だと後続バイトが切り捨てられる場合がある。 WiKicker に UTF-8 用の substr / length ラッパがあるのでこれを使うように修正。
tDiary では日単位でのコメントでありテーマもそれにあわせてデザインされている。 DiKicker では記事単位にコメントをつけるようにしたいので(またそうでないと記事単位で集約した場合に困るので)、使っているテーマ(Nana さんの flower をベースにしているもの)のCSSを修正。
テストした範囲ではうまくいっているようだ。 HTMLレンダリング済みの記事はキャッシュが更新されないとコメントするためのリンクが現れないが順次出てくるはず。
くっつきとして見るには要 JavaScript サポート。
nDiki では、たつを氏が公開しているくっつき BBSを利用してコメント機能をつけている。 くっつき BBSは自前でBBS機能を実装しなくても、JavaScript Include を使うことでコメントをページに貼りつけられるという優れもの。
nDiki では JavaScript Include する際、コメントがない(=JavaScriptファイルがない)場合でも404にならないようにCGI プログラム経由で貼りつけていた。 しかし、この方法だと1ページに多くのコメント領域があると何度もCGI プログラムが実行されるのでサーバへ負荷がかかる。
また Web ブラウザもHTMLの途中でscript要素が出てくると、そのスクリプトファイルを読み込んで処理するまで残りをレンダリングできない。 このためサーバが重かったりして、途中スクリプトファイルの読み込みでひっかかるとユーザ側でのページ表示完了が遅くなってしまう。
ということでこの方式をやめて、単純にコメントJavaScriptファイルのURIを指定するようにした。 その使わなくなったCGI プログラムで、tDiaryテーマ用の「commentshortクラスdiv要素」を書き出していたので、この部分は DiKicker に戻す。 現在のコードでは、コメントが無くてもこのdiv要素が出力されてしまうので、ちょっとみぐるしいがしばらくご容赦。
コメント内の AutomaticLink 処理や cookie の連動など、前からやりたいとは思っていたのでこれを機会に実装するかな。 いろいろ決めないといかん。
久しぶりに DiKicker に機能追加。
ハイパー日記システムで書いていた旧 Web 日記である Naney's Diary の記事を nDiki に移すにあたり、n 年日記にあたる表示がなくて困るので実装した。
最近はぱったり「過去の今ごろ」を書かなくなったけれど、たまには n 年日記を見て振り返るのも悪くない。
n 年日記へのリンクをどこに置くか迷ったが、とりあえず1日の一番最後に置いてみた。 tDiary テーマとの兼ね合いもあって思案中。
記事書き用には
[[diary-article:記事ID]]
という記法を追加。 今までは他の記事へのリンクは URL で指定するしかなかったのだけれど、これだと可搬性がないしスマートでなかったので、あわせて実装してみた。
過去記事も全部この書き方に直したいけれど、それなりに数があるので面倒くさい。 もちろん今のままでも問題はないんだけれど。
過去の(膨大|それなり)のデータをいつまでも利用できるようにシステムを維持することの重要性(と手間)を再確認。
Mojolicious に限らず Web アプリケーション開発のかなり基礎のところから解説。ビギナーが「書けそう」って思えるトーク。
今年のベストトーク賞で2連覇達成。聞いた人が「帰って自分で何かできそう/やろう」という気持ちを起こさせる要素がきちんと入っているので yusukebe 氏のトークはいつもいいなと思ってます。
プログラムを書いて AWS の管理を自動化できるという話。API もあるけど CLI もあるよと。AWS 使ってねと。
Carton:
ローカルで
git commit cpanfile.snapshot
デプロイ先で
carton install --deployment
cpanm、 Carton の最新の機能今後入れる予定の機能の紹介。テストに Travis CI を使い始めたとのこと。
おとよさんと学食。自分が通った大学もこれぐらい学食充実してくれてたら良かったなー(久しぶりに喫茶鳩のおじや(だっけ?)食べたい)。
tDiary から Ruby に入った人が多いのかな。 Perl Monger にはザワザワする刺激のあるいい座談会。
結論的にはプログラミング言語の選択というのはプロダクト/サービス開発の一要素でしかないし、優れたエンジニアならどの言語でも書けるよねという無難な落とし所でまとめ。
10周年目を迎える livedoor Blog の裏側。 エンジニアの総意工夫があったコードだけれどだんだんレガシーになってメンテナンスコスト大きくなるよねという話は mixi もそうで非常に共感。
同一端末内の複数のアプリで、シングルサインオンする仕組み。
日吉キャンパス、第1校舎と高等学校グランドの間の階段を降りていくとなんか田舎な風景が広がっていてトリップした感じになれて良い。
一昨年の Hideo Kimura 氏、昨年の Gosuke Miyashita 氏と同様にマネージャーというポジションでのトーク。
今年は参加者1,131名。
牧氏・櫛氏の運営参加は今年が最後とのこと。お疲れさまでした。 なにか組織的にもいろいろな動きが裏でもあるのかもしれないし、あるいは新しい世代への交代を意図しているのかもしれない。
JANOG + LLNOC により構築されたネットワークのおかげで今年は昨年に比べて非常に快適だったことにも感謝。
今年は例年に比べてプログラミング言語 Perl についてのトークが多かったように思う。同時に今年はなんとなく Perl の人気の陰りを感じもした。昨今のネットサービスで Perl が対応言語に含まれてないこともよくあるとかそのような。
Perl コミュニティとしてコミットしたりいろいろ働きかけていきましょうという話はあるし、次の世代による新しいコミュニティの立ち上がりもある感じだし、Perl 言語自体もまだまだ貪欲に機能改良が進んでいるという話もあるし悲観することはないのだけれどもね。
ここ数年とは違う空気感だったことは確か。Perl 的にも YAPC::Asia 的にも新しい時代が来るのかな。
Happy programming in Perl!
この Web 日記(nDiki)がスマートフォンで見にくいのがずっと気になっていたので、さくっと Bootstrap 3 に移行した。CSS を Bootstrap 3.0.2 のものに変えて、navbar を使うようにコードをちょっと変更程度の軽い対応。
もともと tDiary テーマ CSS 用の HTML 構造を生成していたんだけれど、そのあたりが問題で崩れることはなく Bootstrap の CSS を当てることができた。もともと Wiki 記法で書いたソースドキュメントを HTML に変換しているので、変な構造の HTML は吐かないようになっていたというのもサクっといけた点かな。
細かいところういうと画像の回り込みに対応させなければならなかったり、テーブルなど適宜 Bootstrap のクラスを指定した方がいいところがあるけれど、まあ追い追いで。
あとそもそも iPhone や Android などのスマートフォンで見にくかったのは CSS の問題というよりは、viewport の指定がなかったからだった。Bootstrap に差し替えただけではやはりスマートフォンでは見にくくて、Bootstrap の Getting started の通り、
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
と書いたら文字サイズなど見易くなった。
2004年2月22日にハイパー日記システム(hns)から自作の DiKicker に移行してからもうすぐで10年。そういえば2004年2月22日は奇しくも mixi がプレオープンした日だっとはなあ。何かの縁か。
途中ブランクがあったりするけど、書き始めてからついに20年だ。
個人 Web サイトを作り始めたのが1995年か1996年ぐらい。それから数年経った1999年1月19日にコンピュータ日誌として日付ベースの記事を書き始めた。
当時既に Web 日記を書いている人はいたが、まだ HTML ファイルとして直接書いている人も多かったんじゃないかな。自分は当時マクロプロセッサ m4 を通して静的 Web ページを生成していたので、当初 Web 日誌も m4 マクロで生成していた。
ハイパー日記システムが公開されたのが前年の9月、 tDiary が SourceForge.net に公開されたのは3年後の2002年2月20日であった。その翌年の1月16日にはてなダイアリーベータ版がリリース、さらにその翌年日記機能をもつ mixi がオープンとなる。
そこそこ早い時期から Web 日記 (Web 日誌)を書いていたんじゃないかな。
20年続けて得られたものは以下だな。
一方失ったものは時間。公開している以上、下調べしたり文章を整えたりするのにある程度時間がかかり1週間に数時間は費やしている(1日分で数時間の場合もザラ)。Web 日記を書いていなければ数千時間、他のことができていたであろう。
あ、もちろん無駄な時間だったとは思ってはいない。調べたり考えたり内省したり、日記を書き続けたから今の自分がいるんだよね。
Web 日記は趣味だからね。
[ コンピュータ日誌 ]
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
#nNote タグがついている記事は他の記事に比べて、より断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートです。まだ結論に至っていない考えなども含まれます。頻繁/大幅に更新したり削除したりすることがあります。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。