メインのノート PC (Debian GNU/Linux sid)では XIMサーバとして skkinput を使っているのだが Firefox で入力をしていると、Firefox を道連れによく落ちてしまう。 何かの登録のためにフォーム入力していたり、WikiPage の編集をしているときに落ちてしまうとかなり辛い。
ということで遅ればせながら uim を試してみることにした。
ほぼ「Japanese - Debian GNU/Linux スレッドテンプレ」の通りに設定。
apt-get install uim uim-skk
として uim 関連のファイルをインストール。
~/.xinitrc の skkinput 関連の部分をコメントアウトして、
if type uim-xim &> /dev/null ; then uim-xim & fi XMODIFIERS=@im=uim ; export XMODIFIERS GTK_IM_MODULE=uim ; export GTK_IM_MODULE UIM_IM_ENGINE=skk ; export UIM_IM_ENGINE
を追記。
これで Firefox でも問題なく uim-skk で日本語入力ができた。
Window Manager 用システムトレイとして docker を使っているので、uim-toolbar-gtk-systray を使う。
uim-toolbar-gtk-systray &
初期状態だと C-j でも uim-skk がオンになる。 これだと Emacs を使っている時によろしくない。
uim-skk の方は Shift-space でトグルすればよいので、uim-pref-gtk 上の 「SKKキー設定1」の「モード遷移 - [SKK]オン」から Control-j を外しておいた。
J2SE (1.5.0_04) 上で日本語入力ができないのに気がつく。
~/.Xdefaults に
*inputMethod: uim
を追加して入力できるように対応 (2005年9月24日追記)
uim、uim-skk と Firefox のキーバインディングをきちんと設定していないせいか、どうも textarea での日本語編集にストレスを感じる。 Wiki 等で textarea での編集作業も少なくないので、Mozex を使って Emacs で編集できるように設定しておくことにした。
より降旗氏が公開されている Firefox 1.5以降用 mozex 1.07.1 日本語 version (1.5.0.1 インストール対応)を Firefox にインストール。
そういえば今まで emacsclient も使ったことがなかったな。Emacs 立ち上げっぱなしのくせに。まずは起動している Emacs 上で M-x server-start (.emacs で (server-start))しておく。
Mozex の設定で
Directory for temporary files: /tmp Textareas: /usr/bin/emacsclient %t
を設定。自分の環境だと Commands は絶対パスでないとうまく呼べないようだ。
これで textarea 上で右クリックし、[mozex] -> [Edit Textarea] で開いている Emacs 上に Textarea の内容が新しいバッファで開く。 編集して保存して C-x # し、Web ブラウザ側に戻ると反映される。
便利便利。
ところで Emacs server と gnuserv とどっちがいいのかな? 特に設定なしでどちらも使える。 何も設定していない状態だと gnuserv の方は新しい frame が開いて好みじゃないので、とりあえずは Emacs server を使うことにする。
ついでに EDITOR 環境変数も emacsclient に直しておこう。 これで CVS、Subversion のコミット時に新しい Emacs を起動しなくてよくなる。
とっとと設定しておけば良かった。
SKKIME + XKeymacs だと Google Chrome + Google ドキュメントで、ここ数日モードの変更がうまくできなくなってしまって不便な状態になっている。
そろそろ SKK をメインに使うのも潮時なのかなぁ。今後 OS X 機が欲しいなあと思っているので、これを機会にメジャーどころを使えるように指をかえておいた方がいいのかもしれない。
ということで Windows BOX 2台に Google 日本語入力をインストール。……辛いわー、どのキーで IME 切り替えるのかよくわからないし、直接入力と平仮名入力の切り替え方法もよくわからないし、漢字変換するつもりの入力には必ずシフトキーを押してしまうので、英単語入力になってしまうし、今まで `l` で確定して英数入力に戻る癖があるのでそこらじゅうの語尾に l がタイプされているし。
あと Debian GNU/Linux ノート PC も KDE 上の入力も SKK を使わないように変更。uim-skk を使っているので uim-mozc を入れて切り替えた。
あとは次の10年のキーバインディング考えないとなー。英語キーボード + Linux・Windows・OS X でどこでもそれほど混乱しないで入力できるキーバインディングを決めたい(それ SKK でという話もあるのだけれど)。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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