nDiki : コンピュータ書籍

2004年4月17日 (土)

トム・デマルコ ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

rimage:ISBN:4822281116

今年の1月からプロジェクトマネジメントをいくつか担当することになったのだが、まだまだ経験不足。 ということで遅ればせながら、「ゆとりの法則」を読み始めた。 誤った方向にマネージメントを進めていく前に手に取ってよかった。

社長からの「何をやっていいのかわからないスタッフがいるのでどんどん指示を出して、遊んでいる時間(指示待ち時間)を作らないようにして欲しい」というリクエストに違和感を感じていたのだが、この本の中にはその違和感が何かが説明されているようだ。

適応型ソフトウエア開発」でも管理するのではなくリーダーシップをとってコラボレーティブにプロジェクトを進めていくといったような事が書かれていたと思う。

頭では理解しているのだがなかなか実践できない。 プロジェクトのスケジュールをにらみつつ、またチームをまとめつつ意思決定を下していく技術を身につけなくては。 一技術者としての能力を向上も忘れずに。


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2004年5月13日 (木)

トム・デマルコ ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

[ コンピュータ書籍 ]

先月読んだゆとりの法則に引き続き、トム・デマルコ2冊目。

image:ISBN:4822281108

片道1時間以上電車に揺られるところまで打ち合わせに行くので、その間に読もうかと出かける前に書泉へ行って買ってきた。

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2004年5月25日 (火)

ピープルウエア読了

ゆとりの法則より扱っているテーマが広く分量も多いので読み終わるまでちょっとかかった。

「ダメ」なケースがいろいろ書かれているのだが、こうすればヨイというのは逆にあまりない。 結局のところ王道なし。 自分で頭をつかって考えなければいけないということであり、本書もそういう意図で書かれているんだと思う。

ソフトウェアの「品質」についてはバランスが難しい。「適応型ソフトウェア開発」で書かれている品質とあわせて、落としどころどうするのかかがポイント。

ゆとりの法則とあわせて要再読。


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カットシステム Palm OSプログラミング (ISBN4-87783-044-8)

Palm OS の構造などわかりやすく解説されている感じなので、買ってみる。 2002年6月発行とちと古いかな。

O'Reilly の「Palmプログラミング」(持っているのは第1版)はちと退屈なのであるが、こちらはもう少し読みやすそう。


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2004年5月30日 (日)

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2004年6月8日 (火)

ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ読了

いろいろ考えさせられる本。

ウソ5 - ソフトウエアには、もっと開発方法論が必要である。

というのはかなりドキっとさせられる。開発方法論が駄目だとどうすればいいのか。 (状況に応じて)自分なりのパターンを作って適用していくのも意味がないのか。 毎回毎回うんうん唸ってその場限りの作戦を立てなければならないのか…。

よく読むと

筆者の意見は、小文字の m の methodology は善である。 大文字の M の Methodology は悪であり、使う場合は相当の注意を払うべきだ。

とあり、なるほどと。

アジャイル開発エクストリーム・プログラミングに対する話も随所で述べられていて興味深い。

真実23 - プロジェクトが途中打ち切りになる二つの原因のうち、一つは、仕様を凍結できないことだ。

もかなり納得。

技術者もそうだが、ぜひ上層部の人たちに読んでもらいたい。 「見積もり」とか「要求仕様」とか「保守」とか。


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2004年6月11日 (金)

創発 蟻・脳・都市・ソフトウェア自己組織化ネットワーク

rimage:ISBN:4-7973-2107-5

以前からちょっと探していた本。 会社帰りに有楽町三省堂で発見。

ソフトバンクパブリッシングから出しているからてっきりコンピュータ関連のところにあると思っていたのだが見あたらず、端末で検索したら動物学・植物学関連のところにあるとでた。

創発というキーワードは「適応型ソフトウェア開発」でも何度も出てきているし、ちょっと押えておこう考えている。

それと自己組織化といえば大学時代、研究室に興味を示している友人がいたな。


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2004年6月23日 (水)

献本がきた

[ コンピュータ書籍 ]

http://www.naney.org/img/2004/U/U2004-06-23-0001.jpg http://www.naney.org/img/2004/U/U2004-06-23-0002.jpg

www.naney.org が書籍で紹介される件献本ソフトバンクパブリッシングからきた。

ハッキングLinuxザウルス」という本で、WalWiki の 塚本牧生氏が共著で書かれているもの。Zaurus 自体は持ったことがないな。

RCS/CVS 関連のページということで紹介していただいている。 感謝。

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2004年7月9日 (金)

創発 蟻・脳・都市・ソフトウェア自己組織化ネットワーク 読了

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rimage:ISBN:4-7973-2107-5

買ってから約1ヶ月。 本屋では動物学・植物学関連のところにあったのだが、やっぱり計算機科学関連の読み物。 創発に関していろいろ考えるきっかけとしてなかなか良かった。 スラッシュドットに対する考察なども興味深い。

本としては脚注が全て巻末にまとめられていて参照しづらい(結局見ていない)のと、日本語としてわかりにくい文が散見された(原文自体がわかりにくいのかもしれないが)のがマイナス。

フィードバックに関する話の途中で出てくる

スレッド型の討論掲示板は、イカレポンチと呼ばれる特殊な生き物にとって、理想的な生態環境となった。 イカレポンチは、ある特定の問題や解釈モデルに執着し、どんな議論であろうと自分の世界観を勝手に述べ立てて平気で、どうやら生業も家族生活もないので、ちょっとした挑発ですさまじいレスを返してよこす。(中略) あらゆる会話を自分の持つ特定の話題につなげないと気がすまず、自分のルールにしたがわない会話すべてに逆らう連中。(pp. 161-162)

という辛辣な表現は刺激的。ちなみにこの後、

ROMを考慮すると、スレッド型議論は実は伝統的な対面講義よりもインタラクティブ性が少なく、夕食のテーブルを囲んだ会話に比べればまるでインタラクティブではない。そこでならいちばん寡黙な参加者ですら、身振りや表情で参加する。(p.163)

と続く。


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2004年8月2日 (月)

テスト駆動開発入門

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テスト駆動開発入門 契約による設計における段階的な表明を追加するプロセスの話などが昨日出た。 自分ももちろん assertion を書くのだが、それとは別に最近はテスト・ファーストによる開発お気に入り。 しかしまだ「単体テストのカバー範囲」・「テストケースが十分であるか」・「リファクタリング時のテストの追随」などまだ勇気を持てていない部分がある。

ということで(テストとはまた別ではあるのだが)テスト駆動開発もちょっとチェックしておこうかと思い Kent Beck のテスト駆動開発入門を購入。

紙質も比較的チープ。 本屋でぱっと開いてみると細かいコードの断片が散らばっていて、何かプログラムの初学本っぽくてちょっとどうかなというのが最初の感じ。

しかし読み始めてみると面白く Part 1 までまず読み切った。 レッド/グリーン/リファクタリングのサイクルの中で、コードやテストが書き換わっていく様が非常にわかりやすい。 Martin Fowler のリファクタリング-プログラムの体質改善テクニックと同様細かい作業ステップを実演していて、雰囲気が良くわかる。

テスト駆動開発はテストではなく開発方法である」というのも納得。

「動作するきれいなコード」を書くために続きを読もう。


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2004年8月5日 (木)

テスト駆動開発入門読了

短めなのですぐ読み終わった。 入門と銘打ってあるが、重要なエッセンスがカバーされているので1冊で結構テスト駆動開発の意味がわかると思う。

  • グリーンにする(テストを通す)ために、アサートで期待する定数を返すようなメソッドをまず作ってしまう。

というのが衝撃的である。 自分でも実際そうした事はあるのだが何か罪悪感があった。 しかし TDD では続くリファクタリングのフェーズがあるので、悪ではない。

また

というのもなるほどという感じ。 コード中での重複はもちろん気を使っているつもりだが、テストとの重複というのは考えたことがなかった。

ぜひ実践してみたい。


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About Me

Naney Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。

nDiki1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする NaneyWeb 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。

※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。

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