ホーム以下を全て1発で同期しようとすると初回が非常に時間がかかる。
/home/naney //server/home/naney -fastcheck true -path hoge
の hoge のところを /home/naney、 //server/home/naney 以下にそれぞれあるファイル・ディレクトリを指定して実行(スクリプトを書いてまわす)。
これで一旦 .unison ディレクトリ以下に管理情報ができてしまえば、
/home/naney //server/home/naney -fastcheck true
でも実用的な速度が出る事を確認。
それから -times オプションを指定してファイルの最終更新時刻を同期しようとすると、同期対象の中に read-only ファイルがあるとはまる。 1発目の同期はできるが、2回目で utime 変更エラーが出る。
社内ファイルサーバとして使っていた日本ゲートウェイの古い PC がもう駄目そう。 RAID 1 の片方の HDD が死んだ。不調で最近は定期バックアップも取れていないのでかなりやばい。 早急に対応する必要があるということで、以前からちょっと検討していた低価格 RAID NAS を導入することにした。
チョイスしたのは BUFFALO の TeraStation PRO TS-H1.0TGL/R5。 対抗馬は I-O DATA の LANDISK Tera HDL-GT1.0 あたり。 決定的な選択上の違いがなかったので、堅牢そうなこちらをチョイスした。
接続すると DHCP サーバから自動的に IP アドレス等を取得するはずなのだがうまくいかず初期設定の 192.168.11.150 になってしまった。 しょうがないので、付属ソフト NAS Navigator2 をインストールした Windows XP BOX と直結の上、固定 IP アドレスを設定 (と実はこちらは HUB の問題だったようで、固定 IP アドレスに設定しても最初つながらなかった。HUB の挿す場所を変えたらつながったので、本当は DHCP サーバでもつながったようだ)。
あとは
で設定終了。とりあえずファイル共有できるようになった。
順次データ移行予定。
ユーザ管理については、設定するとしてもポリシーを再検討してからだな。 それと早めにバックアップ用 HDD を調達しなければ。
[ NAS ]
先週の大型台風では、都心の JR 線は軒並み運転見合わせ。 出社しようにも交通手段がないので復旧するまでは自宅に戻ってできる作業をすることにした(記事)。 しかし前日の夜に残業を終えて帰る際「明日は台風で運転本数も7割ぐらいにする計画という情報が出ている。混雑した電車で潰されたり豪雨で濡れたりする可能性があるので母艦ノート PC は今日は会社に置いて帰ろう。どうせこの時間なら帰宅しても使わないし」と持ち帰らなかったのが仇になった。
いつものノート PC がないので自宅の妻のノート PC を借りて、USB メモリに入れてあるポータブルアプリケーション環境とネットサービスでできることをしておこうと思ったのだが、これが以外に手間取った。
ということで、ポータブル環境の見直しが必要かなと。
このあたり、DropboxPortable を使って見直してみることにした。 方針は以下。
これで USB メモリがあれば、TrueCrypt 仮想ボリュームをマウントしていつもの環境が使える。 The Internet 接続があるならば DropboxPortable を起動して、サーバ経由で最新の環境・データに同期することができる。
この方法の場合メディア的には TrueCrypt 仮想ボリューム上にファイルがあるので、紛失などしてもちょっと安心。 そのかわり Dropbox とのやりとりでは生ファイルになる(Dropbox 自体も暗号化はしているはずだが)。
当初は TrueCrypt 仮想ボリューム自体を Dropbox で共有しようと思ったが、これだと DropboxPortable のデータファイルが保護できない。TrueCrypt 仮想ボリュームの中に TrueCrypt 仮想ボリュームを作ればメディア的にも Dropbox 上的にも暗号化できるが、手間だしパフォーマンス的にもつらそう。 TrueCrypt 仮想ボリューム内で Dropbox で同期しているファイルについては、重要なファイルのみ個別に暗号化で対応したい。
あと、今回使ってみてわったのだが DropboxPortable はメインで動かしている Dropbox とは別に同時に起動できるのね。 これは便利。Dropbox を複数アカウント同時に使う時にも活用できるな。
Google Apps Standard Edition の Google Apps ドキュメントで文書やフォルダの [他の人と共有] の [アクセスできる人] に[<ドメイン>の全員]という項目があったので、これを閲覧者か共同編集者にすればそのままドメイン内の全員の Google Apps ドキュメント内のどこかのリストに表示されると思ったのだが一向にあらわれない。
どうやら以下の手順が必要そうだ。
共有をかける側では以下を実行。
閲覧/編集したいユーザは以下を実行。
ここまですると[すべてのアイテム]にあらわれるようになるので、以降他と同様に閲覧(編集)できるようになる。
なおドメイン全員に対する共有フォルダについては
するといつもの Google ドキュメントのリスト画面にフォルダが表示される。 ただしこの手順をしても自分の共有フォルダツリーには追加されず、一時的にアクセスできるようになっているっぽい。
安易に各ユーザが全員に共有をプッシュできると強力すぎるという判断でこのような仕様になっているのかな。でもちょっとこれだと不便。
もしもっと楽なやり方があるならば知りたいところ。
グループ全員に対する共有も同様だった。 グループにドメイン全員を登録して共有を行っても上記と同じになるはず。
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
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