nDiki : 情報発信

2006年5月15日 (月)

すべての情報を共有する。情報閲覧者が判断する。

帰りの東北新幹線で、ウェブ進化論の続きを読む。 興味を持ったのはこれ。

シルバースタインは「こうした情報共有の仕組みをテクノロジーが支える」と語ったが、グーグルの社内情報システムはごく普通のシステムの組み合わせだ。ごく普通のブログや掲示板、社員全員が同じ文章を自由に編集できるウィキ (Wiki) と呼ばれる共同作業用環境、検索エンジンといったものの組み合わせである。-- ウェブ進化論 p.86

社内に Wiki を立てて、周囲を巻き込みつつ情報共有のため基盤と文化を育てようとしている自分にとって「ごく普通のシステムの組み合わせだ。」というのは心強い話である。

本書ではさらに、下記のように続く。

道具自身に新性があるのではなく、すべての情報を共有することを原則に「情報自身の淘汰に委ねるという思想のほうに新性があるのだ。 -- ウェブ進化論 p.86

はてなの近藤氏も2005年7月27日の記事で同様のことを述べている。

ここで大事なのは、「その情報を出すべきかどうか」を情報発信者が判断するのではなく、全ての情報を出しておいて、情報閲覧者が「その情報を読むべきかどうか」を判断すればよい、と考えることです。-- CNET Japan Blog - 近藤淳也の新ネットコミュニティ論:情報の私物化を禁止する

効果的にコラボレーションをして成果を上げていくにはメンバが、積極的に情報をアウトプットし共有していくことが重要である。

しかしながら情報のアウトプットというのはなかなか実行されないものである。 理由はなんだろう。

  1. 情報共有/活用基盤がない。
  2. 情報を共有するという文化がない。
  3. 情報をアウトプットするコストが高い / 高いと感じる。
  4. 情報をアウトプットするメリットを理解できない / 感じられない。
  5. 情報を制限することで権限を維持したいから。

あたりか。

Wiki の次の一手として社内 Blog を立ち上げることにしよう。

[ アウトプット主義 ] [ 読書ノート ] [ opinion ] [ Naney の行動原則 ]

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[ 5月15日全て ]

2006年5月16日 (火)

社内 Blog 開設

ウェブ進化論の中の Google の話に触発されて、そのうちやろうと思っていた社内 Blog の開設を行ってみた。

DiKicker を使用

ソフトウェアnDiki で使用している DiKicker を。 コメント機能・トラックバック機能が無いためコラボレーション的な要素はあまり望めないかもしれないが、RSS フィードもあるし社内情報発信のとっかかりとしては十分かと。

そのかわりにキーワードで串刺し表示する機能を使ってプロダクト名やプロジェクト名など決まったテーマをまとめて読み進めることができるため、社内利用には向いているのではと考えている。

検索機能が無いのは痛いので、早めに手当てする必要あり。

運用

特に全社的に強制導入とかではなくて、まずは自分が試行錯誤しながら運用してみるといった感じで進めるつもり。 自分がガンガン情報を書いて、メールに permalink を貼りつける。

メンバに定期的に見てもらうには、随時小ネタをしこむ必要があるかなぁ。 他にも書く人が現れて、社内での RSS 活用が進めばしめたものである。

ちなみに各人が使うのは DiKicker にこだわるつもりは全然無くて、適当に設置してくれればと考えている。 DiKicker 社内で使っている Wiki (WiKicker) と同じ文法とはいえ細かいところは便利じゃないので、むしろ違うものが流行ったほうがいいかなとも(数人は一緒に DiKicker を使ってくれると嬉しいけど)。

ある程度 alpha な人が開設し揃って波がおきたら、普通の人でも簡単に書けるような環境を整備してより広めていきたい。

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2006年5月25日 (木)

新幹線ウェブ進化論を読み終えた

帰省の時に車中で途中まで読んだウェブ進化論の残りを、これまた新幹線で読み終えた。

後半で興味深かった点を挙げてみよう。

Blog

本書の中で「知的生産性のツールとしてのブログ」からの引用に非常に共感を得た。

「自分がお金に変換できない情報やアイデアやは、溜め込むよりも無料放出することで(無形の)多きな利益を得られる」 -- ウェブ進化論 p.164 (「知的生産性のツールとしてのブログ」から引用)

まず個人にとってのオープンソースとかブログは何か。それはポートフォリオであり、面接であり、己の能力と生き様がそのままプレゼンテーションの装置として機能する。 -- ウェブ進化論 p.164 (「知的生産性のツールとしてのブログ」から引用)

自分が(大した内容ではないにせよ)書き続けているのも、やはりそれによって有形・無形の利益を得ているからである。

情報をとりまとめて発信し続けることは時間もエネルギーもかかることであるが、かけた分だけ得るものも多い。 でなければ、続くわけがない。

どんどんアウトプットする。 この気持ち良さ。


[ 情報発信 ] [ アウトプット主義 ]

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2006年7月26日 (水)

私が情報発信を勧める理由

社内 Blog」をまわりのスタッフに勧めているのだけれど、

  • 「やってみてメリットを感じている人」
  • 「とりあえず(私に)勧めらたので書いてみてくれている(のかな?)という人」
  • Blog という形態にメリットが感じられないので、やる気がしない人」

と様々だ。

話を聞いているなかで、情報発信のメリットやポイントについて自分でも整理してみたくなったので思うところを列挙してみた。

  • あなたが発信すれば、あなたにも発信してくれる。
  • 発信のための「とりまとめ」や「書き出す」という作業は、自分の中での理解を深めることにつながる。
  • 迅速に。情報の多くは時間とともに価値が下がる。
  • 送り手ではなく受け手が選別する。
  • 「受け手は知っているはずだから」と遠慮しない。実は知らないということも多い。
  • Web ページ・WikiBlog・あるいは張り出しなど、うまくメディアを選ぶ。
  • 情報発信そのものよりも、その情報でいろいろな事が良くなること(生産性の向上など)が重要。

すぐに思い受かんだ点はこんなところ。

どれもすでにいろいろな人に語られているようなものであり、やってみれば実感できるものである。

人のためのようで、一番自分のためだったりするのが情報発信

[ opinion ] [ アウトプット主義 ] [ Naney の行動原則 ]

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2007年7月11日 (水)

情報がこないという人は

「情報がこない」「聞いていない」とよく言う人は、自分自身きちんと情報発信していないように思う。

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2011年4月6日 (水)

Twitter 4年やってもはや生活の一部

今日で Twitter を始めてから4年。 去年は Android スマートフォンデビューし、より Twitter 度がアップした。 もはや Twitter は生活の一部。

この1年の間、Twitter を通じて人生の転機がもたらされたし、東北地方太平洋沖地震では情報収集・安否情報発信手段として有効に機能してくれたしで、Twitter の良さをあらためた感じた。

昨日の送別会での社長からの「Twitter の何が面白いの」という質問には「(その答を知るには)やってみるのが一番」と即答しておいた。

[ 東日本大震災 ]

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2011年4月15日 (金)

株式会社レクサー・リサーチ退職しました

image:/nDiki/Flickr/5621278618.jpg

本日2011年4月15日をもって株式会社レクサー・リサーチ退職しました。

2001年4月1日に入社してから丸10年。 ソフトウェア製品の開発や、産学連携の研究開発、また受託開発などソフトウェアに関する様々な形態のプロジェクトに参加。 小規模なベンチャー企業ということもあり、プロジェクト/チームリーダから設計・実装担当、計算機管理担当と幅広い業務に携わることができ、さまざまな経験を得ることができました。

入社からの10年、会社としてのビジネスも変化を続けてまいりました。 バーチャルリアリティに関するコア技術を活かし、特に製造業における生産準備の新を支援するソフトウェア製品の開発やソリューション提供にビジネスをシフトさせてきました。

しかしそれは、情報科学を日常の「情報発信情報共有コミュニケーション」に活かしていくような製品・サービスを作っていきたいという私個人の思いから少しずつ離れてきているのかなとも感じるようになりました。 このまま進むのは自分としても組織としてもハッピーではない。 やはりここが転機であると考えるようになりました。

そのような中、偶然というか必然というか、良い出会いとお話がありました。 まさに携わってみたいと思っていたサービスをしている会社。 これは間違いなく潜在意識がもたらしたチャンスの前髪だと感じ、その場で鷲掴みにしました。 何とか前髪に手が届いたのか、評価していただき新しい仕事が決まりました。

年末から今年の年初にかけて、「2011年から大きく変化する時代になる」と何人かの著名人が言っていたと覚えています。 そしてまさかの東北地方太平洋沖地震。自然が社会に対して大きな変化のスイッチを強制的に押してしまいました。望む望まざるにかかわらず激動の10年が始まりました。 そして私個人としても新しい10年の1歩を踏み出すこととなりました。

今までの経験を生かしつつ、また経験に縛られずに新しい会社でも頑張ってまいります。

レクサー・リサーチの皆様、関係者の方々、今まで大変ありがとうございました。 とりわけ中村社長には大変良くしていただき、とても感謝しております。 またこれからも末長くよろしくお願いいたします。

[ 東日本大震災 ]

[ 4月15日全て ]

2011年12月10日 (土)

今日のさえずり: 中学生の頃は皆既月食しょっちゅうあったしね

2011年12月10日

[ 12月10日全て ]

2012年10月20日 (土)

mixi日記始めました

mixi での日記会員登録した2004年11月19日の2日後に、mixi のためにこの Web 日記(nDiki)に RSS フィード出力機能を追加し、以来約8年弱外部ブログ指定していた。えっ、もう8年か。

Web 日記はそれ以前からもずっと情報発信・アウトプットの場・また自分のノートとしてずっと続けていて、たまにはちょっとでも誰かの役に立てばいいなと思ってるし、誰の役に立たなくても続けていきたいと思っている。基本、情報はできるだけオープンな方が良いよね。ただ以前に比べて公開範囲限定してシェアしたいなと思う事も増えてきた。あと全体公開だとそれなりに用語の正確さとか気を使うし、上げたらすぐその時点のスナップショットがクローリングされたりするのでそれなりに推敲にも時間かかるしね。

mixi での友人mixi日記でうまく友人向けやグループ向けの日記を書いてるのを見ると、ああそういうのもいいなと思えるようになってきた。外部ブログ指定で使っているより身近な人のフィードバックがもらえることもあるし。

ということでドッグフードを食べるという訳だけじゃなくて、実際に実用的かなと思ってmixi日記始めることにした。書くのは時折だと思うけどうまく活用していきたいと思う。

こちらの Web 日記の方のフィードは、この間設定した IFTTT + HootSuitemixiボイス側に流しておこう。

[ 初投稿 ] [ Naney と mixi ]

[ 10月20日全て ]

2013年1月1日 (火)

再び毎日日記を書こう

2007年の3月頃までは毎日 Web 日記を書いていたんだけれど、それ以降だんだん書かない日が増えてきて最近ではめっきり頻度が減ってしまった。2007年4月といえばちょうど Twitter を始めた(記事)頃だし、その後プライベート的にもライフスタイルに大きな変化があって PC に向かって書くという時間が持ちにくくなったんだよね。「Twitter をやるようになってから……」というありがちなパターン。

Twitter は気軽にその時のいろいろを小さなことまでつぶやきつつ記録しておくことができてそれはそれでとても良いのだけれど、エディタに向かってふりかえって物事を考えなおすという行為が激減したことは失うものも結構あった気がする。

2009年1月19日の「Web 日誌 / Web 日記を書き始めてから10年」を見返すと、書き続けることで得たものとして

  • 記事化を念頭に、仕事・生活の中でアンテナを張りより物事を考えて生活することが習慣になった。
  • 自分にとって有用なパーソナルナレッジベースが築けた。
  • 各種 Web 技術をトライする実験場となった。
  • 多少人の役にたった。
  • 多少収入になった。

と書いていた。「記事化を念頭に、仕事・生活の中でアンテナを張りより物事を考えて生活することが習慣になった」というのはとても良かったのだと思う。

やはり毎日何かを書こう。記事が書けなければ日記で良いので書こう。プライベートな日記は続かないから Web 日記に書こう。情報発信しよう。

[ 1月1日全て ]

About Me

Naney Naney

Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。

About nDiki

nDiki1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする NaneyWeb 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。

#nNote タグがついている記事は他の記事に比べて、より断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートです。まだ結論に至っていない考えなども含まれます。頻繁/大幅に更新したり削除したりすることがあります。

※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。

Other Notes

ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。

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