久しぶりに amaroK をインストール・起動して音楽をかけてみる。 現在はすでに安定版で AAC 形式ファイルの中のタグに対応しているので、普通に Debian パッケージをインストールして使うことができる。
amaroK では再生回数やスコアなどの統計情報がデータベースに保存されており、これらを条件に設定したスマートプレイリストを作成できる。
しかし残念なことに、ファイルの場所を移動してしまうとこの情報を引き継ぐことができなかった。 このため一旦あるディレクトリに曲を保存すると移動させるわけにいかないのでちょっと不便であった。
もしかしたら最近はこれらをうまく扱えるのではと調べてみたところ、amaroK スクリプト Move がこれに対応していることを確認。
[ツール]->[スクリプトマネージャ]->[他のスクリプトを取得] で Move をインストールし実行しておくと、曲の上での右クリックメニューに Move というメニュー項目が追加される。
これを使うとその曲やその曲を含んでいるディレクトリを、別の場所に移動すると同時にデータベース上の統計情報を維持するように書き換えてくれえる。
これは便利。
昨年無料サービス開始時には申し込みが殺到して新規登録を一時中止したという経緯があった Google Analytics、当時はそのうち試してみたいと思っていたのだが気がつけばもうすぐ1年だ。
アクセス解析を見るのは結構楽しいもので、周期的に見たいという衝動がくる。 analog やら AWStats やら自作やらで過去にもいろいろ解析してみた経験がある。
会社でも最近アクセスログ解析が話題になっているし、www.naney.org 用に Google Analytics に申し込んでみた。
解析を取りたいページの最後に JavaScript を埋め込むタイプの解析で、404 であったりその他のリソースのアクセス数のチェックには向かないものの、その分 Web サーバのアクセスログ解析では得られない統計を得ることができる。
レポートの種類は豊富で、最初は「あのレポートは、どれだっけ?」と何度もいろいろ見直したりしなければならないぐらい。
アクセス傾向が分かるようになるので、重点的に内容を充実させるべきページを把握してサイトを改良していきたい。
しばらく前から話題になり始めている Twitter のアカウントを作成してみた。
以前初めて Twitter のサイトを訪れた時には、何だか知らない人の1行メッセージが並んでいるだけに見えて (実際そうなのだけれども)「ふーん」という感じだった。
知っている仲間が使い始めると、チャットよりはユルく、 AIM や Skype などの1行コメントよりはコいコミュニケーションツールとして面白く使えるのかもしれない。 大学仲間の雰囲気が似合いそうなサービス。
自分の場合は、Blog のエセライブカメラを補完するアクティビティ晒し用として使うのがまずは良さそう。 ということで、nDiki のサイドバーに Badge を貼ってみた。
今していることを変えるたびに入力するのって、ある意味作業記録をつけているようなものだな。 統計とか取れるようになると Life Hacks 的には面白いかも。
Google Analytics で得られるキーワード情報で遊んでみようと思い、ちょっとその辺り触ってみた。
キーワードレポートを表示した後、Web ブラウザで今表示しているページの URL に末尾に&limit=50000 を追加 (公式ブログ参照)した URL のページを表示させて、次にエクスポートから TSV 形式でレポートを取得。
で、簡単なスクリプトで処理してキーワードを眺めてみた。
Google Analytics のページ上だと、現在このサイトのキーワード1位は「スーベレーンm400」。 ここにあがってくるのはキーワードの組み合わせによる順位なので、一旦バラしてみる。
そうすると結果はperlが1位。 最近そっち系の記事は減っているのだけれど、いちおうまだまだ主にコンピュータ関連のキーワードで検索されているようである。
個別に見てみると「-楽天」「-楽天市場」「-rakuten」「-yahoo」「-amazon」「-2ch」あたりもちらほら見かける。 検索結果の上位が通販ページで占められて、なかなか欲しい情報に辿りつけないことも実際多い。それらをうまく外したいという思惑だろう。 ちなみに自分は主要な通販サイトやオークションサイト を CustomizeGoogle でフィルタリングしてしまっている。
not 演算子って自分のサイトでどの語が嫌われてリーチしなかったかわわからない(当然アクセスしてこないから統計にあがらない)から、共有できると面白いとは思うんだけれどもな。
それと Google Analytics のエクスポートは API はないのかな。メールで定期的に送ってもらうことはできるので、設定すれば自動的にローカルでスクリプトにかけることはできるといえばできるのだけれど、こちらから簡単に取りにいければもっと嬉しい。
Google が URL 短縮サービスを提供するのにあわせて FeedBurner に Twitter へのフィード投稿機能([集客支援]-[Socialize])がついた。
フィード投稿については twitterfeed・FriendFeed・FeedTweet と試してみたがそれぞれ癖がありベストチョイスといかないのが悩ましい。
以下不完全な比較。
twitterfeed | FriendFeed | FeedTweet | FeedBurner | |
OAuth | ○ | ○ | ○ | ○ |
URL 短縮 | 21種(選択) | ff.im | am6.jp (+ bit.ly) | goo.gl |
更新間隔 | 30分〜(選択) | 自動 | 自動 | 不明(フィードは30分毎) |
文字列 | タ/内/タ+内 | タ | タ/内/タ+内 | タ/内/タ+内 |
追加文字列指定 | ○(先頭・末尾) | × | ○ (先頭) | ○ (先頭または末尾) |
文字化け | △ *1 | 特になし | N/A | N/A |
安定投稿 *2 | × | ○ *3 | × | N/A |
その他 | 人気リンク |
twitterfeed は古参。機能が多いが投稿されなくなることが多々ある。また設定ページのレスポンスが遅め。bit.ly で自分の API key 設定ができるのでアクセス統計を自分で見られる。
FriendFeed は登録済みのフィードの中から対象をチェックだけで Twitter 投稿対象を選んで設定できる。URL 短縮サービスは ff.im 一択。安定しているが、リアルタイム偏向なのか FriendFeed が巡回時(?)にフィードアイテムの日付が古めだと新着でも投稿してくれないとう癖がある。
FeedTweet は新参。日本の会社が最近始めたサービスだが、自分のフィードはきちんと投稿してくれなかった。まだ荒削り。bit.ly API key を設定できるが(多分)人気リンクのために、投稿される URL は am6.jp URL 短縮になる。サービスの継続性が不透明なので気になるところ。
FeedBurner はできたてホヤホヤなので細かい挙動は未知数。 もともと FeedBurner を通してフィード提供しているサイトでは手間なし。 そのかわり当然 FeedBurner を使っていないフィードは設定できない。 サイトのフィードが FeedBurner を通している場合、他の Twitter 投稿サービスを使うと間接になる分タイムラグが生じやすいが、FeedBurner の機能を使うとその問題が解消される。 URL 短縮サービスは Google 謹製一択。今まで bit.ly で見られた統計情報が見られなくなるのが残念。 URL の永続性は Google ということで期待したい。
nDiki 用のフィード投稿サービスを見直していたところにちょうど FeedBurner に機能が追加されたので早速設定。 調子が良ければ FeedBurner の機能を使うつもり。
一昨日、橋本大也氏の情報考学の記事「10月1日開催 Evernoteデベロッパーズミーティング@デジタルハリウッド大学大学院 秋葉原メインキャンパス」で、Evernoteの日本初のデベロッパーズミーティングが開催されることを知った。 会場が秋葉原で会社帰りに寄れるし、Evernote を利用している中で API についてもちょっと興味を持ち始めていたので、いい機会だと参加申し込み。 Evernote 遍歴を整理してみたり。
で、本日退勤後参加してきた。まだ若い企業であること・日本法人「エバーノート株式会社」も今年設立されたばかりであることなどもあってか、即席的だけれどフレンドリーな雰囲気のある、皆でこれから盛り上げていきましょう的な良い雰囲気の会であった。 Evernote 好き度ちょっとアップ。
以下ノート。
開会のメッセージ。
「Integrating with Evernote」
英語による発表。中島健氏が適宜通訳。
Evernoteサイトメモリー自体は思うところがあってまだ導入してみていなかったんだけれど、話を聞くことでサイトオーナーにもメリットがあることは感じられた。
OAuth も対応しているんだ。 また API を使えば Linux 版クライアントを作れる人は作れるんだな。
途中で Twitter ハッシュタグ指定が。 この時点で #EvernoteJP よりも多く Tweet れている #Evernote を推奨とのこと。
ENML については以前ドキュメントを読んだことがあるので流して聞く。
Android はやはり intent が強力だね。 今後新しい intent 対応があるとのこと。楽しみ。 個人的にははやくオフライン閲覧ができるようになってくれると嬉しい(すこし前のアップデートで準備段階としてキャッシュ機能が入ったのでもうすぐらしいんだけれど)。
デベロッパーズミーティングということで、ぜひ開発者の声をということで今朝プレゼンテーションを頼まれたとのこと。
初代 MacBook Air 用ディプレイ接続のアダプタを忘れたが、会場参加者にもっている人が貸してくれて無事プレゼンテーション。やはり Mac 率高い。
開発している iPhone RSS リーダに求められた「ニュース保存」に対応するために
と対応していった。Evernote の API 対応は1〜2日程度+テスト。工数少なく機能実装できたとのこと。メール送信によるノート新規追加を連携としているものが多いが、API 利用することでノート表示などもサポートできるという利点があるなど。
「Evernoteなう」
Naney (なにい) です。株式会社MIXIで SNS 事業の部長をしています。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。