nDiki : お薦めの本

2010年2月1日 (月)

ツイていないことを考えることはできません

ツイてる!

「ツキを呼ぶ魔法の言葉 講演筆録」(記事)を読んで以来、「ツイてる」を口癖にするようにしたら、今までより気持ちが明るくなってその効果に驚いている。

去年「ツイてる」ってキーワードの本を読もうと思って「キッパリ!」に辿りついた(記事)んだけれどどうも勘違いで(もちろんこれはこれで良かったのだが)、「ツイてる!」の筆頭と言えば斎藤一人氏らしい。 そういえば「行動力力」で大橋禅太郎氏も

斎藤一人さんの『ツイてる!』(角川書店刊)という本の中に、ツイてるかどうかが実力の大きさであり、それは毎日何度も「ツイてる!」という言葉を使っていると実際そうなる、というようなことが書いてあって、そのことを知って以来、僕もツイてる。 — 行動力力 p.75

と書かれていたっけ。

ということで「ツイてる!」を読んでみた。 タイトルにある「ツイてる!」について終始語られているかなと思ったが、そうではなくてさらに幅広く斎藤氏の考え方が紹介されていた。 心優しさのにじみでている腰の低い語り口調の文章、それでいて芯のあるとても良い教えがぎっしりつまっていて価値ある一冊だ。 読み易くてさらりと読んでしまって、あれっと思ってすぐにもう一度読み返したぐらいすっと入ってくる本。

ツイてる!」については

ツイてるツイてる」といいながら、ツイていないことを考えることはできません。 p.46

という真髄がずばり語らてている。なるほど!

その他魅かれたのは

  • 「おはようございます! 感謝してます (p.25)」 やはり感謝の言葉も大切。
  • 「現在悩んでいることは一年後には消えてしまう (p.40)」
  • 「『ツイいる』と思えない人は、頭が良すぎるんです。(p.51)」 No.1理論でも同様の事が書かれていた。
  • 「要は、仕事をするときに、勢いをつけて速くやればいいんです。(p.77)」すぐやる。そして
  • 「『じっくりやる』というのは、普段から何も考えていない証拠です。(p.80)」グサリ。
  • 「恥をかいていいんだよ (p.110)」
  • 「相手を絶対変えようとしないこと。(p.130)」ジョセフ・マーフィー、デール・カーネギーとリンク。
  • 「100%自分の責任 (p.137)」すごいやり方とリンク。
  • 「笑顔と愛のある言葉 (p.149)」
  • 「よかったね」「あなた、偉いね (p.152)」

など。どれも今まで感銘を受けた本などの言葉とつながっていて、やっぱりそうなんだなと思わされることしきり。 それらを実行できているなんてやっぱりすごい。

この本を読めてツイてる!


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2010年6月20日 (日)

仕事が面白くないなと感じている人、プレイフル・シンキング。

プレイフル・シンキング

「プレイフル・シンキング 仕事を楽しくする思考法」を読了。 始めにいっておくと、仕事がつまらなくてこの本を手にとった訳ではない。 プレイフル・シンキング (playful thinking) の

「プレイフルとは、物事に対してワクワクドキドキする心の状態のことをいう。」 — p.16

の「わくわく」というところに魅かれたからである。

しかし実際たしかにこの本は「今の仕事が面白くないな、嫌だな、やらされているな」という人に超お薦めの本である。

プレイフルになるには?

本書の中心的キーワードがメタ認知だ。

「メタ認知」とは物事を俯瞰したり、多角的な視点から眺めてみることである。-- p.44

メタ認知により状況を把握し、状況に応じて行動していけるようになる。 次に、自分なりに課題を設定しなおして、「これは私の仕事ではない」を「これは私の仕事だ」に変えることで、プレイフルに取り組んでいくようになれる。「仕事の意味付けを変えたり課題を設定しなおしたりして、自分にとっておもしろい仕事に変えていくことがモチベーションを高めるうえでも有効(p.58)」なのである。 そして「『よく見せたい』よりも『よくなりたい』と思う気持ちが、あなたを成長させていくのである。(p.38)」。

省察

もう1つのキワードが「省察」。自分の活動を振り返ってみることである。 省察により体験を経験に熟成させるのが重要。 「アウトプットは省察のもっともパワフルな手法なのである。(中略)。アウトプットは学びのそのものの行為でもある(p.103)。」はアウトプット主義を支援してくれている。

メタ認知と省察に関する話を読んで腑に落ちたのが「スーパーエンジニアへの道」で勧めている「自己盲目性を克服する道具」としての「個人的日誌」だ(記事)。自分の行動を変えようと思ったとき、「自分がどう反応するか」を知ることが重要であるとしているのだが、これはまさにメタ認知そして日誌に書くという省察なんだな。 個人的日誌の重要性を再認識。再開して Evernote でつけてみることにした。

やってみる

そして、やはり動いてみるのが一番大事。 「あなたが動けば状況は必ず変わる(p.88)」というのは非常的に勇気づけられる言葉だ。 組織でもやはり何か動いてみなければ何も変わらない。プレイフルを意識しつつ、一歩ずつ始めていきたい。


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2010年7月26日 (月)

本当にすぐに家中でツイてることが起きた: 斎藤一人 幸せの名言集

斎藤一人 幸せの名言集

一人さんファンの集まるお店の、ついている神社のくじの箱の隣に置いてあったのがこの本。斎藤一人氏の「ツイてるカード」の書籍化本。 斎藤一人氏の本は「ツイてる!」(記事)しか読んだことがなかったんだけれど、これを読んでガツンときた。

ツイてる!」を読んだ時には日本一の商人という目で見ていたんだけれど、お店で観た DVD の中の姿や本書を読んでいるうちに、商人というよりも高僧あるいは伝道者のように感じるようになってきた。 多分最初にこれを読むと人によっては、すんなり入ってこないかもしれない。 これはあらかじめ斎藤一人氏の他の本を読んでから、この本を読むと感動すること間違いなしだ。 これはジョセフ・マーフィーの「眠りながら成功する」と、「マーフィー名言集」の関係に似ている。

購入して以来、日々この本を開いたり、起きた時・寝る時などにその名言を思い出して、感謝や幸せについて考えるようにしたら、本当にすぐに家中でツイてることが起きて幸せな空気になったので驚き。 幸せになりたかったら読んでみるといいよ。

好きな言葉:

「おもしろいことが起きた!」 -- p.45

いいことが山ほどくる -- p.126

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2011年9月18日 (日)

ほとんどの困ってるが吹き飛ぶ「困ってるひと」

困ってるひと

電車の中で Twitter のタイムライン眺めていたら糸井重里氏(@itoi_shigesato)の Tweet がふと目についた。

『困っているひと』*1は、強く言いすぎると逆効果かもしれないので、弱めにいいますが、ほんとうにいいものを読ませていただいたと思っています。この本、いま語られているあらゆる問題につながっているんだよなぁ。やがて、もっともっとおおぜいが読むようになると思っています。-- http://twitter.com/...

あ、なんかアンテナにひっかかったて感じ。「困ってる」ってもうほとんどの人にとってカクテルパーティー効果な語でしょう。あ、さいわい自分は今あまり困ってないけど。 ビルマ難民を研究していた大学院生女子が、ある日とつぜん原因不明の難病を発症? が今入院中だったり入院進められたりしている状況で、そんな本の話題が目につくなんてこれはもう偶然じゃないね。 ということで病院に見舞いに行った帰りにそのまま本屋へ行って購入。

「はじめに」を読んでビリビリっときた。著者の現代っ子らしさとハードな難病。そして「あ、この人、人が好きなんだな」との感覚。 「コリヤーズ」誌の編集長が「作者が人間を好まないなら、世間の人もまたその人の作品を好まない」と言った、という話がデール・カーネギーの「人を動かす」に出てくるのだが、「困ってるひと」の最初の数ページで、この本好きになれそうだなって。

で読み進めていくと、もうね。壮絶ですね。そして月並だけど健康って何て幸せなんだろうと。ちょっと風邪気味だとか、隠れん坊遊びしてて走って足の小指を角にぶつけて内出血して痛いよとかね、もう誤差の範囲だと。十分健康で幸せなんだと。

医療現場・福祉の話はリアルにいろいろな課題やらが伝わってくる。複雑な気分になるのだけれど、これについては一著者のエッセイからだけでどうのというのは危険なのでできるだけニュートラルに受けとめるようにした。ただ言えることは「正しい」「悪い」ではないなと、やはり。正しいか正しくないかで考えてしまうと、それぞれの立場が出てきて話が進まない。どうすればハッピーになれるかで考え抜くしかないのかなと。

iPhone 3GS 使ってたり mixiコミュニケーションとってたりする現代っ子が頑張っている姿を読むと、ほんと抱えている問題のほとんどが些細なことに思えて、頑張らなきゃって思えてくるそんな1冊。


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*1後の Tweet で「困ってるひと」と修正。

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2012年1月22日 (日)

幼い娘をもつカメラ好きな父さんが買うべき写真集「てるてる はるひ 父さん 晴日を撮る。」

青山ブックセンターで見つけて、何度も立ち読みしてやっぱり欲しくなって買った写真集

写真家を目指した父さんが、その時4歳だった娘の晴日ちゃんを中心とした家族の日々を撮り続けた写真集である。写真は繊細で優しい。父さんメッセージが添えられている、成長していく晴日ちゃんの写真を見ていると、日常の何気無い生活がかけがえの無い幸せなものであることに改めて気付かされる。

子供の成長は早く、時は流れていく。幼い子のいるカメラ好きな父親は、ぜひ手にとって見て欲しいと思う。どのような目線で何を写真に焼き付けていくか自分なりの閃きが得られるはずだ。

てるてる はるひ 父さん 晴日を撮る。

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2012年2月19日 (日)

CS に取り組むことが誇らしくなる本「ANAが目指すCS

ANAが目指すCS

昨年の4月からCSユーザーサポート・健全化などに関する開発をやっているんだけれど「ANAが目指すCS」を読んで、特定の部門だけが CS に取り組むだけではなく企業・グループで取り組んでいくことの重要性を改めて再認識した。 同時にこの本を読んで、やもすれば裏方的にも思える CS 開発をしていることが誇らしく思えてきて嬉しくなった。CS に携わっている人は読むといい気分になれると思う。

本書では最後の章に「ここで、これまで述べてきたことの整理を兼ねて、ANACS活動の裏側にある仕組みや戦略について簡単にまとめておきたい (p.226)」として、下記項目別に要点がまとめてられていてありがたい。

  1. お客様の声に徹底してこだわる (p.226)
  2. お客様の声を改善に活かす (p.227)
  3. 自分の提案が改善につながる歓び (p.227)
  4. 良いところを見つける目を養い、「褒める文化」を育てる (p.228)
  5. グループ全体の社員のアイディアを具現化 (p.228)

特にフィードバックをとても大切にしている。やはりフィードバックによってカイゼンのループも生まれるしモチベーションと文化や誇りにもつながってくる。

自分としてもフィードバックを含む仕組み作りをもっとしていきたい。


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2012年3月15日 (木)

「態度を選ぶ」「遊ぶ」「人を喜ばせる」「注意を向ける」

フィッシュ! - 鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方

部長推薦図書「フィッシュ! - 鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方」を読んだ。

実は先日読んだ「フレッドが教えてくれた 仕事でいちばん大切なこと」も一緒に薦めていただいて借りて読んだものである。個人的にはこちらフィッシュ!の方がよりお薦め。 フレッド本の方はいきなり素晴しい人物が紹介されて「ここが素晴しい!」という形式で、確かに素晴しいんだけれどじゃあ読んでいる自分がどうすればいいのかというのがスーっと入ってきにくい。

フィッシュ!の方は寓話という形ではあるがどん底の状態から成長していく様が描かれていて、読んでいる自分自身の成長がイメージしやすくて勇気が沸いてくるというところが良い。

  • 「態度を選ぶ」
  • 「遊ぶ」
  • 「人を喜ばせる」
  • 「注意を向ける」

これが活気のあるオフィスをつくる4つの秘訣。読んでみるとわかるけどこれはオフィスだけに限らず、人とつきあう時に常に意識しておきたい点だ。人間関係で重要なポイントが簡潔なこの4つの短文にまとめられているのが素晴しい。

また明示的には書かれていないけれど、ストーリーを通じて感じたのは一歩踏み出す「勇気」と「自信」の大切さ。それさえあればいくらでも成長していけるんだなと。

「態度を選ぶ」のってほんとに自分次第でどうにでもできるので、すぐにでもハッピーな態度を選び始めよう。ツイてる


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2012年5月23日 (水)

今日のさえずり: 前リーダーの「仕事のスタンス共有アンケート」をパクらせていただきます

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2015年1月25日 (日)

やなせたかし 明日をひらく言葉

やなせたかし 明日をひらく言葉

やなせたかし氏が書いたものの中からPHP研究所が編集・制作した1冊。PHP研究所編ではあるが、中身はやなせたかし氏の言葉で語られたものである。「人を喜ばせる」ということについて探していたらこの本に巡り会った。

よろこばせごっこ

まえがきに

人生の最大のよろこびは何か? それはつまるところ、人をよろこばせることだと思った。「人生はよろこばせごっこ」だと気づいたとき、とても気が楽になった。 p.5

とある。そして

ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。 p.68

と書かれているのを読んだ時になにかほっとした気分なった。やなせたかし氏が「よろこばせごっこ」と呼んでいるのをみて、自分がマイクレドにしている「出会った人をハッピーに」もなかなかいいんじゃないかなと思えてきた。

キャリア

あるとき目の前の席が空いた。 p.38

最近になってわかってきた気がする。若い時はもうキャリアパスについて早く登りたいと思いがちなんだけれど、こう「席が空く」っていう感覚の時は実際にあるんだなと。もちろん氏が「『継続は力なり』というが、あきらめないでひとつのことを思い込めてやり続けていると、ちゃんと席が空いて、出番がやってくるものなのだ。」(p.39)と言う通り、きちんと取り組み続けた上での話なんだけれどね。

正義と愛

悪人を倒すことよりも、弱い人を助ける。 p.104

まじシビれる。正義とは何か。アンパンマンという作品を通したやなせ氏の哲学の深さに改めて驚かされた。深いよ、アンパンマン。

今日最終回だった「ハピネスチャージプリキュア!」でも、ちょっと意味合いは違うんだけれど悪者を倒さなかった。

愛だよ愛。

笑顔

そしてやなせ氏もまた、笑顔の大切さについて語っていた。「笑いは人の心をひとつにする。ものごとをおもしろがったり、ウイットやユーモアに富むというのは、非常に大事なことなのだ。」(p.151)

「遊び心を入れる。」のやはり大切なんだよね。

やなせたかし 明日をひらく言葉」、さらっと読めて勇気がもらえるいい本だった。


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2015年7月14日 (火)

8年経っても色褪せない「サービスを超える瞬間」

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

ちょっと前からまた「サービス・ホスピタリティ」の本である「リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」を読んでいたんだけれど、前回読書ノートを書いたのがちょうど8年前の今日だった(その時のノート)。

当時はまだ CS 活動には携わっていなくて、 R & D 的なソフトウェア開発の仕事をしていた。この時は「クレド」について知りたくてこの本を手にした。しかし今はまさに「ホスピタリティ」について吸収したくて読んでいる。もしかしたら CS に関わることになったのも必然なのかもしれないな。

ホスピタリティ

ホスピタリティとは、心からのおもてなしをするということです。(中略)もう少しわかりやすく、ホスピタリティとは、お客様に愛情を示すことである、と言い換えてみます。 p.200

サービスを超える瞬間

本書ではサービスを超える瞬間について下記のように書いている。

サービスを超える瞬間というのは、お客様が言葉にされないニーズまでも十二分に満たされたときなのです。 p.41

言葉にされない願望やニーズを先読みしておこたえすることでお客様に感動を与えられる。 ユーザーコミュニケーションユーザーサポートにおいては、常に意識していきたい。

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」は CS に関わっている人必読である。


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Naney Naney

Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。

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nDiki1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする NaneyWeb 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。

#nNote タグがついている記事は他の記事に比べて、より断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートです。まだ結論に至っていない考えなども含まれます。頻繁/大幅に更新したり削除したりすることがあります。

※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。

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