ここ数年、年に1回ぐらい池上に行っているんだけれど、気になりつつも池上本門寺には一度も行っていなかった。今日の池上は 15:00 前に用事が終わったので、駅前のマクドナルドで一休みしたあと、夕方の池上本門寺に足をのばしてみた。
総門から入って96段の石段坂である此経難持坂をのぼり、仁王門をくぐって大堂へ行きお参り。大堂前で開かれている菊花展で菊を鑑賞。
戦後に再建された建物が多いせいか、とても整備されている印象な境内だった。小高い丘の上にある境内は見上げれば広い空で落ち着いた気持ちになれる場所だった。
参道にある池上池田屋で久寿餅を土産に買い家路についた。
帰ってから境内案内をみたら大堂のさらに奥に本殿があるなど、まだまだ巡るところがあったみたい。再訪する楽しみができた。
プロダクトマネージャー・カンファレンス 2018 2日目。
以下メモ。
プロダクトマネージャー・カンファレンス 実行委員長 関満徳氏
今日もタイムテーブルから遅れて 10:10 スタート。
▲株式会社FOLIO 代表取締役 CEO 甲斐真一郎(@folio_kai)氏
経営者という立場でのセッション。金融サービスは一般のネットサービスとは異なる要求がある。また今まで枯れた業界であった。3カ月でできると思ったが2年かかったとのこと。 リリース後に単一プロダクトから異なるビジネス/KPIの複数のプロダクトに事業展開していく中で、個別のアプリケーション部分と共用されるバックエンドという構成になっていきマネジメントが複雑化し始めたとのことだった。
今は全プロダクトを単一の巨大なプロダクトバックログで管理しているのだそうで、今後どうしていくのかぜひ知りたいところ。単一の方が事業全体での優先度が明確になるもののリファインメント含めバックログの管理コストが大きいという問題があり、これはいつも悩ましい判断である。
その他の紹介されていた課題ははエッセンシャル スクラムでも取り上げられているテーマのものが多く、あるあるだなーと。
(まだ FOLIO 社にはいないが)プロダクトマネージャーには「プロダクトへの尊敬」を求めたいとのこと。プロダクトへの尊敬とは何だろう。愛じゃ駄目なのかな。
▲株式会社マネーフォワード MFクラウド経費本部 本部長 プロダクトオーナー 今井義人
短期的にはプロダクト改善が最適な改善ではない。人力で頑張るという局面も確かにあるよね。
B2C と B2B の違いはそうだよねで終わりがち。これから B2C から B2B に移ろうとしている人には参考になるかもという感じ。
「愛をお金に変えよう」で築いたエンゲージメントをベースに、より高いプランを作って移ってもらう施策などを紹介。
Nature株式会社 代表取締役 CEO 塩出晴海氏 新規事業での製造まわりのトラブルあるある談を含めた、プロダクトリリースまでのストーリー。プロダクトマネージャーというよりは起業家としての話。あきらめずにやり切る態度は凄いな。
特に話題なし。
▲株式会社リクルートコミュニケーションズ ICTソリューション局 アドバンスドプロダクト開発部 部長 宮里裕樹氏、▲株式会社リクルートコミュニケーションズ ICTソリューション局 戦略企画グループ マネジャー/シニアプロデューサー/シニアプロダクトオーナー 金田將吾氏
細かいところはエンジニアがどんどん進められる組織なので、プロダクトマネージャーは HOW ではなく WHAT に注力しているとのことだった。開発チームのスキルや成熟度によって千差万別なところだ。
プランナーと呼ばれていた人がやっていた役割を
に分けて定義しチーム体制を構築、得意な役割を任せたり不得意な役割を成長させたりしているらしい。しっかりピープルマネジメントに取り組んでいるなあと感じた。
特に話題なし。
▲楽天株式会社 顧客戦略統括部 Vice Senior Manager 山下徹朗氏
「顧客・会社・チームを Happy にする」ことをプロダクトを作る目的として事業を進めている。全能なプロダクトマネージャーは(ほとんど)いないので、ビジネス・UX・マーケティングについてそれぞれ担当を割り当てそれぞれ問いを立て答え続けていくことで結果を出すプロダクトを生み出すという体制を全てのプロジェクトで採用しているとのことだ。
冒頭で「高すぎる目標の」「自己満足な」「誰のためのかわからない」プロダクトという偏った愛あるあるという話を取り上げていた。
▲株式会社ドワンゴ サービス開発本部 副本部長 池田明啓氏、株式会社ドワンゴ セクションマネージャー 宮城良征氏
前半は、様々な手法を利用・開発してプロダクトマネジメントに取り組んでいるという紹介でとても研究されているなと感じた。知らない手法が紹介されていたので、それぞれちょっと調べてみたいな。
後半は実際のプロダクト開発事例の紹介。
特に話題なし。
▲株式会社メルカリ UX consultant Jasper WU 氏
Design Thinking についての非常に洗練された圧倒的なプレゼンテーションだった。ベストスピーカー賞があれば絶対 Jasper WU 氏だったと思う。
自己紹介や会社紹介などに時間は割かずセッションのメインテーマに絞ってきちんと語られた。直メルカリのプロダクトについて直接アピールしていないのだが Design Thinking についての取り組みのみの中で出てくる感じなのだが、結果的に組織・プロダクトについて好印象を受けてしまうというマジック。
デザインスプリントで駄目な案だったということがわかったことは失敗ではなく学びだということがきちんと根付いているのが素晴らしいなあ。
デザイン思考についてもきちんと学びたくなった。
一過性のキャンペーンを繰り返すのではなく、継続的な取り組みをしていくことが愛されるプロダクトにつながると言っていた。
▲スマートニュース株式会社 プロダクトマネージャ 宮田善孝氏
海外のカンファレンス紹介は、カンファレンスセッションとして知見を広める良いコンテンツだった。
スマートニュースではファンクショナルな組織のもと、プロジェクト毎に人が集まりチームを作るという体制とのことだった。プロジェクト毎にチームビルディングが必要そうだなというのと、機能開発プロジェクト終了後のその保守についてどうなっていくのかが気になった点。ファンクショナルな組織の方で保守していけるのかな。
特に話題なし。
Baidu, Inc. Product Manager 陈兆伟 (Chen Zhaowei)氏
日本語入力アプリ Simeji のプロダクトマネージャーの方のセッション。
コンピュータサイエンスやビジネススキルの高いスキルが求められる米国とは違い、中国のプロダクトマネージャーはニーズを掴みイノベーションを生み出す能力の方が求められているという話だった。またプロダクトマネージメントが階層化されていて、プロダクトマネージャーの下にプロダクトマネージャーがいる体制らしい。Baidu ではプロダクトマネージャーの役割/スキルについてのテーブルがあり、育成にも力を入れているようだった。
特に話題なし。
▲株式会社ディー・エヌ・エー オートモーティブ事業本部 Anyca事業責任者 馬場光氏
DeNA もプロダクトマネジメントの定義をしっかりともたれていた。 DeNA でも「全部できる人はいない」という前提で体制化しているようだ。
やはりある程度の規模になるとプロダクトマネジメントの定義・体制化・育成の仕組みが必要だなあ。
特に話題なし。
東京大学 本郷テックガレージ ディレクター 馬田隆明(@tumada)氏、プロダクトマネージャー・カンファレンス 実行委員長 関満徳氏、プロダクトマネージャー・カンファレンス 実行委員 坂本登史文氏、プロダクトマネージャー・カンファレンス 実行委員 横道稔氏
馬田氏は「逆説のスタートアップ思考の人」の方。
「なぜ愛されるプロダクトにしていく必要があるのか」また「そのために自分の Next Action は何か?」をカンファレンスの最後にワークショップ形式で考えましょうという枠。聞きっぱなしにさせず、きちんとリフレクションまでカンファレンス内で完結させるという仕組みを入れるところに運営のセンスを感じた。
まわりの人と自分の考えを披露しあってその言語化を相手にさせるというフォーマット、1つめのワークで sli.do というサービスで anonymous で入力させて気持ち的な投稿障壁を下げたあとに2つ目のワークで自社製品名まで書かせるテンプレートで Tweet させるというマーケティング戦術にも恐れ入った。
ちなみに1つ目のワークで自分が考えた愛されるプロダクトについては
わたしは愛されるプロダクトがだいじだとおもっている。なぜなら「チームメンバの士気とパフォーマンスが向上し、さらに良いプロダクトへと導ける」から。
で Next Action については
わたしは「製品名」をもっと愛されるプロダクトにしたい。そのためにわたしは「プロダクトマネージャーを組織化する」。
としてみた。
プロダクトマネージャー・カンファレンス 実行委員長 関満徳氏
2日間合計の来場者数速報値は563名との発表。1ホールでのカンファレンスでは結構な人数だ。
今日は午前半休で仕事は 15:00 からなのだけれど、用事が早く終わってしまって時間が空いてしまったので品川駅から渋谷3丁目にあるオフィスまで歩くことにした。
Google マップの経路検索だと品川駅前からオフィスまで 5.1km 1時間1分。これだと時間がかなり余ってしまうし恵比寿から渋谷は歩き慣れていてつまらないのでちょっと遠回りしてみることにした10:13 に品川駅前を出発して途中マクドナルドでお昼を食べつつ 13:53 にオフィス到着。 ZweiteGPS 上の移動距離は 11.12km だった。
高輪・白金台・南麻布・元麻布あたりは雑然とした渋谷とはまったく違った雰囲気。閑静で高級感があり人も少なくのんびりした雰囲気になれた。有栖川宮記念公園は今日はちょっと通っただけだけれど、かなり久しぶり。大学受験の頃に図書館に何度か来た時以来かもしれない。
なかなか良いコースだったので、ちょっとずるルートを変えつつ何度も歩いてみたいな。
品川駅前交差点 → 高輪 貴賓館 → 明治学院前交差点 → 日吉坂上交差点(白金台駅そば) → 東京大学白金キャンパス裏手 → BIOTOP 前 → 天現寺橋 → 広尾橋交差点 → マクドナルド 広尾店 → 有栖川宮記念公園 → 元麻布YSビル前 → 鳥居坂下交差点 → 登用英和女学院前 → 六本木五丁目交差点 → もとまちユニオン六本木店 → 檜町公園 → 乃木坂駅 → 青山墓地中央交差点 → 青山七丁目交差点 → 東四丁目交差点 → 渋谷図書館入口交差点 → オフィス
今日は有給休暇。一昨年の夏に東急大井町線沿線を大井町から二子玉川まで歩いて以来の、沿線を歩くシリーズ・ソロ版歩く会。今回は東急池上線を蒲田駅から五反田駅まで歩いてきた。
今回もできるだけ東急池上線から離れず線路近くを歩くようにし、途中各駅で写真を撮って Twitter に投稿していくのを今回のルールとした。
蒲田駅から五反田駅までの路線距離は10.9km。東急大井町線の大井町駅から二子玉川駅までの路線距離は 10.4km だったのでほぼ同じだ。
GPS トラッカーでの記録によると 11:29:16 出発 16:03:22 到着(途中休憩を含む)の4時間34分6秒で、移動距離は 14.81km だった(最後に止め忘れていたので、到着は五反田駅で写真を撮ったぐらいの時刻でカット)。こちらも大井町線の時とほぼ同じ。どちらもぶらっと歩くのにいい距離。
蒲田駅から出発して前半は、沿線に道があるところがあり歩きやすい。電車用とは思えないぐらい高い鉄塔が続く景色が珍しかった。
半ばを過ぎると高架・地下などが出てきたり線路沿いに道が無くなったりして難易度がアップし、Google マップが手放せなくなる。
谷を走っている箇所は線路の上がいくつも公園になっていて面白い。そんな公園には踏切や駅案内板に似せた標示があったりして下が線路であることをさりげなく表現されていたりするのが見どころの一つだ。
α6300 + SEL1670Z 写真を撮り Xperia Z5 に転送して Twitter に投稿。スマートフォンはモバイルバッテリを使わず間に合った。冬場なのでミネラルウォーターは持ち歩かずお昼ご飯で水分補給。
ダウンジャケットを着て家を出たんだけれど、歩いている間はもう少し軽装のウルトラライトダウンジャケットで良かったかなー。この季節、寒くて手先が冷えるけど歩いている間はダウンジャケットはちょっと暑く感じる時もある感じだった。
GPS トラッキングは実績のある iPhone SE + ZweiteGPS。
以下各駅など(時刻は撮影時刻)。
のどか。
2020年開業予定で駅舎改良・駅ビル開発中。ドドーンとすごい音がしてる。
4年前に歩く会で渋谷から横浜みなとみらい21まで歩いた時に横切った駅。その時は駅前の井上書店で地図を買ったんだっけ。
それから昭和のくらし博物館もこの駅から。
下を東海道新幹線が走ってる。
参拝。癒やされる。
久しぶりに改札が2Fの駅。4年前の歩く会でトイレに寄った。
13:20〜13:38 吉野家 雪が谷大塚駅前店でお昼ご飯。小綺麗な吉野家。
坂の途中にあるのが趣深い。
この先しばらく線路沿いの道が無さそげ。
洗足池はちら見で。
長原駅手前で地下にもぐるところを見逃したのでいったん戻ってからきた。電車の見えない駅。
以前大井町線を歩いた時に間違えそうになったとこ。
ちょっと日が傾いてきた。
銀座だけあって平日も大賑わい。
急に都会になった。あと1駅!
ゴール!
朝に間坂(まさか)を通って公園通りへ抜けたら、店頭にぷーとんがあるのを発見!
紀伊国屋書店 西武渋谷店でぷーとんフェアをやっていると知ってお昼休みにあらためて行ってみた。
3月2日(土)から4月下旬まで開催中とのこと。思わずクリアファイルを買ってしまった。
着替えの服が売られていたので「(ぷーとんマスコットを)脱がせて着せられるんですか?」って聞いたら「はい」と教えてくれた。ぷーとんマスコットを脱がせたら家で大顰蹙だったのだけれど、やはり脱がせられるように作られてたのね。
ぷーとん、まだそれほどメジャーじゃないところが好き。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。