nDiki : Markdown

2020年12月3日 (木)

百科事典型ナレッジベースに向いているナレッジベース Obsidian

以前ノート間リンクのできるノートアプリを探してみた時に触った Obsidian をもう少し試してみた。

Obsidianナレッジベースアプリケーションで、一般的なノートアプリよりも情報間のネットワークを重視している。ローカルホスト上の特定フォルダ以下に置いた個別の Markdown ファイルを [[ファイルベース名]] 形式で内部リンクしていくのが基本。

ファイルの拡張子が md 固定で txt では駄目というのが個人的に不便(拡張子 txt にできないと Google ドライブ的に困る)なのだけれど、過去のノートテキストファイル拡張子を変更してお試ししてみた。

内部リンク

ファイルベース名を指定して内部リンクを文中に書いていくのだが、ファイル名の先頭を日付にする流儀との相性が良くないな。[[ファイルベース名|表示テキスト]] 形式でプレビュー時のテキストを指定できるけど、編集モードだと文章として読みにくい。各ファイルで YAML front matter 形式で別名を宣言しておけばその別名で内部リンクできる機能があるので、丁寧に管理すれば読みやすくはできる。

ただ Obsidian 方言で書きすぎると「ローカルホスト上の Markdown ファイルなので特定アプリケーションに依存しない」良さがスポイルされてしまう。Markdown のショートカット参照リンク形式で内部リンクを張れるようになると良いのになと感じた。

グラフ表示

1ファイル1トピックにしてきちんと内部リンクを張っていかないと価値あるグラフにならない。1日1ファイル + 個別トピックファイルというスタイルだと役に立たないかな。

その他

検索は使いやすい。TaskPaper ほど優れてた UI ではないけれど、フォールディングやアウトライン表示もできたりする。デフォルトのスタイルは個人的に見出しが大きいなと感じるので、常用するなら CSS をいじる必要がありそう。

パーソナルナレッジベースとして

「時間とともに記録・整理しておきたいことが変遷していく」「ナレッジベースを作ること自体が主目的ではない」パーソナルナレッジベースの世界では、静的な情報を丁寧にネットワーク化していく百科事典型よりも日誌/日記型の方が良いと思ってる。内部リンクは編集・維持コストが高いので、パーソナルナレッジベースでは頑張らないのが幸せだ。

Obsidian は百科事典型のナレッジベースが欲しい人にはあいそう。一方自分のような日誌/日記型派にはやはり検索主体の howm 系の方がいいなとあらためて感じた。

[ Mac アプリケーション ] [ ノート・日記はテキストファイルに ] [ ファイル名の先頭を日付にする ]

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今日のさえずり: 内部リンクは編集・維持コストが高いので、パーソナルナレッジベースでは頑張らないのが幸せ

[ 12月3日全て ]

2020年12月10日 (木)

スライド形式よりもドキュメント形式の方が考えやすい

今後の事業方針を検討していて「整理して書き出していく」のに手をつけるのが億劫で進みがちょっと悪かったのだけれど、これ Google スライドに書き出していこうとしていたからだな。うん。

途中で都度サマリを共有しやすいだろうと今回は Google スライドで書き始めたのだけれど、Google スライドを開くのが億劫。ツールの観点もあるけれど、そもそもスライド形式が書きにくいんだな。iA Writer を使い Markdown 形式で文章の形で書き出し直したらどんどん書く気になった。

やはりスライドを書きながら考えるのはイケてないな。長くなってもいいので文章の形で考えをきちんと書き出した方が思考が捗る。日常的に Web 日記を書く習慣から、自分は「文章を書きながら考えるタイプ」なんだよね。それから「箇条書きで考えると細部が曖昧なままになる」弊害がもろ出た感じがある。

共有については、他の人に編集してもらうことができないけど「iA Writer の Web プレビューを Google ドキュメントに貼り付け」にしてみよ。

[ 12月10日全て ]

2020年12月11日 (金)

iA WriterWeb プレビューGoogle ドキュメントに貼り付けて共有する(画像付きで)

iA Writer の Web プレビューを Google ドキュメントに貼り付けて共有する方法で一緒に貼り付けられる画像はインターネット公開されているものだけなのがちょっと不便だった。iA WriterWeb プレビューのクリップボードコピーには画像データが直接含まれないため。

でいろいろ試したところ iA Writer 側で データ URL として画像を貼り付ければ、コピー & ペーストで Google ドキュメントに貼り付けられることが分かった。

画像データを base64 コマンドなどで base64 で符号化し、 Markdown ファイル上で

 ![](data:image/png;base64,画像データ)

とすれば OK(image/png はメディアタイプに合わせる)。 iA WriterWeb プレビューで表示される。

とても長い URL なので文章中に直接含めておくのは不便。実際には img.png.txt など別のファイルに書いておいて

iA Writer の content block 機能を使って

 /img.png.txt

のような形で include して実用するのが良さそうだ。ロケーションの中にファイルを置くことで検索にひっかかって不便な場合は、別のフォルダに置いて

../img/img.png.txt

のように相対指定かな。

[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ Markdown で書いているノートを Google ドライブで共有する ]

[ 12月11日全て ]

2020年12月23日 (水)

Markdown ファイルを Marked 2 で self-contained HTML に変換して Google ドキュメントに貼り付けて共有する(画像付きで)

Markdown ファイルを iA WriterWeb プレビューしたものを Google ドキュメントに貼り付けて共有する(記事1)時、画像データをデータ URL 化して Markdown ファイルに記述すれば一緒に貼り付けられることが分かった(記事2)。

でもやっぱり管理が面倒くさい。

そこまでするなら「別のアプリで self-contained HTML に変換」→「Web ブラウザで表示」→「コピー & ペーストで Google ドキュメントに貼り付け」を実行する方がいいのでは。いったん HTML書き出すのが嫌だなと今まで思っていたけれど。

と思って調べたら、インストールしてある Marked 2 が self-contained HTML に変換できたし、Google Chrome で表示して全選択からのコピー & ペーストで画像付きで Google ドキュメントに貼り付けられた。

こちらの方法にしよう。

[ Markdown で書いているノートを Google ドライブで共有する ]

[ 12月23日全て ]

2021年1月4日 (月)

iA Writer#nNote

iA Writer for Mac

Markdown

Markdown から HTML への変換に MultiMarkdown を使っているので MultiMarkdown 固有の文法が一部使える。

検索

ファイルリストのフィルタで検索しても探せない文字列がある。検索文字列の最後に * をつけると検索できる場合がある。

iA Writer for Android

フォーカスモード

AndroidiA Writer はフォーカスモードにするとカタカタ上下に画面が動くので逆に集中しにくい。

Dropbox 自動保存

テキストファイルを開いた状態でホームに戻った際に変更があれば自動保存される。ただし再度開いた時に Dropbox 上のファイルが更新されているかのチェックはないので、コンフリクトが起きる可能性はあり。一度編集画面からファイル一覧画面に戻る必要あり。

[ 1月4日全て ]

2021年1月19日 (火)

Zettlr はテキストファイルノートアプリに適した Markdown エディタ

Zettelkasten メソッドのための機能を備えた Markdown エディタに Zettlr がある。ローカルディレクトリ上に通常の Markdown ファイルとしてデータを保存するタイプで、ロックインの心配が無く他のツールと併用できる好みのアプリだ。インストールして1日使ってみた。

インストール (macOS )

Homebrew では以下で。

 $ brew install --cask Zettlr

今日時点でインストールされるのが 1.8.3 でちょっと古かったので

からバイナリビルドされた 1.8.6 をダウンロードしてインストールした。

Markdown エディタとして

ヘッダを大きめに表示したりリンクの URL を隠したりと一部プリレンダリングされるタイプ。日本語も問題無さそう。

ファイル末のあたりで文字入力するとエディタがガクガク揺れるは今後改善されると嬉しい。

見出し単位で折り畳む機能やサイドバーで目次を表示する機能があり、長めの文章を書くための支援が揃っている。

ファイル管理

ファイルツリー上にディレクトリとファイルの両方を表示する Combined モード以外に、ファイルツリー(ディレクトリツリー)とファイルリストの両方を表示する Expanded モード、ファイルツリーとファイルリストのどちらかを表示する Thin モードがある。

Expanded モードを選ぶと iA WriterUlysses などでもお馴染みのスタイルになりノートアプリとして使いやすくなる。

ファイルシステム上のディレクトリをルートディレクトリとしたワークスペースを複数同時に開いておける。用途別にディレクトリを分けている場合に便利だ。

全文検索はワークスペース単位。内部リンクもワークスペース単位で機能する。 自分は複数のワークスペースを横断的に全文検索したいので、本格的に使うなら1つのディレクトリの下にまとめる必要があるな。

ファイルの拡張子は md ではなく txt でも OK なので、ファイルを同期した Google ドライブ上で全文検索させられるのが嬉しい(Markdown ファイルの拡張子を md にすると Google ドライブで不便)。 md 固定の Obsidian より柔軟だ。

Zettelkasten メソッドと内部リンク

Makrdown ファイルから Markdown ファイルへファイルベース名を指定して 「[[ファイルベース名]]」の形で内部リンクできる(パス名は不要)。

また Markdown ファイル内にユニークな ID を書いておき、その ID を指定して「[[ID]]」としてリンクもできる。後者を使えばファイル名変更が気軽にできる。 ID の形式やリンクの開始文字列 [[ ・終了文字列 ]] もカスタマイズできて柔軟なのも良い。

iA Writer では

 ia-writer://open?path=/Locations/path/to/file.txt

のような URL を発行して擬似的にリンクするさせるしかないので比べると圧倒的に便利。

1日使ってみて

今メインで使っている Mac アプリケーションiA Writer に比べると Electron ベースの Zettlr は美しさで負けるのは仕方ないところかな。

Zettlr をテキストファイルノートアプリとして内部リンクを活用しながらパーソナルナレッジベースを作っていくのありだな。

[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ Mac アプリケーション ]

Markdown#nNote

  • リストのネスト
    • iA Writer for Mac 空白4つ(3つでは駄目)
    • Atom 空白1つ (4つでも OK)

今日のさえずり: 今日は Zettlr 使ってみてる

[ 1月19日全て ]

2021年1月20日 (水)

Zettlr 2日目

昨日から使い始めZettelkasten メソッドのための機能を備えた Markdown エディタの2日目。昨日の時点で使い続けるかちょっと迷ったんだけれど、もうちょっと使い方を探ってみようと今日も使ってみている。内部リンク(ノート間リンク)の活用方法がちょっと分かってきて楽しい。

内部リンクの使い勝手が良い

エディタ上で内部リンクを「command + クリック」「control + クリック」すると「リンク先のファイルを開く」と同時にその「リンク文字列での検索」が実行される。ファイルを開くと同時にいい感じに関連するファイルのリスト(実質バックリンクリスト)が表示されて便利。内部リンクを充実させたい気持ちが高まってきた。

ID を YAML front matter に埋め込む

アプリケーションに依存する Markdown ファイルを作らないという Zettlr の原則により Markdown ファイル中のどこに ID を書いてもいい仕様になっている。

自分としてはプレビュー時に文中に出ないように、昨日ひとまず ID を HTML コメントの形式で Markdown ファイルに埋め込んでみていた。 Zettlr やメインで使っている iA Writerプレビューに使っている Marked 2 が YAML front matter に対応しているのでそこの方がわかりやすいかな。 front matter に ID を書くことにした。

ID のパターンは初期設定の「%Y%M%D%h%m%s」で

日時については基本「2021-01-20-095836」という書式を使っているので Zettlr の ID のパターンも初日に「%Y-%M-%D-%h%m%s」にカスタマイズしたのだけれど「%Y%M%D%h%m%s」に戻した。過去のノートファイルに現在日時の ID を付与するというズレが心理的に気持ち悪かったので。

Also, our own experiences show that when one doesn't use easy-to-recognise IDs, one is less prone to assume stuff, making them better suited to cross-link files. Just try it yourself! — https://docs.zettlr.com/en/academic/zkn-method/

というの納得。

内部リンクは独立した行に書き、 Marked 2 で消す

内部リンクは Zettlr をナレッジベースとして使う上で便利だが、単独の Markdown ファイルをエクスポートして共有する際には不要だ。

Markdown ファイルを各種フォーマットに変換する Marked 2 に自作のカスタムプリプロセッサを通す機能があるので、 Zettlr で管理している Markdown ファイルを共有する際は Marked 2 を呼び出して

 - [[...]]

を含む行を消してしまうように設定した。ノート関係の宣言のための内部リンクは上記のように独立した行に書いておこう。

これで個人的なナレッジベースとしてノート間リンクの充実させるという要求と、一部はエクスポートして共有したいという要求を満たせそうだ。

YAML front matter #nNote

ファイルの先頭に置かれたダッシュ3文字の行(---\n)の間に書かれた YAML データ。 Jekyll その他で採用されている。

採用しているアプリケーション:

iA Writer

Markdown Guide: Basics, Tips and Tricks on how to use Markdown

front matter に書いた値を Markdown テキスト中に [%キー] と書くことでプレビュー時に展開するのに使用。

Obsidian

YAML front matter - Obsidian Help

ファイルの別名を指定するのに使用。

  • キー: aliases
[ 1月20日全て ]

2021年1月25日 (月)

iA Writer でのノート間リンクのための PopClip エクステンション

 cd ~/notebook
 pt -l -e "^ID:\\s+$query" . | head -n 1

で見つかったファイルを iA Writer で開く PopClip エクステンションを作った。 iA Writer 上で 20210125215723 という文字列を選択したあとにポップアップした PopClip でこのエクステンションを実行すれば

YAML front matter に

 ---
 ID: 20210125215723
 ---

と書いておいた Markdown ファイルを iA Writer でささっと開ける。 iA Writer でのノート間リンクを実現。先週 Alfred で開けるようにしたものの PopClip 版。

PopClip 便利。

2021年2月3日追記

キーを「ID」ではなく「ZID」に変更した。

[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ Zettelkasten ]

今日のさえずり: バックギャモンてタイプしたらバックギャモンってバックギャモンだっけてよく分からなくなってきた

  • 09:02 天気が良くて明るくて寒くなくて雨上がりで潤っていて、呼吸が最高の朝。スギ花粉の季節前のボーナス
  • 09:27 雨の心配が無く折り畳み傘が不要なので、荷物を厳選しつつ RICOH GR III をティーニーテールメイトに放り込んできた。オランダせんべい・アルフォート・ルマンドも押し込んできた。
  • 22:55 ストリーム。 #photography RICOH GR III #GR #GRIII #GR3 #ブラックミストNo05 https://t.co/yO9ng7zbak
  • 22:56 ティーニーテールメイト、まだジッパー開閉が硬い。HDナイロンがこなれてくるのが楽しみ。
  • 23:51 Markdown ファイルの YAML front matter に書いている ID を探して iA Writer で開くちょっとした PopClip エクステンションを作った。 iA Writerノート間リンクできるようになって嬉しい。
  • 25:21 バックギャモンてタイプしたらバックギャモンってバックギャモンだっけてよく分からなくなってきた。
  • 25:22 バックギャモンしばらくやってないな。好きなのでまたやりたい。
[ 1月25日全て ]

2021年1月27日 (水)

Markdown リンク定義にリンク先ノートの ID を書く

Markdown エディタ Zettlr で内部リンク(ノート間リンク)を

 - [[yyyymmddHHMMSS]] タイトル

のように書き、エクスポートする時は Marked 2 のカスタムプリプロセッサで消す(記事)というマイルールを作った(yyyymmddHHMMSS は ID)。が Zettlr から iA Writer に戻し、ノート間リンクは自作の PopClip エクステンションで開けるようにした(記事)ので、必ずしも [[yyyymmddHHMMSS]] 形式で内部リンクを表現しなくても良くなった。であれば、最初から変換した時にドキュメントに現れない形式で Markdown ファイルに内部リンクを書いておきたい。

Markdown ファイル中に HTML コメント形式で内部リンクを書いておけば、 HTML 等に変換した時にドキュメントに出現しなくて済むのだが iA Writer だと全文検索にひっかからないので却下。

ドキュメントに出現しない表記にはもう1つ「リンク定義」があるのでこれを使うことにした。

 [yyyymmddHHMMSS]: <> "title"

として内部リンクを書いておけばプレビューしたドキュメントには現れない。若干やぼったい感じもするがなかなかいいんじゃない。

[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ Zettelkasten ]

[ 1月27日全て ]

2021年2月3日 (水)

Roam Research が気になる

話題のノートツール Roam Research が気になる。バックリンク一覧にリンク元の該当部分が出るのがとても使いやすそうで。

1年〜2年ぐらい経って飽きた時の移行が辛いので手を出さないでおこうと思っているけれど。

Markdown ファイルに保存されるローカルアプリケーションでこういう機能があるのでないかな。リンク元の該当部分はセクション単位で出てくれると嬉しい。

考えてみると nDiki (DiKicker) のキーワードでの串刺し表示も同じ思想なんだよね。

[ ノート・日記はテキストファイルに ]

[ 2月3日全て ]

About Me

Naney Naney

Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。

About nDiki

nDiki1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする NaneyWeb 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。

#nNote タグがついている記事は他の記事に比べて、より断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートです。まだ結論に至っていない考えなども含まれます。頻繁/大幅に更新したり削除したりすることがあります。

※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。

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ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。

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